2012年2月4日土曜日

節分

豆まきはせぬが、恵方巻きは食す。

市販の寿司故、甘い甘い。酒はビール代わりのcavaを。
赤も抜栓するつもりだったが大変な睡魔に中られて、cava呑了後いつの間にか寝ていたようで。
撒かんかったものの、ちゃんと豆も食す。



2012年2月3日金曜日

醸し人 九平次 山田錦 2010

風雪の吹き荒れた日本列島。温暖な近畿一円も例に漏れず寒かった。
寒風の中、天六まで借りていた漫画を返しに行った帰り熱燗でも貰って帰ろうかと、いつもの酒屋さんに。
西天満のワイン屋さんのkちゃんいらしたので、一献の予定が四献も頂く。
二献目、田光を呑んだが不思議なもので家で呑む時は濃すぎる位だったのが、外ではこんなにスッキリか。するすると水の如く呑了す。
何にせよ燗酒呑む予定が、全部冷で終わってしまうこの矛盾。まあ美味しかったから良いのです。


2012年2月2日木曜日

クラテッロを解体す

昼からpizza 食しながら、さんちゃご宅ハウスワイン認定のmeinklang burgenlandred を。

頂き物のクラテッロ4キロの塊が延々と冷蔵庫に鎮座しておられたので、意を決して解体することに。しかも拙宅には切れ味は良いものの刃渡りの小さな、global のpetit knifeしかない。この小さな武器を片手に小塊と格闘すること一時間弱。16等分に成功。我ながら綺麗に裁けたもので。カットするとどうしても劣化は避けられぬので、ラップしてziplockに入れて冷凍に。


勿論晩はこのクラテッロがメインです。前述の通りイタリアの生ハムの最高峰。イタリアでもクリスマスなんかの特別な日にしか食されません。何せ100gram2000円の強者ハム。
香りは複雑です。カカオバターのような甘い香り、良質な畑の香り。口に放り込んだ瞬間、サイドの脂は溶けてしまいます。素晴らしい味わいで。そりゃあ「美味しんぼ」に幻の生ハムとして登場してもおかしくないですな。
さんちゃごにしては珍しく、酒より肴の話が先行したが、ちゃんと飲んでます。

始まりのハートランド。ハムが美味しすぎてビールでは位負けしておると言うことで、パプクレマンのオーナーで有名なベルナール・マグレ氏所有のChateau bois pertuiの04を。

無名に近く、メチャンコ安いのですが、マグレ氏のワインは全て葡萄は手摘、その収量も極端に低いのが特徴。お陰でクラテッロ数百グラム分のお値打ち価格で、大満足の一本。ただ、現在日本に紹介している輸入業者があるのか知らず、今後継続入手出来なさそうなのは残念也。
そんなこんなで、ワイン開けた後もボンベイのラムネ割やら、昨日のリベンジ ラスティ・ネイルやら作って呑む。

2012年2月1日水曜日

Calandray reserve cote du roussillon villages 09

久しぶりのCalandray
クラムチャウダーと。ほんまは合わせて白開けかと言うておったのだが、多分白赤呑む余力は残っておるまいと赤。ルーションの秀作です。ヴァランドローのThunevinの名前もエチケットに入っております。一時このワインにはまってカートンで買ったっけか。
甘く甘く甘いワイン。シラー・グルナッシュ・カリニャンのセパージュとは思えないフィネス。しなやかにして甘美也。
T嶋さんのトリでサラダも。肝しぐれ。ワインがスムーズ故、あっちゅうまに呑了。
ちと呑み足りぬということで、ラスティ・ネイルをビルド。とても好きなカクテル。
毎日呑むものでなし、なかなか材料のドランブイにまで投資する余裕がなく、宅では呑む機会がなかったが、安く売っていたので買い求める。
しっかしドランブイのボトル新しくなって…なんとまあ。リニューアルして格好悪くなるボトルって多いが、なんでまたこんなボトルにしてしまったのやら。若者狙う類のリキュールでもなかろうに。
慰みに横のも一つの材料のスコッチはjhonnie walker swingの特級old btl也。新旧相見えるという訳です。現行のswingより高級感がありますね。


ジョニーウォーカー スウィング 43度 700ml JPHNNIE WALKER SWING


ちょっとドランブイが多かったかな。甘い。ワインの「甘い」は良い意味に、カクテルの「甘い」は「脇が甘い」と同じニュアンスだ。腕が落ちたね。

2012年1月31日火曜日

Ch de latste 2000

呑むもんないなと、酒庫覗けばあったあった1er cote de Bordeaux の2000年。しかも1000円台の格安とあらば気軽に抜栓出来ると言うもので。
デキャンタ大は洗うのが大変なので、デキャンタ小で。ん?いい香りが… もしかして大当りか?
テイスティングの味は、大変丸。丁度呑み頃に差し掛かった熟成の甘味が。しかして、暫くするとまたcloseしたり。なかなか気難しい感じです。
ただ美味しいのは間違いないので、あっちゅうまに呑了。



肴のぶり大根の煮汁とよく合いました。
食後酒にカルアホットミルク。alcが足りぬから黄角足して。

2012年1月30日月曜日

Cheateau Mont-Perat rouge 09

酒庫にほったらかしになっていたmont peratを。
ロールキャベツと合せて。私が幼い頃から食べなれたブイヨンに沈んでいるロールキャベツと異なり初めて頂いた時は魂消たが、慣れるとこれは旨い。より一層赤ワインに合う感じです。
初めて呑んだモンペラはいつだったかかれこれ7年以上前か?まだ神の雫効果も薄く、よくお世話になっていた伊丹にあるwine barのマスターに教わって買い求めたんだっけか。価格は今と変わりなく3千円UDだった記憶が。
ただ当時のVTは03だったような…7年前というのはプリムールの入荷時季としてはやや信憑性薄いな…6年前だったか知らん。
その時呑んだmont peratは確かに旨かったことはよく記憶している。タニックではあったが。
しかし、その後毎年半ダース~1ダースはコンスタントに購入するmont peratだが、年々大衆迎合というか早呑みスタイルと言うべきか、イージーなワインになっている印象は否めずだった。
昨年VT08などはその最たるで、いよいよこんなになっちゃったか…と半ばニューワールドの甘い濃厚ワイン呑む心境でボトル明けたことを思い出す。
して今宵の09は…!素晴らしい!
デキャンタージュ後30分でのサーヴは…やはり…な甘さだったが、あれよあれよと閉じてくる閉じてくる。一気にカチコチのタニックワインに。こんな巻き戻し現象もあるんですね。
ポテンシャルの高さに、感嘆。いや、今呑むには硬質すぎるんですが。今後素晴らしい熟成をするであろうことは感じ取れました。
メルロ主体でこのタニック。やはり09はグレイトVTか。

酒が良いのでアテも進む進む。今日は粗食で終わらせる予定が。

2012年1月29日日曜日

久方 黒牛 純米雄町60%無濾過生原酒

最近、早春に押されがちで登場機会の減っていた黒牛。久しぶりにオンステージ也。
とは言え行き成り日本酒の原酒呑み出すほどワイルドでもなく。やはりビールは欠かせず。
拙宅では一番出現頻度の高いエビス。完成度の高いジャパニーズbeerだと信じて疑わず。少なくとも私は。
最近苦味の追及に余念がないので、毎度阿呆の一つ覚えの如くコーラコップ。使用頻度高し。
独特の苦味と上質hopが判り易いお手本の様なbeerです。
プレミアムモルツがいかんとは言わぬが私はやはりエビスの方が好き。同じ値段払うならば。
大阪市民、こと北区民、つと北新地徒歩圏在住的にはSU贔屓があるべき姿ですが。いやプレモルも好きなのよ。初夏とか秋口に呑むには。あのaroma hopは秀逸ですから。
まあ、ビールの話に終始する時は目新しい酒を封切らなかったときの常。許してたもれ。
これ以外にもビールをあと一缶、ワインをグラスで2杯。基本NBビール呑む時は瓶ビールがほぼ、なだけに缶が多いのはさんちゃご的には珍しいことで。
冒頭の如く最近「早春」に晩酌の朋の座を明け渡しがちだった黒牛の新酒を。
今日は鶏がメインだったのですが、いつものブロイラー細切れと違いT嶋さんで仕入れた地鶏のモモ肉故、黒牛のテリがよく合いました。既に4合近く呑む。一気に「早春」の残に近づく。
来月和歌山に仕事仲間と泊まりでクエを喰いに行くのだが、其が為に黒牛の「瓶燗急冷」早めに仕入れに行かねばね。和歌山の宿に和歌山の酒を「逆輸入」も野暮い話ですが。
宿に置いてなければ悔いが残るので。万難排して酒を拝む。と。
明日こそは滞留してきている赤を。