2011年12月17日土曜日

油長酒蔵のスペシャルを呑む

16日晩の追憶

本日はいつもの酒屋さん周年に、執念で参加。何しか、零時過ぎて(いや一時廻ってますやん!)入店するも顔なじみのK崎さんしおらんがな!て当たり前か。
しかして、供された酒が「さんちゃごさん用に置いてたの」とか言われると…しかも、前々から「此処の!」と発信し続けた油長さんの超特級とくれば。いやあ、旨いの何の。昨日前夜の「一杯」残で何しかサービス300円也。いや、旨いわ。

「風の森」ですっかり名を成した売れっ子「油長」さんの絞りたて。旨い!今日の気分にベストマッチです。その後、女将・私共通の芋焼酎はこれしか呑まん!の「伊佐美」を超える焼酎をとのorderに出していただいた、「大地の夢」。もいただいて。これは、最近流行の呑み良い焼き芋感満載。

ほぼアテなしで頑張ったものの、小腹すいたのでJAPANに鶏を食しに参るも、閉店準備。
仕様なしの、昨晩封切りの「有りがたし」を燗で。
気付けば、朝でした。

2011年12月16日金曜日

有りがたし 純米酒

今日は良いものを購入。私が始めて素直に美味しいと思えたbrgの赤。alain hudelot-noellatのchambolle-musignyです。確か、当時(@2010年)2004年vtを3000円台と言う破格で購入した記憶が…シャンボールのテロワールと熟成の導くピノノワールの変化を目の当たりにして、感激したものでした。6本くらい飲んだよね。
今回、流石にそんなあり得ない値段では無かったですが、7000円台のお買い物と。2009年は良年やし、良いのです(どうせすぐ飲むがな)!最近、ピノに振れててやたら宅呑み酒代がかさんでる様な。


先ず、青鬼。
でもって、冷蔵庫に眠ってるイベリコのチョリソス引っ張り出して食します。合います。


かなりかなりワインを呑みたい気分でしたが、流石に10000円近いワインをこの夜中から抜栓する心意気の無い私は、以前購入して放ったらかしにしていた新潟の精米歩合たったの90%と言う、
ホンマに呑めるんかいな、な日本酒を燗にしていただくことに。
そもそも、酒米山田錦の生育には適さない新潟の地で、山田錦を醸し作ったお酒。アリガタキことにかの糸井重里氏より拝名仕り、その存在が「有り難し」な「有りがたし」だそう。

何せ、無濾過・色抜きなしで、ほとんど磨かない酒だけに、かなりの黄色。
普段呑む、いわゆる「銘酒」と比較するは野暮というものか。粗野で雑味が荒々しいものの、これはこれで趣があってまた良し。
飲適温度は15℃前後とあるが、キリキリ燗でいただきました。スープのようで、良し。

にしても、シャンボールいつ飲もうかしらん。

2011年12月15日木曜日

さんちゃご天満を駆ける

本日は私の知る限りにおいて、一番の酒豪先生をお招きしての呑み。
7時半に合流ということなので、景気づけに先に始めてます。
出陣式。青鬼。


近所の酒屋さんに移動して、一献。ウォーミングアップも兼ねてお任せで燗酒を一合と、きのこ味噌を頂きました(旨いんだこれが)。1000円。明後日2周年。おめでとうございます。早いなぁ。

 
小腹すいたし、天満の名店「春駒」に移動して、お寿司を頂きます。お一人様の特典で、行列尻目にカウンターへ通していただけました。
 燗酒3合とこんだけ頂いて、1500円(で味スバラシ)。そりゃ並びますわな(私は並びませんが)。

なんしか、マグロが最高に旨かったです。満足したので、先生と待ち合わせのベビトーレに移動します。

珍しく女子ばかりの店内。気後れしないように、間髪入れずに白ワインと写真奥のブロッコリーとアンチョビのソテーをorder。至福でございます。

マスターと適当に談笑してるうちに、先生見参。いつもながら、かなりのお洒落度合。目立ちます。この前は先生と同じペースで呑んで、1時間で散会した痛い経験に習って、マイペースで頂くことに。この後、赤ワインをデキャンタで1個頂き、しばし食に走る。ベビトーレのアヒージョとトリップの煮込みは名品認定ですから。さて、本日は駆けるがテーマ(いつからそうなった)。後ろ髪引かれながら、中〆のラーメンを食べに「群青」へ。ベビのマスターには「多分もう終わってますよ」と言われながら、9時までやってるはずやから大丈夫!と豪語して店まで行ったはよいが…店閉まってました。残念。

という事で、気を取り直してこれまた天満の名店「天五屋」さんに移動。いつ見ても壮観ですね。うらやまし。垂涎のold bottleたちです。久しぶりに顔出したら、しばらく下に引っ張られ通しだったマスターが復帰してました。やはり安心感が違いますね。
先生のダルウィニーtwice up orderに習って、小生はラガヴーリン16YOのtwice upをorder。因みに2本ともマスターが全国津々浦々、車転がして酒屋さん巡って仕入れてきたold bottle。私もoldなんてナンセンスと馬鹿にしていた口ですが、この店に通うようになって開眼させられました。特級表記時代のウィスキーは優しく旨いんです。度数も高いけど。
リーデルのグラッパグラスで供するのが小憎い。

中〆食べ損ねたので、ここで食さずどこで食うと言う事で階下の鰻を「出前」していただきます。
いつ頂いても、美味也。 しばし先生と思い出話に華を咲かせているうちに、ここに骨をうずめるか迷ったものの、やはりお決まり近所の酒屋さんに行かねば!という事で移動します。

ここから先は、写真なし(結構酔ってるわけで、写真がぶれ過ぎで使い物になりませんでした)。
いつもどおりの、ゆったり酔い時間を日本酒と美味しい肴ですごさせていただき、タケナワ散会です。
いやぁ、よく駆けた一晩でした。

2011年12月14日水曜日

半睡半酔

先ず一献。は、オトツイのladoix。流石にバキュヴァンだけじゃあ、BRGの酸化は早し。窒素充填も必要かね。やや酸が回っているものの、素敵なタンニンは楽しめました。fin。

んで、二献目。ウィスキーと迷ったものの、こちら勝ち。
…お、前いただいたときより旨味麿味が増してます。

日持ちする酒って、大体ボトルの中ほどが美味しいんですよね。
上澄みは空気に触れすぎてて、底のほうは何やら色々好からぬ物が沈んでる、そんな適当なイメージ。マニアの方には怒られそうなざっくりイメージですが、実際そんな味わいなんで仕方なし。
シェリーなんかその最たる(やと思ってるん)ですが。

そうそう、この七本槍のしぼりたて、「玉栄」という酒米でした。酸味が特徴らしい。けど、私にはそのボディの厚みがやたら前面に感じられるところで。
滋賀は関西の米所。良い酒蔵が沢山あります。初めて日本酒のにごり酒を美味しいと思ったのも、松の司のにごり新酒だったけか。久々に呑みたいな。

さあ、明日は家人用事とのこと。至高の一本を求めて酒屋を走ることとなるか、はたまた読書の一日になるか。今日くらい温かな一日やと良いのやけど。

2011年12月13日火曜日

中々

12日追憶

寝過ごして梅田に。そのまま帰るのも敗北感が漂うので、久し振りに10年来たまに寄る2階の鶏屋さんに。もう13年目だそう。

中々のお湯割りから始めます。
その後、横の席の某さんとぼちぼち話などしながら飲んでましたが、段々と店内が煙で充満してきて、暑苦しくなってきたので、晴耕雨読のロックに代えたのがいけなかった…
ビールだろうが、日本酒だろうが、焼酎のロックだろうが何でも、同じペースで飲んでしまう私は…

気付けば床の中と。かなりの宿酔いだ。


2011年12月12日月曜日

domaine parent ladoix cote de beaune 2006

ボーヌの丘で。
ポマールの雄が作る、ラドワACです。
うーむ若いなあ。また、デキャンタージュです。変わらぬ。下手やからやな…

あてのブリーは完熟、バターのような濃厚さで丸でした。

今日は横の焼鳥屋さん忘年会ということを忘れて、
呑みに行く気満々だったんですが、行き先変更家にて宅呑み。

お、香が甘くなってきました!ほんでもって、味も!!

最近ピノ当りが多いね。今まで華開かせずに早く呑みすぎてたかしらん。

先日呑んだ、プリウレ1er97捨てた事が、急に去来しまして。
あれ、もしかして御臨終だった訳やなかったんかな。
いやいや。そんなこと、考えても仕方なし。

まだまだ呑みますで。これは旨い。

2011年12月11日日曜日

シュペートブルグンダー2晩目

20代の頃は相手が呑もうが呑むまいが、外に食事行ったら赤・白1本ずつ(場合によっちゃあ赤2本)〆に蒸留酒数杯呑むのがお決まりだったものですが、近頃は大人しく1本の赤を2晩かけて呑むことままあり。歳食ったのよ、おじ(い?)さん。
昨晩ブションだ、何だと騒いだシュペートブルグンダーの続きを静かに頂きます。
香も昨日の「臭い」も落ち着いて、若いBRGルージュにありがちな一晩でお酢に…などということもなく、美味しくいただけました。
今日は皆既月食だった模様で、帰宅の道すがら色んなところで「月食、月食」とささやき声を耳にしました。帰りの駅のホーム、家人からの電話「月凄いわよ」で空を見上げればちょうど月食。月が暗い橙色に怪しく陰っておりました。ご他聞に漏れず写真とったが、これだ…
…て、何やこれは!

皆と一緒にアホみたいに天を仰いで携帯構えるのが恥ずかしかったので、画面見ずに下から仰ぐ形で撮ったらこの体たらく…

て盗撮かい!月写ってないがな。

まあ、でも色んな人が色んなところで共通の話題を話しているのを耳にするのは、なんだか微笑ましくて良い帰り道でした。

夜食は、生パスタ。時短。
これまた、なんつうお粗末な写真。まるで、水木茂先生の本に出てくる妖怪です。味は丸でしたけれど。