2017年3月4日土曜日

ALMAVIVA 07, 09, 14

年々上がっていく仕事のスピード感。
今回はどうしても外せない日本でのアポに戻らねばならず、滞在極小での訪チ。
3泊7日。トランジット入れると片道30時間を超える。地球の裏側だ。

とは言え、私さんちゃご、サンチャゴまで来て呑まないはずもなく。
仕事終わりの食事には、累計ピスコサワー10杯近くとPatagoniaの地ビールを数本、Sauvignon Blancを数本に、Johnie Walker Gold1本と。

そんな中でも、photogenic な此方の酒を。
 
 

直接の仕事とは関係無いものの、チリのフラッグシップであるAlmavivaのアポを取って頂く。

私が社会人になりたての頃に初めて買って呑んだチリの高級ワイン。当時は1万円もしなかった。
ワインの飲み頃についての知識と経験のなかった私に、ワインとはこんなに美味しいものなのかと教えてくれた酒。
opus one等と同じく、偉大でありながら10年を待たずに楽しめる近代的な新世界の高級ワインだ。
 
 
貫くような晩夏の陽光。葡萄が焼けないのか心配なくらい。葉っぱが覆いかぶさってるから大丈夫だそう。
 チリの他のワイナリーに比して、畑を覆う岩が多い。いい畑。

 
収穫は3月から徐々に始めて5月末まで続くそう。
 
  
母なるアンデスの山並を表現した素敵なワイナリーの中には、荘厳なるグランシェ。
 
 
特別に古いビンテージのものからも、供していただきvertical tasting。07, 09, 14。

エレガントですなぁ。07が良年故まだまだ若いのは想像に難くないが、驚くのは14年が既に楽しめてしまう程にタンニンを覆う豊富な果実味。ザ チョコレート。
ハードな仕事の締めくくりには、中々よい甘やかでリッチな時間でした。
しっかりお土産の珍しいワインもゲットしたし、さて、日本へ一時帰国だ。東京で1泊したら次の国へ。