2014年1月1日水曜日

続毎月海外。そして思い出したように。10月ー11月

前回、ミラノのホテルでこの記を綴って早2か月。
今日は10月の思い出し酒日記。余り覚えてないから今回も端折り気味で。

10月20日にまたもリヨンめがけて出発。てか、10月月初に日本戻ってそのまま東京にいたので、
大阪の家には殆ど帰ってないんだけれど。
行きのKLMボーイング777が燃料漏れで、もう目と鼻の先というのにスキポールまで飛べず
ストックホルムで下ろされるハプニングつき。えっちら目的地のマコンに着いたのは予定日の翌日であった。

マコンに滞在中は、今回仕事の相方先生がブルゴーニュのバイヤーであられると言う事もあってひたすらブルゴーニュを吞む毎日。いや、素晴らしい。


1週目の週末は、相方先生ロンドンの自宅に戻られたので、一人スイスのモントルー(あのジャズのメッカの)に余暇を楽しみに。のはずだったが、車が小さすぎてホテルに着いたときにはくたくた
取り敢えず寝るだけ寝るそんな休暇。折角の自腹5スターホテルが。。。

ジュネーヴの噴水
 レマン湖畔のホテル

 フレディ・マーキュリーにも会いました。
一応、シロン城も中含めて見学。

それ以降の週末は、ボーヌまで車を走らせて仕事にかこつけたドメーヌめぐり。
特に相方先生、ラフェ愛好家と言う事で、二人でDomaineまで仕入に行っては
ウィクデーは仕事後それらの村名、1級、特級を呑み尽くす。


そんな感じの毎日であった。日本では幾度となくラフェはトライして、その度に幻滅を繰り替えす、良い思いでのないDomaineであったが、いやいや超級。完全に考えを改めさせられた次第。

殊、07のCharmes-Chambertinは飛び切り美味い。完全な小Globeワインで、今年1年呑んだブルゴーニュワインの中で間違いなく一番うまかった気がするのである。

余りに美味いので、シャルムは滞在中に相方先生と併せて3本購入。それ以外に、シャンボール村も大変美しい酸にノックアウト。甘味と酸味の合奏。

たまに、リヨンからベルギーに出張したりボルドーに出張したり。欧州での仕事に明け暮れる毎日。



今時、携帯とPCがあればどこでも仕事できるのは間違いない事実。

結局、BRGを飲み倒して11月2週目くらいまで足掛け3週間近くマコンに滞在。
最終日前日は打ち上げに相方先生とボーヌのミシュラン1スターのワインバーにワイン呑みに。
ミュニエのエシェゾーなんかもグラスでいただける中々素敵なお店。



最終日は、ボーヌのワインショップで買ったグロのクロサンドニ1ER07も含めてラフェ水平07オンパレード。リジョナル07、シャンボール07、クロ・ド・ラロシュ特級07、モレサンドニ1ERレ・ミランド07


素晴らしきワイン会でした。二人でどんだけ吞むねん。平均1晩3本ー4本ペースなのでありました。
写真欄外多すぎ。残念。

その後、大型展示会がミラノであるということで、ミラノに1週間逗留。

週末をうまく滞在に併せられたので、出張では滅多にできない観光などに時間をあてる。

Duomoの前でビール飲んだり、

城も行きました。

サンタ・マリア教会の前を通ってみたり(最後の晩餐見学を予約できなかったため)、ブランド通りにも。
一時前と状況打って変わっての、円安につきまったく値ごろ感なく、何も買わなかったけれどね。

展示会の仕事後は、ミラノの評判の店巡り。長期欧州を気遣っての、日本食。
ホテル横の一軒目は、可もなく不可もなく。


2軒目の「菫」は売り文句の如く普通に美味しい日本食。熱燗呑みながら、串揚げを。

逗留していた、ガルバルディ駅から程近いところにある、エノテカは今年最高のワイン酒屋の一軒。N'ombra de vin。超満員でしたが、なんとか直前予約もとれて。


プロジェクトミッション無事終えた褒美に、ちょいとよいシャンパンおごってくださいよと、一緒だったグルメ隊員にたかって(割り勘ですが)、ベレッシュの美酸シャンパンを呑んだり。

セロスと悩んだものの。

して、こんな感じで欧州の酒と食に溺れるようにして、日本に帰国したのが11月17日なのでありました。

ほぼまるまる1ヶ月だ。11月ー12月も海外編なので、またの機会に。