2012年4月28日土曜日

WHITE LADY

アペリティフに何時ものハウス豪泡を。


後ろのウイルキンソンはその前に多少呑んだ何時ものAROMOヴィオニエのスプリッツァー用に使用したもの。テーブルワインは臆することなくどうとでも使えるのが良いところ。国産の檸檬しぼったりして、原液より数段美味しく戴く。ワイン好きには叱られるね。でも旨いにこしたことは無いのである。


お馴染みに為りつつある、蛍烏賊と筍のジェノヴェーゼ和え。旨いから毎日食っても幸せである。
今宵は泡と白に終わった。ビアホールで楽しく呑み上がった感触に近い爽快な酔い。


酔うとキッチンに行って皿を作りたがる家人。フレッシュなズッキーニを仕入れてきたわ!と得意顔でこれまたお馴染みのズッキーニとパダナのオーブン焼きを作ってくれた。呑んでる酒は引き続き、泡の残りとチリのヴィオニエのスプリッツァーと。この皿も旨い。


最終的に今宵はホワイト・レディをシェイク。ディジェスティフとしての可否は別として、中々旨く造れたかな。しかし、ボンベイではなくタンカレーが好きな私には、ちと甘すぎるホワイト・レディ。このカクテルの不思議はレモンジュース以外は無色透明の蒸留酒で造るにも関わらず、ややブルーがかった青白い色調に仕上がるところ。血管の浮いた美人薄命か。この一杯の小太りMrs.Bombayに「呑みすぎよ」と諭されつ、今宵はこれで呑みあがり也。これがタンカレー=小雪美人のホワイト・レディなら昇天合掌だったのだが(だって今宵もGANTZ休報だぜ、本来なら)。

2012年4月27日金曜日

Gerard Raphet Morey Saint Denis 04

昨日の記録が余りにも手抜きでご心配をお掛けした様で。体調悪いか?とのお声をいただいた。恐縮である。

乗り気でないときに呑むと、次の朝は大体(かなり)しんどいことになっている。翌朝電車の中で記している私なので、それが顕著に現れたと言うこと。本日はすっかり元気。


先ずは酒庫の角瓶がなくなったので仕方なし、REMY MARTIN V.S.O.P old btlでコニャック・スプリッツァーを。以前開栓時コルクは当然の様にへし折れて、アルコールも幾分飛んでいる感じのオールドボトル。勿体無いような気もするが、このコニャック・スプリッツァーは円やかで中々丸であった。


優し目の皿たち。

さて今宵は先日大失敗だった、ジェラール・ラフェの本拠地モレ・サン・ド・ニの村名を。
先の記録で大いにBRG素人ぶりを露呈したさんちゃごであったが、その後しっかり勉強。ジェラールはジャン・ラフェの息子で、2001年ジャンの引退後を引き継ぐ。そのジェラールのdomaine。advocateでも高評価の生産者と。でチーピーとこき下ろした、エチケットはベルギーのJEF VAN GRIEKENという画家のもの。


ひたすら酸っぱいだけだった、前回のリジョナルだが。今回の村名格は…
お、中々旨いじゃないか。
リジョナルの時の酸は健在でかなり酸は高いが、果実味と樽香ともに酸に負けていないためバランスが良い。梅塩昆布出汁。
相変わらずこのチーピーなエチケットは好きになれないが(笑)、まあ4000円超の費用対の可否は別にして美味しいBRG。

光にすかすと、なんやらもやもやと薄濁り。携帯のカメラじゃ写らないか…。二日目は期待できそうになかったので、一本早々に呑了也。すっかり元気だ。明日も呑むぞ。

2012年4月26日木曜日

バラカ

今宵も余り呑み気出ずの食傷気味。
それでも習慣の夜餐。

昨日の続きのオッテスやら、トスカーナのヴィオニエやら。ただ本日は黄砂か、花粉か一日中鼻づまりで、味も香りも余りわからず。

はては、バラカ何かも食べていたようで…

結局いつも通りの酒量で呑み上がったのであった。




2012年4月25日水曜日

OTTES pinot

案外一途な性格で。今宵もオッテスのシュペートブルグンダー。まっしぐら。

その前に、コース仕立てのチリのヴィオニエも。

今日は肴が秀逸。
特段偏愛してる訳でもないが、肉じゃがは大変丸。照りが出て良い見栄え。

昨日からワインベースのsauceの中で低温熟成されていた肉も、手間以上に丸。

こんな、和風やら洋風やらの肴達にもオッテスのピノはよく応えてくれ、満足のうちに宴了したのであった。



2012年4月24日火曜日

LAUNOIS PERE & FILS BLANC DE BLANC SPECIAL CLUB 02

色々と仕事の一山終えたので、久しぶりに自分の為の慰労も兼ねて久しぶりのグランクリュ・シャンパーニュ。

ローノワ・ペール・エ・フィス ブラン・ド・ブラン スペシャル・クラブ ミレジメ02を。
当初、タイトルを「ギガンテスの棍棒」にしてやろうかと思ったくらいの、厳ついボトル。
卓に置いているだけで華やぐのが乙。


RMの巨匠ローノワ。blanc de blancの名手でもある。メニル・シュール・オジェ村特級也。ちゃんとSCの刻印も。

酵母の香りが温かな心持にさせてくれ、内包された泡も優しい。味わいもコクがあり、余韻も非常に長い。最初、ヴィンテージシャンパーニュ用のグラスで呑んでいたが、ポテンシャルが発揮されない感丸出しだったので、途中からリーデルのボルドーグラスに変更。華開いた感。


BGMも大事でしょと、ジミー・スミスのオルガンと。ちょっと違うか…。


今宵、ローノワ検証用に使用したリーデルの面々。ボルドーグラスが一番であった。蜂蜜の香りが顕著な独立性の高い泡。アテは必要ないくらいの独立独歩であった。が、家人が其用に作ってくれた、水菜のキッシュは非常によく合って幸せ。

ゆっくり呑んだつもりだが、やはり早々になくなり、次はdielのpinotnoir02。抜栓だけ4時間前に。
併せ、サルティンボッカも。

…ブション。うーん、ここのところ行いが良かったからか、はたまた早飲みワインばかり呑んでいたからか、ブションの遭遇率が低かった(と言うより皆無)のに、ここでブションとは…。年間、ここで記録しているプライベート以外も併せりゃ優に1000本越えるワインを飲んでいるので、統計上5%と言われるブショネに当るのは当然のことなのだが、プライベートで「当る」とやはり悲しい。経費で呑む酒とは訳が違うのである。

デキャンタに移して、ブション飛ぶかとか期待したものの…。これは残念ながら料理酒にも使えず。サヨナラcolorである。



気を取り直して、ドルチェにカルアミルクをハードシェイクして飲みあがり。

2012年4月23日月曜日

AROMO ステンタンクのチリ白2本


今宵は野菜だらけ。そういう気分だったそう。青々しい。
青野菜とよく合うので、(昨日の残りではなく)またチリのaromoのヴィオニエ。
ワインというより、ビール代わりの位置づけなので、オン・ザ・ロックスで。
奥のサンチュで白用の洋風味付けの挽肉撒いて食す。こういう呑み方の白は樽熟のreserveでないことが肝要だ。


ヴィオニエはすぐ無くなってしまったので、いつぶり?な位久しぶりのsauvignon blanc。これもチリのaromo。青いね。青野菜とは喧嘩してしまって良くない。が、久しぶりのSBが新鮮なのでこれはこれで良いのである。



これも呑了して、昨晩のottesのピノも。やはり二日目が美味。2本半呑んでご機嫌の内に呑み上がりとなったのであった。かなり懐に優しい飲み代の今宵。明日は反動が出そうだ。

2012年4月22日日曜日

三度OTTES

またottesを開ける。

今夜は特に呑み気も出ておらず、特段ワインを開ける必要も無かった。が多分に漏れず皿にあわせて呑んでいたチリのヴィオニエと、シオーナの生食が事のほか良い組み合わせで、すっかりテンションをあげてしまった次第。

家人曰く失敗作の、よく火の通ったローストビーフと併せて、オッテスのシュペートブルグンダーを抜栓。

このボトルは連日連夜の抜栓なので、そろそろコメントは割愛。13.5%の高いalc、リキュールの如し。

此は半分呑んで呑み上がり。

さて白物のstockが冷凍庫から徐々に無くなってきていたので、心機一転スタンダード白物を一式購入。そろそろカクテルシーズンの始まりかな。