2013年3月9日土曜日

山猫軒@近所

美味しいパスタを食べたいという家人のリクエストで。そうね、久しぶりにタベルナ デッレ・トレ・ルマーケに行きましょうか。と西天満へ。予約していないと振られることが多い同店だが、電話かけてもつながらなかったので、そのまま直行。

と、案の定満席で入れず。致し方なし近いし横のノガラッツァに向うも、なんてこと、ここも満席じゃないの。酒抜き一人1万円未満で食べれる、美味しいイタリアン近場2軒アウト。

無精につき万策尽きて(たった2軒かい)、この異常な位暖かい中、うろうろ歩き回るのも嫌で、そういえば近場で割合はやっていて未だ行ったことなかったよね、と山猫軒に向かう。一気に、超カジュアルダウンだが、まあ美味ければよかろうと言う安直さ。

で、入ったは良いのだが、私たちで丁度店は満席になり、マスター一人切り盛りにつき、オーダーするのが、ちょいと申し訳ない感じ。マスターが優しそうな感じなので、余計に。

ハートランドをかつっと吞んで、ハウスワインの赤・白(サンジョベとトレッビアーノ)を各1カラフェずついただき、盛り合わせを2人前と、肉料理、マルゲリータを1枚食して、早々に退散したのであった。肝心のパスタすら食してないじゃん。

めったにしないことだが、やはり小心者二人につき紹介無の飛び込みはダメね。

2013年3月8日金曜日

LOUIS REMY CLOS DE LA ROCHE GRAND CRU 1986

思い立って、ベビで家人とワイン会。今日も天満は人で溢れていた。
ストール巻いていると汗ばむ陽気だ。
いつも通りまず、カールスバーグを3人前。+1はマスターへの「宜しくお願いします」である。
ビール呑みながら、オードブルの盛り合わせを。
新玉葱のスープが甘くて印象的。


調子が出てきたので、トリンバッハのアルザス・コキヤージュを店から。派手さを落としたシルヴァーナ?あとピノグリかピノブランがアッサンブラージュされてるのかしら。すっきりさっぱり、それでいて適当な香と酸が乗っていて、巧い事作られている。主張がほとんどないだけに、食事との相性も丸。
 トリンバッハは直ぐなくなり、今宵のワインを。仕事帰りに毎度のワイン屋さんで、安くで売っていたので、多分ダメやろなぁと、半ばネタとして買ってそのまま持ち込んだ。ルイ・レミのクロ・ド・ラ・ロシュ特級1986年。マスターが「さんちゃごさん抜栓してください」とのことなので、誰がやっても同じよ、と抜栓。リコルクらしく割合危なげなく抜栓完了。ブショネではなかったので、一安心。


まぁ、しかし見ての通り液色は不健全な混濁が。香りは、焼き菓子の甘い香りが支配的、少々ヒートの気配も。一口含んで、うーーーん、完全ピークアウトだな。もともと弱いヴィンテージだけあって、クロ・ド・ラ・ロシュとは思えない淡い色調からもわかる通り、ポテンシャルが余り高くないのだろう。随分前にピークアウトして時間がたっている様子。併せて、アルコールが飛んでいる印象。天使の涙もないわな。

ただ、これはこれで面白いワインで、目を引くワインということもあり、お隣に座った別口のお客さんお二人と会話も弾む。また、マスターもこれに合うのを作ってみましょう。と、しっとり甘い肉料理を作ってくださり、これまた美味しかったのでよしとしましょう。


最終は、フロマージュで〆。

2013年3月7日木曜日

VILLA MONGIRON AC BORDEAUX 2005

山梨より帰阪。超強烈な花粉症もち故、強力な抗アレルギー薬を吞んでいるにもかかわらず、帰りの新幹線で氷結を2本一気呑みしたものだから(帰り仕事夢中で、名古屋を過ぎるまで買った氷結を呑み忘れていた)、新大阪の改札出たときには目が回っていたのであった。

まあ、しかし高が缶酎ハイ2本につき宅に帰りつくころには、すっかり回復。22時近くにも拘らず15度を超えて大変暖かい大阪につき、無性に美味しい完熟ボルドーが呑みたくなる。ワイン庫を漁って、出てきたもう残り少なき05のモンジロンを。

ちょいと、澱を下げる時間まではなかったので、後ろに澱が。御多聞に漏れず、期待そのままの素晴らしき熟成香と甘美な香の諸々。口に含む味わいは、慈愛に満ちた甘味、まったりとしたヨーグルト様のコクも感じる。リリース以降このメルロの銘酒を何ダース吞んできたか分からないが、いよいよセラーの中にも残り1本。リリース直後のインキーで光を通さない位濃く、辛く、タニックだったこの酒がこうも、美しく変貌するとは。やはりワインという酒が他の酒とは一線画す所以也。また、2005年と言えば私が初めて仕事の種としてワインを扱いだした年だけに感慨一塩なのかもしれない。


毎日、「鍋鍋」の発言に気を遣ってくれたか、久しぶりのビーフシチューと共に、このモンジロンを堪能し、シチューの後は、マンチェゴやらチョリソを食したのであった。

2013年3月6日水曜日

お多福で呑み@石和温泉

本楽は昨晩行く予定で計画立てていたのだが、昨日は既述の通り寮で吞んだので今宵にスライド。
石和に泊まった時の、行きつけ居酒屋のお多福に久しぶりに来店。


螺貝の突出しをつつきながら、先ずはということでグルメ隊員にならって
ライム酎ハイからスタート。3口で呑み干してしまったので、同じものをもう一杯。
この店、何故か巷では人気のなさそうな白角がウィスキーのメインメニューらしく、
黄角のハイボールくださいと、言っても白角しかないとのこと。
仕方ないので、濃い目で作ってくださいとオーダーして
白角への冒涜のようなハイボールを、ひたすらアテと共に吞む。
指折り数えて、結局6杯呑んだのか。

馬刺しやら、鶏モツやら、ピンボケのカラスミやら。

毎度、アテは大変美味しいこのお店。
ほぼほぼ毎日、行動を共にしているグルメ隊員だが、
何時も話題は尽きずソロソロお愛想の掛け声から結局2杯も追いで、白角ハイボールを吞んで宴了。

2013年3月5日火曜日

石和から寮に出張呑み~盛田甲州ワイナリー・こだわりの白葡萄酒

昨日の晩、グルメ隊員とやっぱ寮が楽しいよな、という話を呑んだ折しており、
今宵は仕事後、寮の宴に参戦することとした。7名の宴。

今日は会長殿にグルメ隊員が募る話を聞いてもらうという構図での、寮呑み。
鬼気迫る気迫の喋くりで、私はすっかり圧倒されてしまい(嘘)、コンコンとただひたすらに
盛田甲州ワイナリーのマストワイン(先日、盛田甲州ワイナリーまで行って入手)を、オン・ザ・ロックスで水の様に呑み続ける。


中々よくできたマストワインで、先日この寮で吞んでいた大和葡萄園よりも、フレッシュさの際立つレベルの高いマストワインだ。でも、やはりこの手は冷やして通常呑みは厳しいので、ガンガン氷を放り込んで梅酒のような呑み方を。

本当に水の如しで、一人でほぼ1本空きそうなところまで、2時間程で吞んだらし
く散会となる零時過ぎまで、私はテーブルで寝落ちしていた模様。
突っ伏して寝るような醜態をさらしていたわけでは無いようだが、
皆白熱して語気荒げてのディベートだったらしく、私を両陣営が引っ張り込もうと、
揺さぶったり、叩いたりしたものの全く起きることがなかったんだとか。

それでも、零時過ぎたときに不意に目を覚まし「グルメ隊員、帰りましょう」と言った様子。そこで散会となって、グルメ隊員とさんちゃご隊員の2名は石和温泉のホテルに帰って行ったのだとか。

こりゃ明日頭痛いぞ。

2013年3月4日月曜日

雑多呑み@石和温泉

今週も山梨。圧倒的に、本拠地の大阪よりも過ごす時間の長くなっている山梨。
同僚や取引先の仲間からは、さんちゃごさん大阪の家引き払うべきっすよ、なんて大真面目な顔して揶揄されることは常。

山梨は山梨で、でかいプロジェクトを生み出そうとしている渦中につき、エネルギー=人、モノ、カネが躍動感露わに渦巻いているので好きなんだが、やはり家人との宅呑みが少ないのは寂しいというのも事実。

さて、それに輪をかける訳ではないが、今週は、人気満寮につき石和の旧常宿に滞在。久しぶりのホテルだ。

寮からはみ出た、グルメ隊員と二人で移動疲れも相まって、ホテルの下にあるレストラン兼居酒屋で、呑み。

全般、全く美味しくない酒のアテの中でも、おでんだ、蛍烏賊だと、特に当たり障りないものをオーダーして、卓に並べてレモン生絞り酎ハイを吞む。吞む。吞む。吞む。4杯立て続けに中ジョッキで呑み、会話も弾んだので〆に富士山麓ハイボールを2杯呑んで宴了。

草臥れていた割には、若干呑みすぎだわな。

2013年3月3日日曜日

ブール リースリング2010


ひな祭りにも拘らず、連日の長距離移動の疲れで半日寝て、半日仕事していた、ダメ人間。ひな祭りは関係ないな。

晩は毎度ながらに鍋である。KOHYOで金目やら鱈やら、家人は嬉しそうに買い物かごに大量の魚を放り込んでいく。
ひな祭り≒手巻き寿司?な刺身冊のセットが安くで売っていたものだから、これも買って。
今シーズンの冬は間違いなく人生の中で一番鍋の日が多かった。
春近し、こんだけ毎日鍋食しているので、もういい加減鍋はいらないような気もするが、やはり暖かくなると鍋は食べることが減るよなと考えると
駆け込みに近い心境で「鍋にしましょか」と相成るわけである。

又明日から山梨につき、少々良いワインを開けようかとも考えたのだが、家人が勿体ないしこれでと、いつものリースリングを出してきたので、それ良いねと安上がりの白となった。ブールの並リースリング2010。

やはり、ここのリースリングは良い。こんな1000円少々で買える裾ものですら、和食の色んな要素によくマリッジして満足。甘すぎず、酸っぱすぎず、程よく刺身の鯛~脂の乗った金目鯛まで幅広くカバーしてくれる。またボチボチ季節の新モノ蛍烏賊もジェノヴェーゼ・ソースと共に。そろそろ、ベビの蛍烏賊と筍ジェノヴェーゼがon seasonね。

嗚呼それはそうと、そういやまた明日からのワイン手配漏れだ。