2013年3月16日土曜日

世界一周 ~ これぞ我が晩餐


土曜でも当然仕事だ。またも車で200キロ近く移動。ハモン・セラーノで有名な町で、当たり前のようにハモン・セラーノ屋さんと商談を行った後。
自前のゲストルームで、セラーノと地場の赤ワインを頂く。

で、その足で400キロ近い距離をマドリードに向けて移動。
私は昨晩までの超睡眠不足を押して、方やすっかり元気になったグルメ隊員とホテル近場の中々趣のあるバルへ。


本当はここの横の、このバルのメイン・レストランで、リッチなスペイン料理に舌鼓を打つ予定だったのだが、残念ながらレストランは22時OPEN(最初21時OPENの看板だったんだけど)につき。

というより、こんな感じの昨晩同様の巨大なボウルのようなグラスでトリプル並みのジントニックを3杯呑んで、

ハモン・ベジョータを食べて、名物のスープに、その他もろもろタパスを食して、CAVAを2杯に赤を2杯も飲んだら、すっかり酩酊してしまい(人気店につき、お年寄りにスツールを譲った後、2時間近く立ち飲みだったこともあって)、レストランでシルバー握って食事するような体力は残っていなかったわけ。

うーん、それにしてもよい店でした。スタッフもオーナーもしかり。また行きたい店の一つ。

世界一周 ~ スペインの夜


バレンシアの南の町と、南西の町を200K往復。やはり、ここスペインの空気と空の色はこれでこそ、地中海性気候!と言った具合の美しい透明感だ。

土地柄、道の横にはon seasonのアーモンドの花が満開、桃の花の様で心穏やか。
昼飯は、こんな感じの伝統的な郷土ランチ。

午後はまた100Kほど移動して、比較的大きなバレンシア近くの町で商談後、スペインに帰化したイタリア人とディナー。グルメ隊員は疲れ果てたらしく、私一人で迎撃。

街一番と評判のレストランに連れていただき、なんだか昼間ご馳走になったものと余り変わらない、伝統的な料理を、リベラ・デル・ドゥエロの濃い赤と共に頂く。

2人でワイン2本開け、陽気なイタリアーナに「これからがスペイン・ナイトだ」肩組み込まれて、旧市街へ。
石畳の路地でバカデカイ、トリプル程のジントニックを3杯飲んで、なんとか宴了にてホテルへ帰着。既に深夜の3時である。スペインの夜は噂通り遅かったのであった。明日5時起きなんですが…

2013年3月14日木曜日

世界一周 ~ イタリアでようやく食事(J. Hofstatter Joseph Gewurztraminer 2011)


今日も空港の場所の影響で、アポ先まで往復500KM近い車移動。につき、早朝に出発する。
テキスタイルで有名な、これまた片田舎の町へ。

ここも周りに何もないところなのだが、なぜこんなところに?と思わずにはいられない位のファッションレベルのジェントル多数。ジョルジオ・アルマーニやらの工房が軒を連ねている。

仕事の後、我々の今日に至るまでの余りの苛酷かつ、貧しき食生活が哀れを誘ったらしく、昼食をごちそうになる。

山上の静かなお城然のレストラン。ライオンズ・クラブだね。昨日までの状況も手伝って、大変美味な皿の品々、私はtuna steakをいただいた。


併せて入れて頂いた、ゲヴュルツトラミナーは、ライチの香先行で、グレープフルーツやカルダモン、白檀の良い香り、桃の香りが強すぎないのも安っぽくなく好感度が高い。

目にも鮮やか、舌にも、胃にも良い素敵な昼食となった。合掌。

で、この後またミラノ・マルペンサまで戻り、またも深夜便でさて、次は情熱の国スペイン。マドリードへのトランジットのバルセロナで2杯位ビール引っ掛けられる予定だったのが、想定外のフライト遅れにつき、またも時間なし、そしてマドリードに着いたのはやはり深夜前なのであった。おーい、なんだか痩せてきたよ私。

2013年3月13日水曜日

世界一周 ~ 吹雪の影響


昨日コップ一杯の水を呑んだのみであったので、激烈な空腹で早朝目を覚ます。基本朝飯を食べない私だが、空腹を満たすため、ホテルでクロワッサンとバゲットがやたらと美味しい朝食を。
そのまま、昼には商談を終えてとんぼ返りでCDGへ引き返す。が、昨日の吹雪の後遺症パリ界隈大型玉突き事故の影響で、基幹道路が封鎖され、結局夕方のミラノ行のフライトに間に合わず。シャルルドゴールまでの5KMに泣いた。途中でこんな、中途半端な昼飯を食ったのも悔やまれる。

たまたまそのフライトだけ、LCCにつき時間をずらして事なきを得たが、またも昨日に引き続きミラノのホテルに着いたのが23時過ぎで、結局それらしい酒はほとんど飲めず。


フライト待ちのレストランでジントニック・ビールを飲むに終わった。

2013年3月12日火曜日

世界一周 ~ はからずも休肝?日


12時間のフライトの後、吹雪の中車で4時間(2時間で行けるところなのに)、パリの西にあるBernayという町に着いたのは、23時を回りとうにチェックインカウンターもクローズしてしまった、そんな時間であった。チェックインカウンターは当然クローズしているので、事前に電話してエントランスのオートロックの番号と、キーをドアに挿しこんでおいてもらって、なんとか無人チェックイン。


片田舎と言うより、集落というにふさわしいような場所で回りにコンビニやスーパーがあるわけでもなく、そのまま就寝。
成田からCDGまでのフライトで数杯のビールを飲んではいたものの、ある意味10年来続けてきた飲酒生活で初めて酒を呑まずに就寝したかも。はからずもの休肝日(違うか)なのであった。

2013年3月11日月曜日

Meyer-Nakel Spätburgunder 2011


仕事後一軒、グルメ隊員とジントニックを吞んでから少々の酩酊と共に帰宅。
勿論呑み足りないというか、呑むつもりだったのでこれを。
久しぶりに新しい、ビンテージを見た気がしたので衝動買いで買ってしばらく、宅のワイン庫に転がっていた、マイヤーネイケルのシュペートブルグンダー11年。


注いだ香は、長らく愛したドイツピノのちょいと濃い目の甘い香り。以前ここの上位キュベを吞んで痛く感動した記憶が蘇るが、しかしそこは裾もの、液の密度の濃さなどは記憶のものとはやはり違う。

ちょいと、果皮や軸っぽい、また青い香りが混じる。
液色も、ピノと思えない位濃いガーネット。一口口に含むと、、、うーん何だかニューワールドのピノみたいね。カリピノみたいな。

大変眠かったこともあって、2口程呑んだら寝てしまった様子。

2013年3月10日日曜日

天満で魚屋


昨日のリベンジ?パスタがどうしても食べたいような気だったんだが、家人は残念な想いをするのはイヤとのこと、天一の端っこに最近できたと思しき、魚を食べさせる店に入る。日曜にもかかわらず、それなりの客入りである。

ハマグリを頼んで出てきたのは?浅利??


横のテーブルで美味しそうに食べていらっしゃった方を真似てオーダーしたのだが、大浅利というのが、我々が食べたかったものだったのかしら。

まぁ、しかしそれなりに色々串揚げやら何やらもいろいろ頼んで、日本酒を燗で4合、角ハイを中ジョッキに1杯、大ジョッキに2杯いただき、比較的満足のお腹をさすりつつ店を後にしたのであった。