2012年6月2日土曜日

生涯飲酒量 酔客それぞれの想うところ

今読んでいる、椎名誠氏の本に、人間が20歳から70歳まで毎日大瓶2本(だったかしら)のビールを飲み続けたとして、25mプール一杯分にしかならない。という記述があった。確か同様のコラムを漫画、神の滴でも読んだような…(きっとこの手の書面からの起想なんだろうけれど)
ワインだとタンクローリー一杯分だったかな。

椎名氏もこのコラムニストも一応に「我が酒人生って…」と哀愁漂う感の締めくくり。確かに…私も例に漏れずの態。酒飲みの考えることは案外根本は同じ様なものか。

そんな、タンクローリー一杯にも貢献出来なさそうな今宵の酒は、かなりの深夜帰宅も相まって、テーブルワインの白をglassで一杯。

深夜2時も回ろうと言う時間に、飲んだり食ったりしていては、70歳で飲み溜めたプールを振り替える前に、酒の詰まった25mプールの浅瀬で早々に溺死しかねんよ。

と言うわけでは全くもって無いけれど、今宵はここからワインを抜栓することもなく、呑み上がり。こう言う夜もある。


2012年6月1日金曜日

後半戦 DIELGOLDLOCH RIESLING GG 2005

ビルボードにジャズ・アクトを鑑賞に行くはずが…
昼の部で呑みすぎだ。気づけば、開場開演の時間過ぎてるじゃないの。

仕方が無いので、宅でゆっくりすることに。


頻出のバイオレット・フィズ。
昼の中ノ島で食べ過ぎたので、食の方は少しずつ。
で、また奮発して開けてしまったディールのゴールドロッホ リースリング特級。
嗚呼、甘美なり。色調は明るい麦わら色。香りはペトロール少なめ、顕著な金木犀、アプリコット・ブランデー。

ちょいと酸が合わないものの、自家製ピクルス。手前の無添加アーモンドはこの特級によく合う。


何故か気づけばwiiのスーパーマリオ3をやっていたり。家人の方が数段巧く、私は拗ねて就寝だ。



前半戦 中ノ島薔薇苑で宴

今日は、昼から中之島へピクニック。快晴と曇天の中間の如し。こりゃ絶好のピクニック日和だ。と、ご機嫌で宅を後にしたのだが…暑っついよ。しかも、かなり。

薔薇園の薔薇が良い感じで、平日にも関わらずかなりの人だかりである。

まあ、しかし人だかりは眼中に無く、ランチョンボックスつつきつつ、薔薇を愛で、久しぶりのジュラのクレマンを。しかも滅多に呑まない1/2sec。
この甘さで暑さが助長される感じだが…、たまの甘口は新鮮で面白い。


兎に角暑く、バラの草壁のあるベンチに移動。何せ暑っついので、泡が即無くなり…その後はいつもの廉価ファルツのリースリング。


随分と日焼けして昼の部は終了。後半に続くぞ。

2012年5月31日木曜日

Les Champs de l'Abbaye LES ROMPEYS 2006

携帯のsmart phoneの限界を感じ、タブレットを購入。



当然プラットフォームがAndroidと言う時点で、スマホのでかい版なのは了承している。
仕事関係が全てgoogle媒介しており、ノートPCより軽く小さいタブレットは必携だったのだが、いつもの天邪鬼の性格ですっかり購入が遅れたと言うわけ。
随分と安いし、使い勝手が良いかは別にしてまあこれから毎日使用することにはなるかな。

さて今宵はブルゴーニュ・コート・デュ・クショワ。2001年にACブルからAC+地方名+地区名に格上げになった、アペラシオンだ。先のデストック買いで安く函買いしているもの。最近ここシャンドラベの赤が続く。


皿も肉使用だが、その前にいつものハウス泡(仮)のクレマン・ド4B(先日3Bと記しているが実は4Bではとの指摘があったので。ブルゴーニュ・ブラン・ド・ブラン・ブリュット、確かに)。


今宵のこの泡は当りBTL。泡が綺麗に1本で昇り液面に輪をつくっている。酸、糖、泡がバランスよく調和して、宜しい。同じバッジのワインでもこういう風にボトル間で個体差が発生するのがワインの面白いところでもある。美味しいのであっという間に呑了。


自家製ピクルスも泡に併せて。5分漬と言った感じで食感が新鮮。

本ちゃんシャンドラベは、これも当りBTL。抜栓のタイミングが遅れてしまったのだけれど、抜栓20分で十分に開花。いつもながら、BRGとは思えない黒い液色、香りを取れば黒スグリ、桑の実、他黒系果実香、タンニンは幾分大作りだがザラつく下卑た感じはない。

またも失敗したという、家人のオーバー・ヒート気味ローストビーフに併せて呑めば、この濃いブルゴーニュとよく合って宜しい。

先の同生産者のコート・シャロネーゼ同2006VTとはまた打って変わっての感で、これがテロワールの体現と言うやつやねと、巧くまとまり結構満足なうちに呑みあがったのであった。

2012年5月30日水曜日

油長酒造・風の森 ”青丹よしSP” 秋津穂 純米 無濾過 無加水 生酒

約束どおりG様ご夫妻出国前に天満で再開。今回もプライヴェートだ。

ふらふらと天満を散策し、いつも行く立ち飲みの奥田さんでビールと土手焼で、喉と小腹を落ち着かす。A-SD大瓶2本と串6本、土手焼、ポテサラ食して3人で1300円。「ここだけで良いよ」と仰るG様を連れて、天神橋筋商店街を1丁目に向けて徒歩で南下。

いつもの酒屋さんに。ここのところ過忙だったため、かなり久しぶりの来店だ。
お料理もお酒もお任せで。大好物の風の森の…??新作か?機械式瓶に入っており、栓を外すとポンとなる。お、微発泡酒だ。香りも爽やかな青リンゴやメロン様。味は…キタ!理想的!微発泡がここんちの酒に少し足りない酸を補っている。

G様ご夫妻は田酒の呑み比べをされていた。ちょこと私もいただいたが、良いお酒。


なんやかんやとカウンター一杯になるくらい色んなもの作っていただいて、お酒もこれ以外に4合程。余り写真撮影も野暮なので、写真少なめ、あい御免。かなり満足で結構な酩酊だが、粉物が食べたいと仰るG様なので、酒屋さんをあとにして…すぐ近くの天満の名店、甚六へ。


甚六で豚玉やら、焼ソバやら食し、日本酒の日ということで福寿の凍結酒を。満腹だ。夜も更け、ここでG様をタクシーにお乗せして散会。

この後私は一人で西天満のワイン屋さんに行ったようだが、何を呑んだか何を食したか何を話したか余り記憶になし、モデルさんのような長身イケメンの男性スタッフが増えていたこと、お会計のときに800円だけ支払ったこと、笑顔でお見送りしていただいたこと、だけは覚えているのだが…

2012年5月29日火曜日

Alain HUDELOT-NOELLAT Chambolle-Musigny 07

そう、今目下の心配事はサングラスを買うか買うまいかという、どうでも宜しい瑣末なこと。しかし、トムフォードのサングラスが夢に出てくるくらいだから余程だ。愛用していたレイバンは釣りで覗き込んだ海に沈んでいった。も一つこれも長らく愛用していたアラン・ミクリのサングラスは先の花見で酔っ払って紛失した。

光に余り強くない夜型の私にはサングラスは必須なのだが、基本的に良いものを長く使用する私には「紛失」は減価償却の終わっていない資産を図らずも滅失してしまうに等しい。ここで又高額の(DRCのエシェゾー買える位の)サングラス買って紛失することを思うと…ユニクロで売っているような、使い捨てサングラスでも良いのかとか思ったりして。いや、あんた呑み過ぎなだけでしょうって?

酒にファッション、インテリアと浮気者の趣味には金がかかって敵わんね。

さて、今宵は家人のリクエストに応えてユドロ・ノエラのシャンボール・ミュズィニー07。


この画像を挿入して、ふと気づく。そういや、この前ここんちのシャンボール・ミュズィニー呑んだときも、愛用のアイウェアの話を書いたっけ。痩身美人のシャンボルは知性の象徴アイウェアと相関関係があるのかも。ないよ。

リクエストされることなぞ、ほぼ無いだけに皿は盛りだくさん。写りきらないので、学校給食絵図の如く上から集合写真。


で、右下に映ってるのが先日ベビでめちゃんこ美味かったミニトマトのコンポート。


美味しいじゃん。今宵は無いけれど泡が欲しくなる感じ。


拙宅では珍しく和牛だ(私が脂の多い肉を好まないので)。近江牛のアラカルト・トッピング添え。奥のケーパーと併せて食すのが私的には一番宜しかった。その右横のフレンチ・マスタードも乙。

で、シャンボルは。(予め想定の範囲内と言った感ではあるが)抜栓即、香りは閉じ気味だがすぐ開いてくるのが分かるそんな感じの香りで、味わいはもう既に甘みが乗っている。30分後にはいわゆるカシス・リキュール、シャンボール・リキュールなどの芳しい香りに、酸と調和した甘みが前面に出てくる。明日も辛うじて楽しめそうだったが、微妙なラインなので呑んでしまいましょか、と結構さっさと呑了。毎度同じだがここのCMは好き。CMにグラン・クリュは持ってないようなので、その内サンヴィヴァンあたりを試してみないとね、などと遠い目をしながら、今宵は呑みあがり。

2012年5月28日月曜日

ヨク呑ミヨク食ベ

果たして本日は翼が生え体軽やかな1日であった。

そんな軽やかな1日の晩は、呑みすぎ食べ過ぎが常。
さんまの蒲焼きに、ズッキーニのオヴン焼き、その他買ってきた寿司に…

酒は昨日の残りのファルツのリースリング+もう一本同じものと、呑み上がり宣告だった筈の、violet fizzと…呑み上がれずに、次にいってしまった、そろそろ無くなりかけの兼八と。

ごちゃ混ぜで眠くなってきたので、ようやくそこで呑み上がり。と。





2012年5月27日日曜日

体内red-bull

酔っぱらってる時間が1日の多くを占めているような、この私の身体にもちゃんと調整力が備わっている模様。

連日の夜更かしで、酒を呑もうという気持ちより、今日はもう寝ようという気持ちの方が勝った。

とは言え、呑むのは呑むよ、と。

ファルツのリースリング。コンパクトにリースリングの特徴が収まっていて、尚且つ安いので頻出。これを呑む度、己のリースリング好きを再確認する、そんなワイン。

先日も食した例のピータンも。これ一個で100円とは…買いだめしておいて貰わねば。

白以外に呑んだのは、いつもの角ハイ一杯。これは、もはや酒の一杯とは言えない、水と同列なので、今宵はなんとglassでたった一杯半の酒にて呑み上がり。

明日は翼が生えるな、これ。