2012年6月9日土曜日

角ハイ

今夜も深夜帰宅。すっかり遅くなったので、軽めに。


軽くないか。

労働の後の角ハイはやはり何物にも代え難く、染み渡る。染み渡って1杯で止めればいいのだが、酒飲みはそういうわけにも行かず。この後、宅上に醸造酒がないのを補うかのごとく、角ハイを3杯ほど立て続けに呑んだのであった。

取り立てて、書き立てることもなく今宵は平和に就寝。

2012年6月8日金曜日

Diel pinot noir 02-2


久し振りにヤジロベエのコンビニに寄ったら…またぞろ限定品と宣うビールが並んでいたので、思わず購入。
相変わらず分かりやすくサッポロ偏愛だ。
此れは特段特筆すべきことは無い、最近流行りの冷たい系のビール。そういう手合いを求めていたので良し。
中華風と言う皿たちに合わせて、ビールの後は角ハイを幾杯か。




中華風前菜終わって、オーヴン料理が出てきたので、昨日の続きのディール・ピノを。昨晩はやや固さの残る此であったが、今宵は見事に開花して甘さと酸の絶妙のバランス。幸せ也。



ピノを飲み上がって、冷凍庫のスペースを食っていたグレンゴイン10YOをストレートで。これが寝酒としてかなり優秀だったようで、そのまま倒れるように眠りに就いたのであった。

2012年6月7日木曜日

SCHLOSSGUT DIEL PINOT NOIR 02

今日は色々買い物DAY。本当は靴と鞄を買いに行ったはずが、いいものが無く。気づけば余り関係ないものを買っていたり。


さてと、梅田で歩き疲れたので。今宵は泡から。いつもの4B。これもあたりだ。グラスの清潔さ具合が肝要。泡は立っているのか立っていないのか分からぬ位の静的具合。
あわせのブラウン・マッシュルームのサラダ。


肉ミディアム・レアに併せ、ディールのPN02ラスト2本目を。



このボトルは、やや硬めの一本ではあったが湧いてくるイメージは、やはり赤砂の枯山水。茶の湯、水墨画。昨日のOTTESのPNとは同じドイツでも、格違いの奥行きと立体感。動物的で有機的なニュアンスが強い。


おまけのブラウン・マッシュルームのエスカルゴ風。これもワインにあってよかった。
よく歩いて今宵は眠いな。

2012年6月6日水曜日

甲乙着け難し独・伊の赤

今宵はまた肉料理に併せて赤。この2本だ。


ottes lorcher kapellenberg spateburgunder trocken 08
オッテス・ロルヒ・カペレンベルク・シュペートブルグンダー・トロッケン08-2

Poggio alla guardia igt MARENMMA TOSCANA 05
ロッカ・ディ・フラッシネッロ・ポッジオ・アッラ・グアルディア05-D

泡をあけるかどうするかの議論になったが、ALCの摂取総量を考えて角ハイを食前酒に供することとなった。食前酒と一緒にウェイティングのアボガドと蛸の山葵和え。


続けて、メイン皿。



このドイツとイタリアの共演、どちらも私のこの価格帯で手に入ったワインの最近のベストなのだが、本当に甲乙着け難し。ドイツはPN100、イタリアはSg15・M45・CS40。VTも08・05とバラける。共通なのはどちらも樽熟成なしで、TOPキュヴェでもなく、今まさに素晴らしい熟成のピークにあると言う点。

肉を食してはドイツ、ドイツの次は肉、肉の次はイタリア。と、このロンドが続くのだが、止まらない。
止められない。もうこれはワインと肉とのマリアージュ実験の如し。

両者ともひたすら甘い、そしてくどくない、香りも各々の目指す方向性においての素晴らしい香りを放っている。これを、各々の本家筋のフランスBRGとBORで共演させたならば、最低でも3倍から4倍は出費しなければというレベルだ(BORに至ってはこんな熟成感の出てるVTがその値段で買えるか否かがかなり怪しい)。本当に美味い。

イタリアのこのフラッシネッロの3rdボトルのこのVTは、これにてストックアウト。次のストックは07だが、05トスカーナ故の開花時機だったことを考えると同じ様に楽しめるかどうかは、不明。近々検証せねば。


美味しいワインが楽しめたときだけのお愉しみとなりつつある、シングル・モルトを1杯チビリと呑んで、かなり満足のうちに呑み上がり。

2012年6月5日火曜日

DOMAINE BILLARD-GONNET POMMARD PREMIER CRU 2008-2

嗚呼、やはり酩酊して記を残すのは止そうね。昨日の記も、最期は意味不明だ。途中までは頑張ったんだが…

今宵は昨日の続き、ビヤール・ゴネのポマール1er二晩目。


新調の黄瀬戸は家人が蚤の市で買ってきたもの。以前から黄瀬戸が欲しくて欲しくて堪らなかったのだが、中々良いものに出会えず、出会っても作家のものでDRCアソートBOXばりに滅茶んこ高かったりで。これ蚤の市終了間際の叩き売りだったらしく300円で買ったのだとか。

黄瀬戸の良いのは、盛る食材の色が映えるところ。

さて、ポマール1級は。酸がかなり声高になっている。しかし、果実味が減退しきっておらず尚且つタンニンも比較的堅牢なので酸勝ちのやや甘BRGと言ったところ。美味しい部類に入る。BOD・ローヌ一辺倒だったちょっと前から考えると、こんな酸っぱいワインにも随分慣れたものだ。

ロールキャベツはさんちゃご用と家人用の、ブイヨンとトマト。ピノにはトマトの方が合い。

ゴネのポマール最後の一杯に併せて、いつものドイツ・OTTESシュペートブルグンダー08も抜栓。


スマホのカメラでは殆ど違い分からぬが、全く違う色調。左がドイツ・右がBRG。ドイツは橙に近い美しい澄んだ色調、熟成と美味かろうことが見て分かる。一方BRGは同じVTとは思えぬ紫、濃い。

熟度の進行具合でポマールの分が悪いものの、横にして呑み比べると、ポマールの方の造りがいかに雑いかがわかる。ポマールが3000円位、方やラインガウ・ピノは1000円(元3000円)。値段差抜きにしても、30倍くらいラインガウの方が美味い。値段入れりゃ90倍だ。

しかし、このピノも残すところ5本…

いつもお世話様のワイン輸入元がここのワインから手を引いてしまったので、どうしたものか。直接生産者から個人輸入かな…

2012年6月4日月曜日

DOMAINE BILLARD-GONNET POMMARD PREMIER CRU 2008

週の半分インド料理屋で昼を食しているのは既に記した。
その店でいつも、サーヴされるまでの数分の時間を読書して過ごしているのだが、「さんちゃごさん本当に読書家ですよね」と言われてしまった。食事楽しみに行く場所のご主人にそんなこと言われているのは微妙な心境だが、実際本はよく読む。ビジネス書や経営関係のものも読むが、基本は雑食だ。最近ではゲバラの伝記、椎名誠氏の酔客エッセイから果てはスターバックス・コーヒーの成功則、さんちゃごROOTSの「老人と海」原文まで、何でも御座れ。
一日の読書時間は、流石に仕事に押されているので然程長くは無いが、おおよそ3時間。文庫本換算最低月10冊は読んでいるか。これが、全部仕事の血となっていればビジネス・エリートの道を歩んでいるはずなんだが…。

まあ、この記に毎日出てくる酒がその妨害になっているのかどうだか。

今宵はお疲れ慰労で、先ずモルガンのハーフソーダから。五臓六腑に。
モルガンはやや甘いので、この後は角ハイ4杯。

更にこの後余り考えずに、「呑んで甘い酒」が欲しかったので。こないだ呑んだ、ビヤール・ゴネのポマール1er2008を。

確かに甘い。しかし、先日の個体よりやや酸勝ち。こんな時間からポマールとは言え1級開けてる時点でNG喰らいそうだが、今宵の気分にはMATCH。

昨晩のヒドイ投稿を危惧して何度と読み返すものの、視界がぼやけるので今宵は諦観と反論胸中秘めを決め込みそろそろ呑みあがり。

2012年6月3日日曜日

Fugue de Nenin 1999

生まれて初めて感電した。いや痺れやした。電球替えてる時にスプリング・ソケットを逆に、「きゅっ」と押下すると「ジリ」と来た。
痛いの何の。このやる瀬なさのはけ口をどこにすべきか、悶々と。

ということで、今宵は先日空けたフグ・ド・ネナンの姉妹VT1999を。


(画像横で、失礼。)

音符・味わいの多重層=ポムロールのネナン。冒頭のハプニングとは関係なく、単に「今日は牛です」との知らせに併せて古酒抜栓。

フグ・ド・ネナン行く前に、先日中ノ島で呑んだクレマンのBRUTを。



さて前回のネナン・セカンドは大いに未熟な感じが前面に出た赤であった。して、この90年代は。

グラスに注ぎ、「はて紫ぞ…」。99年のフグ・ド・ネナンはオフVT。もう10年超えで所謂over matured位、エッジに軽く煉瓦色を期待したのだが。全然。まだ固い。タンニンは強固でメルロ故のたおやかさはあるものの、熟成による丸みは垣間見えない。どこかでかなり冷たく長期冷蔵されたのかしら??



抜栓2時間越しの香りは、ややリキュール様の香りも感じられるが、やはり熟度によるものは見えない。ただし、ポテンシャルは感じる。きっと明日の18時以降に美味くなる手合い。だが、いつもの如くもう残っては居ない。


今宵のテーマは新調のラギオールのカトラリーなんだが…、ほとんど写らず明日以降に持ち越しだ。

何にせよ、本日のテーマは「今宵もよく呑んだ」。

※何書いているか、ほとんど分からぬ与太LOGにつき修正稿多謝。