2012年11月3日土曜日

夜の部 DOMAINE FAMILIAL L.DUPONT CALVADOS du Payd' Auge 1980

昼しこたま呑んで、よく昼寝して、流石におなかも空いていなかったんだが、
家人は昼食の後、せっせと美味そうな肴を作っていたので、少々いただきましょうか、
と夜の軽食呑み。


表題の1980年ものカルヴァドスに入る前に、カンパリ・ライム・ソーダ4杯ほどで助走をつけて。
カルヴァドスは、以前呑んだ時に比べて雑味が飛んで、親しみやすく大変美味しくなっていた。

洋酒、ことコニャックや、マール、グラッパなど果実の粕取り焼酎類は
経験上、何故か封切間近は酒が硬く、気難しいことが多い。
こういう時の酒をたくさん飲むと、十中八九悪酔いして
翌日しんどい思いをするわけだが、なんなのでしょう。酸化防止剤が飛ぶのかしら。

何はともあれ、美味しくなった30年超えのカルヴァドスを寝酒に堪能して
安眠就寝したのであった。よく飲み食いした土曜。

昼の部 ~ Bodegas Hidalgo La Gitana Palo Cortado Wellington VOS Aged 20 Years SherryBodegas Hidalgo La Gitana Palo Cortado Wellington VOS Aged 20 Years Sherry

2週間ぶりの休暇。家人とともに昼からワイン。
本当は中之島にピクニックに行こうと考えていたのだが、雲が空をよぎると
かなり肌寒く家でゆっくり食事をしましょうということになったのであった。


この前ベビでいただいた、レンコンのオヴン焼きが殊の外気に入ったみたいで、見よう見まねの
模擬肴を真ん中に、キッシュ・ロレーヌやら、鶏の軟骨やら。模擬肴は何の大変美味であった。

要の酒は

G様にスペインから直送していただいた、VOS20YOのシェリーでなおかつ大好物のPalo Cortado(!)
PALO CORTADOはオロロソ(赤ワインで言うカベルネ・ソーヴィニヨン)とアモンティリャド(ピノ・ノワール)の両特性を持つといわれる、稀有なシェリーだ。
パロコルタドは、フロールが熟成工程で消えてしまうことでできる。
未だにフロールが消える仕組みはよくわかっていないので、意図的に生産することが
できないというのも神秘的で魅力を振りまくこのパロコルタド。なおかつ、G様のお計らいで
VERRY OLD SHERRY 20年。
家人共々SHERRYには目がなく、リミットがなければ1本すぐなくなるのは
目に見えているので、グラス1杯だけにしましょうと。

濃密な液色、心地よき老ね香、口に含んだ時に膨らむ食物の如き立体感。
これもまた良い日本酒の老ねの燗酒に通ずるもので
酒精強化ワインという単なる飲み物の範疇に収まるものではなく、
独立独歩可能なスープでありますな。
魚介類のエスカベチェが無性にほしくなる、そんな食す肴をも指定するワイン。

1杯で我慢できるはずもなく、結局2杯いただき渋々セラーに戻したのであった。

G様、久しぶりに関西にお戻りのご様子で、
レポートが大変遅くなりましたが、この場をお借りして素晴らしきお酒をありがとうございます。

この食前・食中シェリーの他には、ルーニーのマコン・ラ・カルト2009を3/4本、コアントローリッキーを2杯、カンパリソーダを1杯と、昼からなかなかの呑みっぷり。
で当然、酒の後はSIESTA。

2012年11月2日金曜日

LOS BOLDOS MOMENTOS CARMNERE 2011

週末につき少々仕事呑みした後、宅に直行。ワイン。
家人のワイン。チリのカルメネル。

独特のヴァイオレットの香、マイルド・スムースな舌触り。値段は聞かなかったけれども1000円下回るくらいかしら?そう考えると、やはりチリ+カルメネルはコストパフォーマンスが高いよなぁと。


今日は仕事呑みでも、市価1500円~2000円位の南仏やスペインの黒系濃い濃い赤ばかりだったけれど、それらに比べても遜色ない感じ。

酔っぱらって帰ったものだから、何故かコンビニエンスストアでモダン焼きを買ってしまったみたいで、
家人の作った茸のオヴン焼など、諸々食しつまったり秋ワイン。

気づいたら、寝ていたみたい。

2012年11月1日木曜日

呑み@十代橘

久しぶりに大阪に帰ってきたはよいけれど、なかなか落ち着かない夜の呑み生活。
本日も、取引先さんの慰労会ということで、いつもの十代橘@南船場にて呑み。

6人で角瓶2本空にしての会食であったので、まあそれほどの酒量でもなく
中々魅力的な未来の話ができたりして、有意義な会食ではあった。

23時頃に解散。私は少々呑み足りなかったのと、一人で静かに呑みたい気がしたので、
宅に帰る前にいつもの酒屋さんに立ち寄り、一献冷をいただいた。


お漬物の写真だけは撮ってたみたい。明日も飲み会なんだよな。

2012年10月31日水曜日

DOMAINE FAIVELEY GEVREY‐CHAMBERTIN 1er CRU LES CAZETIERS 2006

長き1週間半の山梨より、予定より1日早く帰阪。今月の家人とのワイン会を開催していないことを思い出して、急遽ベビに行くことに。
でかいLUGGAGE引いて、ベビに直行。

家人と合流するまでの、暫し待ち時間は よくかち合う御嬢さん2名とマスター交えて談笑しながら
ピクルス1皿あてに、ビール・角ハイ2杯・ペルノリッキーと呑む。

家人参戦でワイン会開始。まずは盛り合わせ。白と併せて。
バゲット・パテが大変よろしい。


本日のワイン。フェヴレのジュブレ・シャンベルタン・1級・レ・カズティエ2006。

 カズティエはご存じの通り、同アペラシオンの1級畑の中では一番上の方の畑で特級畑に匹敵
として比較的人気も高い畑。フェブレのカズティエは呑んだことがなかったので、トライとした。

よい香り。ジュヴレ・シャンベルタンらしいという雰囲気ではないが、
安いジュヴレ・シャンベルタン1級クラスにありがちな繊細さを欠いた、
単に濃くて強いピノといった雰囲気はなく、優しく、繊細な香。赤系果実が主体だ。

甘味はジュブレ・シャンベルタンらしく、酸はジュブレ・シャンベルタンらしからぬ綺麗さで
お陰かタンニンのフィニッシュも秀逸。

やや骨格が弱く感じるのは、タンニン量の少なさと酸の豊富さ故かしら。
何はともあれ、大変満足のピノである。


ジュブレ・シャンベルタンに合わせて、こう言うブラウン・マッシュルームの料理を
さらっと作っていただけるのはやはり毎度多謝合唱でござい。それにしても大きい
マッシュルームだこと。


根菜類もジュブレには鉄板。

 自家製のソーセージも。

色々食して、同席の御仁たちとワイン談義に興じてなかなか満足の一夜。
山梨の男のキッチン同好会も好きだが、こういうのがやっぱり落ち着きます。

2012年10月30日火曜日

K一番搾り とれたてホップ@単身赴任寮

予定より1日帰阪が早くなり、今宵が今回の山梨滞在最終日となる。
昨晩作りすぎた、湯豆腐の残りを適当に加工して最後の晩餐。
サイドメニューは温めれば良いだけのおでん。

おでんに合わせて、K一番のとれたてホップを1本のむ。
このとれたてホップは個人的に好きで、シーズンごと買い求めるものだ。
今年もおいしい。(今HPを見ると、10月31日~発売となってるが…)



あとは、最後までお世話になった、4L大容量角瓶(正確には、1本目の大容量は角でなくバーボン風)をひたすら、角ハイにして作り呑む。
明日は早朝山梨を発つと言うことで、早めに切り上げて就寝したのであった。

2012年10月29日月曜日

湯豆腐@単身赴任寮

さて、休みがあけてまた大阪より仕事仲間が帰ってきた。
一気に寮は6人の大所帯に。賑やかなものである。
昨晩、粉ものを食しすぎて胃もたれしている我々を慮ってか、
今日山梨入りしたメンバーより、今宵は湯豆腐にしましょうということで、湯豆腐。

6人前ということで、かなりの物量の具材を仕入れる。
いつも行く、寮から車で10分ほどのスーパーではすっかり我々は怪しい
おっさん集団と認定されているようで、(なんせ、がらの悪い大阪弁で
背広に、カジュアル、現場服の一団がカートを押しながら、それはそんなに要らんやら、氷買ったか、肉は鶏モモやないとあかんだの言ってるわけだから)
レジのお姉さんたち含め店員さん達がかなり丁寧に接してくれる。

で、気持ちよく買い物して寮に帰って、おっさんたちでネギやらシイタケやら
白菜やらを切る切る。たちまち湯豆腐開始。

滋味にあふれて大変うまいのだが、ミカン函 2函分はゆうにある
野菜たちはやはり、大の大人6人にも少々どころかかなり多かったようで
湯豆腐で胃を労わるはずが、結局一番若い私が喰え喰えと煽られて
あほほど食して、更に胃を重たくした次第。

で呑んでいたのは、当然、角ハイ。これは酒の記し。

2012年10月28日日曜日

お好み焼き@単身赴任寮

今宵は、長野県に帰省していたメンバー一人が寮に戻ってきたということで
残留3名大阪人が長野人を御もてなしという、粋な計らいでお好み焼きを作ることと相成った。

お好み焼き粉残しても仕方ないやろということで、1kgの粉全量使用して
ミックス玉を作ることに。久しぶりに真烏賊を下ろしたり、長芋すったり皆でキッチン倶楽部だ。

松茸の粉末お吸い物入れたりして、なかなかの拘りを。
なんせ、大阪人なのでお好み焼きを失敗するわけにはいかない。

が、どうも長芋が多すぎたようで 焼こうが蓋して蒸し焼きにしようが中々焼成されず。

10枚以上焼いたのかしら、最後の最後に焼きあがったものが
一番上手に焼けたが、一人1枚半食したところで、もう誰も次のお好み焼きを
食すだけの胃のキャパシティが残っておらず、残念ながら冷凍庫に直行。

今宵呑んだ酒は、はい角ハイです。