2012年9月1日土曜日

Lugny la carte 2009

昼間すごいスコールで、たちまちのうちに大雨洪水警報が発令された。
本当は昼から髪を切り、泳ぎに行って、服みて、ついでに東洋陶磁美術館に行って、最後は外で一杯なんぞ盛り沢山の土曜日を目論んでいたのだが、余りに激しいスコールに気勢を殺がれてしまった。

なので、宅でウォッカGFJリッキーを延々と飲みながら本を読むに終わる。何とも怠惰な週末だ。明日から又出張に出なければならず、貴重な休日を1日無為に過ごしてしまったという訳。


夜は夜で、家人は用事があるとのこと、一人であるし、久しぶりに近所の酒屋さんに顔を出そうかと思ったのだがどうも汗をかくことの無かった一日の最後を、外呑みするのも尚のこと堕落を招きそうなので、結局宅でカクテルを自分用に何杯かビルドして、そのあとはハウス白の標題を淡々と呑んでいた。

いつも書くとおり、ワインは独りで呑んでも美味しくない。そして美味しいあてがないと、より一層美味しくない。よいワインなのに勿体無いことをしたものだ、と反省。

2012年8月31日金曜日

角ハイ半杯

最近本当にだめ。先の記録を書きためし過ぎ。仕事が忙しすぎるというのは、言い訳。
海外相手の仕事で、今宵も帰りが遅くなってしまった。帰宅しても、追いかけられて又PC開けてメール返したりしたものだから、すっかりお疲れ。


今宵はグリーンカレー。昨晩のパッタイに引き続き、エスニック・スパイシーが美味しいのは、やはりまだまだ暑いから。8末でこれはやっぱり暑いよね。

美味しくタイカレー頂いたものの、お酒は受け付けず角ハイを半杯呑んだだけで、酩酊して床に就いたのであった。

2012年8月30日木曜日

WITTMANN Blauer Spatburgunder Rotwein trocken 2004-4

広島より帰阪。やはり大阪は暑い。


あれ?先日酷評だった、カリシャルでは??そう。貧乏性なので、捨てられずにセラーに栓して放りこんでいた訳。何日前よ?のカリシャルである。まあ、ワインよりもビールと合いそうなパッタイなんで、良いやろののりで呑む。と、このシャルドネがなんと、化粧落ちのまったり美人になっているではないか。酸も程よく効いて、何より先の不釣合いな樽とねっとりするような果実実がすっかり落ちて、なんとも良い素地を見せている。
パッタイには確かに合わないけれど、お酒としては中々よろしいんじゃないかな?まあ、いったい誰がこの手の白を後生大事に、置いておくのかという話なんだが。


カリシャルの後に、これも広島いく前に開けたヴィットマンのブラウア・シュペートブルグンダ2004年4晩目を。リッチに千成亭の「かのこちまきコンビーフ」と。ヴィットマンのピノはグラスに注いで20分くらいは、古酒様の妖艶な芳香を発し、良き夢を見させて頂いたのだが、1時間もするとポートの様相を呈し、最終的には萎れて逝ってしまった。コンビーフは、ええ勿論美味しかったですよ。先日よりも、口どけ柔らかく、口に入れてしばらくすると熔けていく絶妙さ。


ヴィットマンに併せて、家人に切り分けてもらったフロマージュ。ミモレット22ヶ月、アヴォンダンス、トム・クライユース3種盛り。クライユーズの熟成が非常に良好で、酸と濃厚な脂肪分の絶妙の調和を見せて素晴らしい。

さて、久しぶりに文化的な酒と食を堪能したので、今日はこれにて呑みあがり。

2012年8月29日水曜日

大漁酒場 魚樽本店@広島

夕方大阪を出て、広島へ。今宵は仕事呑み。
連れていただいた店が、標題の店。



広島のセンター街のお店で、よく繁盛している。生簀の活け魚も元気だ。
例のごとく、わらわらと頼んで最初にビールを一杯呑んだ後はひたすら角ハイだ。私含め、一座の人間は酒に煩いのか、ただの輩か、檸檬抜けだの、薄めに作れだの、濃いのだの。ただでも、満席でスタッフさんも少ない中、注文が多い客でさぞ面倒だったことだろう。
ただ気持ちいいのは、薄めを頼んだら薄すぎて、2杯目もう少し濃い目でと頼んでもまだ思った以上に薄かったので、その次の3杯目でもう少し濃い目でとお願いしたら、烏龍茶ばりの濃い角ハイが出てくる、流石に呑めないので、「いや濃すぎやろ」と言うと心得たようにニヒルに笑って、炭酸足してきてくれる。大阪ではあり得ないやり取りだが、ある意味豪快と言うかなんと言うか、広島人中々やりよるな。である。

魚も美味しく頂戴し、中々陽気な良い席であった。この後、もう一軒お決まりの流れで呑みに行ったが、一軒目の烏龍茶ばり角ハイにすっかりやられて、余り呑み気もでずに宿に帰った訳である。

2012年8月28日火曜日

中々な心斎橋

海外やら、府外やら、何かしら全員顔を合わすことが中々ないチームの面々が珍しく集まったので、ミーティングの後呑みに繰り出す。

なんとはない駅近のチェーンの居酒屋で、諸々食し、角ハイを6杯ほど呑んで、全員呑み足りないと言うことで、上司行き着けのバーでまた、モルトを幾杯か呑む。私と上司以外は零時回ると言うころに、終電で帰り、我々二人は極めて近いタクシー圏在住なので、もう一杯行きましょかと。

今後の方向性やら、もろもろ話あい結局午前になるまで、延々と(何故か)焼酎の中々をロックで呑んでいた。タクシーに同乗したところまでは覚えているが…、気付けば宅の玄関で、その次気付けば中々厳しい二日酔いの朝になっていた。

今日のしるしは中々がテーマだな。何回使うよ。でも中々を呑んでいたのは本当デス。

2012年8月27日月曜日

WITTMANN Blauer Spatburgunder Rotwein trocken 2004


さて、1杯目はニューカマーなPERNODリッキー。最近胃腸が弱ってるわけではなくて、先述の通りビター、ハーヴ系のリキュールが好きなの。本当はウゾがいいんだけれど、中々売ってなくて。すっきり。



で、今宵はまた家人が大量にボルシチを作ったらしく、それと一緒に標題ヴィットマンのブラウア・シュペートブルグンダ2004を。以前ここんちのリースリングGGを呑んで感激したことは比較的記憶に新しい。ので結構期待値も高く抜栓。
コルクの内側にもしっかり酒石が輝いている。液色は思った以上に濃く、まだ若い紫も見て取れる。粒の揃った液質ではないが、いわゆる薄濁り系。
香りは、苺、プラム、煙、なめし革、丁子、クリアというよりは、ちょっと混濁したニュアンスが強い。
味わいは以前愛飲していたDIELのピノノワールに通ずる、感じがありややくぐもった感じの和風なニュアンス。抹茶飲んだときに残るざらつき感に近いタンニン。
やや甘味が強すぎるような気がしないでもないが、一緒に食したボルシチに乗せるサワークリームが、良い具合に酸をプラスしてくれて、まる。


ほんでもって、後半はこんなレアでリッチな肴も。千成亭の「かのこちまきコンビーフ」。もちろん頂き物です。合掌。


料理に使っても良いけれど、そのままワインのあてとして食すのがお奨めとの送り主の言に従い、そのまま頂く。口に入れればそのまま、溶けていく美味しいコンビーフ。霜降りと聞くと拒絶反応が出てしまう私でも、美味しくいただきました。重ね重ね、ありがとうございます。

2012年8月26日日曜日

龍力・純米ドラゴン・エピソード3

昨晩呑みすぎの反動で、本日は休みにもかかわらず日中アルコールを摂取することはなかった。


なので、アルコール飲料を渇望している、この最初の一杯が肝心。そしてカンパリはいつも外れなし。角ハイよりもヒット率高し。大根サラダと一緒に。美味しい。


家人もかなり昨晩の呑みすぎにやられていた様で、今宵は私だけの独り呑み。長いことデッドストック化していた、龍力の純米ドラゴンを呑み上がった。老ねた風もなく、ボトル最後特有の濃い(イメージ)のところを冷で。途中からかなりの芳醇さに暑苦しいので、オン・ザ・ロックスで呑む。氷にもへたらない堅牢な酒質に関心しながら、ご機嫌で呑みあがり。