2012年12月1日土曜日

臨時@ベビトーレ

今宵は、出国間近のG様ご夫妻とG様ご友人ご夫妻と、天満ベビ会。
のはずだったが、短い日本ステイの間、ひっきりなしにアポイントが入るものだから、G様体調を崩されたご様子で、本日のベビ会は急遽流れることとなった。
G様お連れの、ご友人ご夫妻は私はお初で、かつ要人との前情報だったので、結構緊張していたのだが、肩の荷が下りたのと、既にもうどうしようもなく、美味いワインと美味い料理を迎撃する胃と体になっていたものだから、

予約ふいにするのも、勿体ないし、家人後から合流で、ワイン持ち込み無しのベビ会とした。

家人が合流するまで、手持無沙汰とマスターとの会話で結局カールスバーグに白をボトル半本、赤をボトル1/4呑んでしまう。

既に結構な酩酊。お決まりの盛り合わせで時間潰し・・・


家人合流。
残して冷やしてもらっていた、ボルドーのセミヨンと合わせて。


やや甘さの乗ったセミヨンだったので、烏賊グリル??などと僭越ながら、眉を顰めたのだが、何のやはり料理人でない私の浅薄な思考などその程度。烏賊が、めちゃくちゃ甘く、ジェノベーゼで臭味を感じさせないので、深遠なるマリアージュとなっていた。ジェノベーゼの香が、セミヨンのフレーヴァーとあってまた良い。

赤への架け橋で、この南方系セミヨンとも合いそうだったので、ベーコンのスープもいただく。滋味あふれ美味し。


ツブ貝のバター・オヴン焼きも頼んでたみたい。


ここで、白がなくなったので少々先行呑んでいた赤を。


トリエンヌのレ・ゾーレリアン赤2009。今回、持ち込みグランヴァンなしにつき、カジュアルに楽しむワインを久々存分にと思っていたので、特に過大な期待をしていた訳ではなかったのであるが、
それが幸いしたか、このトリエンヌのVDP、良い。果実味だけのしょうもない、ワインでもなく、シラー全面の野生ワインでもなく、CSの酸がきれいに効いていて、良い。
久々、外呑み安ワイン(恐らく2000円程度?)で美味しいものに当たった感。


これまた定番のこういう肉が良く合いました。
〆泡に、CAVAを1本ORDERする玄人ぶり、否、酔狂をアピールしつつ、クリーム系パスタで〆。


喰いすぎ。そして、やはりワイン3本は多い。

2012年11月30日金曜日

PLAZO de RORIZ DOURO 2009

職場でワインの試飲(否、ただの呑み会)を、行い。結構な酩酊で帰宅。
ムートン関係のあれやら、ニュイの中々美味しい村名やら、レアなクレマンやら、結構呑んだから
「もう要らね」とは、家人に言えるわけもなく、

セラーの中の家人のワイン、お相伴に預かることとした。コス・デス・トゥルネルのポルトガル・ジョイント・ベンチャー・ワイン。過去、この記しで何度となくコスの世界各国ジョイントワインは呑んで、記してきているが、概して上手い美味いものが多い。このポルトガルも例に漏れずである。


ポルトガルではないが、近隣スペインのマンチェゴを薄く切って一緒に食すと、あれだけ呑んだ後にも関わらず、ワイン共々食後(酒)的なニュアンスで中々乙なのであった。

2012年11月29日木曜日

DOMAINE MONGEARD-MUGNERET BOURGOGNE HAUTES COTES DE NUITS ROUGE 2008


今宵の一本。帰宅途中、久しぶりYAMAYAさんを覗いて店内ぐるり。棚に1本だけ、比較的安い値段で置いてあったので、買って帰る。


皿がこんな感じというのを聞いていたのもあるやもしれぬが。モンジャールは前呑んだのがいつだったか覚えてないくらい昔。特段の期待を持つでもなくの一本だったが、


このハンバーグが、トマトの酸味を感じるくらい淡い味付けだったのにマッチした模様。抜栓して直ぐは、頼りない梅紫蘇ジュース風の、モンジャール・ミュヌレのBRGオー・コート・ド・ニュイだったが、20分もすると、甘味が乗ってきて、甘酸っぱさがトマトソースに大変よく合う。

これは、良いBRGだ。

結構満足で、宅のチーズ庫?で熟成されていた、アフィナーのブルー・デ・コースも引っ張り出して。大変美味く、気づけば塩の塊のようなこのチーズを50g近くも食していたのであった。高血圧まっしぐらだな。

2012年11月28日水曜日

Ottes Lorcher Kapellenberg spatburgunder trocken 2008 - VILLA MONGIRON 2005

ペルノをソーダで割って。呑んで。

そして、とうとうセラーの中で最後の1本で粘っていた、函買いオッテスのロルヒ村シュペートブルグンダ2008抜栓。結局ここんちのワインは直接OTTES氏と直接交渉までする入れ込みようであったが、いろいろ思い悩んで、結局個人輸入はやめることとなった蔵。

本当に和食によく合うワインを作る、良い作り手だったんだが、まあ数万円をつぎ込んで、ロット買いする偏愛ぶりも、何だかなあと、思い直した訳。


そんな、思い出深い、そして愛着のあるワイナリーの最後の1本、という割にはたんたんと抜栓して、特に特別な食事に合わせるわけでもなく、日常の食卓に置かれることとなった。

何度呑んでも美味しいこのピノ。例の如く、甘く甘く甘い。寒冷限界のドイツを思わせない、高濃度のアルコール度数、とそれを感じさせない果実味。香はまあボチボチといったところだが、この味覚はやはり秀逸である。


感動しつつも、直ぐなくなってしまったので、昨日抜栓しておいた家人のVILLA MONGIRON2005をまだ開ききってないということで、デキャンタに。乳香がし、甘いミルクを飲んでいるような感覚だ。
良い熟成をしており、液は褐色オレンジ色。先ほど呑んでいたピノの甘さとは全く異なる深い甘さ。これぞワインといった感じか。
やはり、どこまで行ってもボルドー派(?)なのは疑いようはないわけで。


併せて食した、ミモレットも少々熟成の進んだ褐色オレンジのものを。中々有意義なワインな晩であった。

2012年11月27日火曜日

Muscadet Coteau du la Loire Sur lie 2011


昔から水替わりで、硬質極辛口で好きな白の一つに、ミュスカデ・シュルリーがある。安いものは1000円そこそこで、ビールよりalc vol的に満足できて、水替わりに飲めるのが良いところ。

とか言いながら、これは家人のワインだ。あまり調子に乗って、安いだ水だと言いすぎると、ホンマものの水と交換させられそうなので、あとは粛々と呑むべし。

中々満足、但し安ワインがぶ飲みで少々頭痛し。

2012年11月26日月曜日

WEINGUT BERCHER BURKHEIM PINOT Extra Brut 1999

ちょいとくどいので、今宵もメインタイトルには挙げておらぬが、副題は
「鍋強化週間 続投 8日目 ~はからずも」である。昨晩の金目鯛が美味しかったので、家人は魚がよろしいようで、今宵はアンコウ鍋とした。


一緒に合わせ呑んだのは、少々前にも呑んだ1999年ヴィンテージのベルヒャーのピノ・ゼクト。
これは前回呑んだ時もそうであったように、見事な熟成を遂げ、素晴らしいオールド・ヴィンテージ・ゼクトとなっていた。
シャンパーニュ的な、熟成とは違い内にある生命エネルギー(≒ミネラルやら糖やら何やら)を
燃やしながら、要素を削って、対価を得るような熟成感。

アンコウはまあ、可もなく不可もなく、さして感激するような鍋にはならなかったものの、
この美しい泡に助けられつつ、我々の腹をどうにかこうにか満たしてくれたのであった。

2012年11月25日日曜日

鍋強化週間 7日目 金目鯛

昼過ぎ、越前から帰阪する。晩は、家人に後ろめたい気持ちからお土産にしたセコ蟹(なんと、最近のセコにはタグが付いている)。セコ蟹買って帰る当りが、駄洒落じゃないがホンにセコイ。


でもしかし、このセコは大変満足いただけたようで。


で、今日は鍋7日目にして、鍋魚の王たる金目鯛で。味噌鍋。味はいとスバラシ。


家人の牛筋煮込みなんかも食して、金目に合わせていたのは、定番のルーニー4B。


鍋ばかりよく食した1週間であった。美味しく温まったわけだが、、、ぼちぼち飽きてきたかな。次週以降は、洋食生活に戻るかな。