2012年3月29日木曜日

BRUNO COLIN CHASSAGNE-MONTRACHET PREMIER CRU-LA MALTROIE 06

今日はいつも使う大阪天満宮駅ホームの落下防止柵が完成。

結構前から着手していたわりに遅々として進まず、他人事ながら大丈夫かしら?と心配していたのだが、ここ数日の間でトントンと工期は短縮されたらしい、杞憂に終わった。まあ、酔っ払いと乗降客の多い北新地や大阪天満宮駅は落下防止柵はあった方が宜しかろう。流石にホームから転落するほどの泥酔はないが、酔っ払いとしては他の酔っ払い属が世間様に迷惑をかける機会が減るのは、歓迎すべきところ。

さて今夜の深夜食は、昨日呑まなかったブルノ・コランのシャサーニュ・モンラッシェ プルミエクリュ・ラ・マルトロワ06。
ラムチョップに白??
ではなく、マルトロワ・ルージュ。シャサーニュ・モンラッシェといえば、白ワインが偉大なだけに赤ワインにはスポットが当りにくい。が、実はしっかり赤ワインも産しており結構な生産量なのである。白ワインの生産量より少しばかり少ないだけだ。

家人は私の蔵書のフランスAOCワイン辞典を読んだらしい。合う料理:チリ・コン・カルネ、仔羊のロースト。教本通りに、奥のチリコンカンとラムチョップを作ってくれていた。

抜栓すぐは未だ若干CLOSEしていたが、ものの半時間で華開いてくる。最近流行りのバリック バリバリのそれではなく、樽香控えめ懐かしい感じの良質なブルゴーニュ・ワイン。甘みは先行するが、酸味がアフターに心地よい。ややもすると、シャサーニュM白の持つミネラルも感じる。

一言で言ってしまうと、「清廉」な。pureとも。大変好印象。1erというのも、06と言うこと考えると呑んだ時期が良かったか。

最初、ラムチョップの獣香はこの「清廉」に対しては疑問符が付き、どっちかと言うとジュヴレイ・シャンベルタン向けかな、などとコメントしていたのだが、何の実はこのラムの脂身が見事にワインに合った。なるほどそういう事かと合点がいった感じ。

大変良いマリアージュに満足したので、良いピノは半日後に呑む面白味があるからと半分残して今宵は呑みあがり也。

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