2012年8月18日土曜日

カーブ ド ルーニー クレマン ド ブルゴーニュ ブラン ド ブラン

今日は朝から半日仕事をして、南森町に帰ってきたのだが、駅から上がったらスコールだ。
傘さして動けるレベルの雨量でなく、仕方なし珈琲屋に入ってまたそこからPC立ち上げて仕事。カフェは大体の人間にとってそうであるように、オフィスでもなく自宅でもない3rd place。結構仕事がはかどってしまうのである。結局また2時間ほど仕事して、帰宅したのは18時であった。ちなみにこの間まで読んでいたジョン・シモンズの「スターバックス コーヒー」によると、日本人は圧倒的にこの手の珈琲屋をドリンク・イン(ショップ)として使用しているのだが、発祥米国では75%がテイク・アウト(本邦では25%)なんだとか。何故かというと、(諸々要因はあるらしいが)日本人の歩き飲み(喰い)を良しとしない文化によるらしい。が、本当かよ、そこここでペットボトルをラッパ飲みしている輩が溢れてる気がするが。

今宵も余り葡萄酒に対する渇望は沸いてこないのだが、泡ならいけるかなと久しぶりハウス泡認定のルーニー4Bを。


昨日まで食していた紫蘇味がなくなったので、五木屋本舗の山うにとうふ・ゆず味と。
家人が殊の外気に入ったようで、ネットにて5味入のセットを追加購入。

さて、これは酒の記録。

ルーニー4B、これは…うーん、良いんだがドサージュが甘い(アイシングが弱かったのもあるんだが)。ルーニー4Bと言えば、圧倒的なコストパフォーマンスで泡好きの我々2人からも絶賛の対象だったのに…贔屓目抜きに確かに美味しいのだが、それ以外にコメントが出てこない。駄目だ、完全にワイン愛が不足している模様。10年以上の付き合いだ、倦怠期な感じでは無いし、食傷気味でもなく、ワイン呑む時だけは部屋の温度はキンキンに下げているし…。

まあ、経過観察が必要。ワイン以外は今宵も角ハイを美味しく沢山作り呑み。

2012年8月17日金曜日

CALERA Thirty-Fifth Anniversary Vintage PINOT NOIR CENTRAL COAST 2010-3 ~ Ballantine's 17YO

標題の通り、2日前のそれが残っていることから鑑みても、最近ワイン摂取量が減ってきている。購入しているワインは以前とさほど変わらないので、更に宅の酒庫を圧迫してきているという訳。まあ飯の種ではなし、良いといえば良いのだが。

そういうわけで、葡萄酒の酒量が減っても増える一方の炭酸酒類。カンパリ、角に、ソーダ割が目白押し。4杯ほど呑んで、標題3晩目のカレラ・ピノ。よくエチケット見ると、35周年ヴィンテージとあるじゃないか。


ピノと言えば、梅・紫蘇・鶏肉は鉄板。だが、この14.9%ALCの屈強なピノには、3晩目にも関わらず酸の存在が凡そ感じられないので、BRGのピノとのようなマリアージュは創出されない。単体で呑むべき「リキュール」だ、これは。そう、クレーム・ド・カシスをストレートで呑んでいる感じと言ったらよいのかな。2日経っても味の変わらないピノって言うのは何となく胡散臭い気もしないではない。しいて言うなら、より一層甘くはなっているが。


今宵は渦巻きがテーマのようで、ズッキーニとマスカルポーネとスコティッシュ・サーモンの巻き巻き。黄肌のカルパッチョなんかも。


口直しと言うわけではないけれど、標題の通りハウス・スコッチのバランタイン17YOをオン・ザ・ロックスで。これはグラスが失敗。リーデルの薄いのみ口ではやたらとピートがきつく感じて杯が進まず。勿体無いことをした。

2012年8月16日木曜日

ちょっと一杯@角ハイ亭

木曜というのは、思うに一週間の中で最も酒を呑みに行く口実が作りやすい曜日でないか。
「明日は一週間の最後、仮に多少呑みすぎても週末前日で、気合で乗り切れる!ほな行こか」てな具合で。これが水曜だと早いし、金曜だと違う意味で週末が残念、と。

そういうわけで「おい、さんちゃごくん一杯付き合いなさい」「はい、行きましょか」と二回り上の先輩に連れられて、もう一人一回り上の先輩と併せて3人で。

基本仕事関係の酒席はカウントに入れたくないのだが、最近増えて、これを除外すると私の酒日記がスカスカになってしまうので、写真なしUP多謝。

前も、この二回り上の先輩に連れてきていただいて、ばあ様がやっておられる魚の大変美味しいお店。いつも横にあるお好み焼き屋の暖簾が目立ちすぎて、屋号が記憶から欠落。便宜上、仮に角ハイ亭としておこう。
今宵は生憎市場がまだ盆で休みということで、売るもの無いんですよぉ、と仰りながら最近始めたらしい鳥の串やら出汁巻きやら頂く。塩麹付けの鳥は、本業で無くとも美味。

前回同様、勝手に出てくる角瓶と炭酸と氷桶。量り売りシステムの恩恵、3人で1本呑了して次の店へ。一杯引っ掛けるだけの予定が、10割この流れになるのは何ともだが、これまた先輩たちの行き着けのバーへ。

ここでも2杯ほどスコッチのソーダ割を頂いて、自画自賛中々スマートに私だけは退店。

先輩方はまだまだ呑む雰囲気だったな。元気なことです。

2012年8月15日水曜日

CALERA PINOT NOIR 2010

実家でオー・ボン・クリマ呑んでカリピノに目覚めたわけでは決して無い。
世のピノ愛好家≒ブルピノ愛好家と違って、比較的カリピノが嫌いでないので宅の酒庫にもカリピノがあったからと言う事である。


言い訳連ねて、ハイ今宵はカレラのピノノワール2010を抜栓。ジャミーな香りが。確かにこれが並ブルより安い値で呑めること考えれば、ありだろう。先日のABC同様フィネスの片鱗すらも感じさせない、陽性のピノ、チリピノと変わらんな。樽香はこのクラス故か強すぎず、比較的個性が汲みやすい。ヨーグルト様の香りがやや強い。

カレラよりも、肴に食した生野菜と一緒に食した五木本舗の山うに豆腐の素晴らしさがやたらクローズアップされた今宵。



家人の作ってくれた、ピノ用肴の諸々。頻出ローストビーフは最近の中では一番の出来!
満腹の後、pastelの新製品アイスをデザートとして。


2012年8月14日火曜日

帰阪の酒は ~ REICHSRAT VON BUHL RIESLING TROCKEN 2010

珍しく、帰阪の新幹線で缶ビールもその他の酒も呑まずに帰ってきた。しかも短い車中とは言え昼寝までして帰ってきたものだから、気分も爽快に、晩にはそれはもう大層な酒への渇望となっていたのであった。

夕飯開始と同時に、毎度のカンパリ・レモン・ソーダを立て続けに飲み干して、今宵はエスニック、と言う家人の皿に特段合わせられそうなワイン無く、毎度のリースリングを。


家人が自慢げに焼売が簡単にレンジで作れるという容器を、早速実験。乗っているのがグリーンピースでなく茹でた枝豆というのはご愛嬌。


…この焼売は、焼売と言う概念で食さなければそれなりに美味しかったかな。何せ、肉肉しい焼売だ。餡のレシピがどこかで違ったかレンジで水分が飛びすぎたのか。取り合えず改善の余地あり。

2012年8月13日月曜日

酒もろもろ

朝から、渓谷を見に行き温泉につかってくる。山上の温泉で見晴らしの良い中々素敵な温泉であった。

夕方早目から家族で懐石を頂きに出かける。




料理は全体的に結構レベルが高く、板さんの客あしらいを見ていても、良い店だなということがよく分かる、そんな感じの店であった。ここではビールと、日本酒3合をいただいた。何て蔵の酒だったか…。

ここである程度食事をして、また帰宅。

家では酒盛りの続きということで、諸々肴をいただきながらチリのヴィオニエに始まり、昨日のABCの続き(これは酸化が進み過ぎて、ポートワインの様になってしまった)、エヴァン・ウィリアムス生に、オールド・パー生と。おおよそ2時くらいまでウィスキー街道をひた走り呑み上がり也。二日酔い必至。

2012年8月12日日曜日

Au Bon Climat Isabelle 2005

盆休み、実家に帰省。下りの新幹線は超満員だ。思い付きで帰省することにした私が新幹線の指定席の予約券を購入できるはずもなく、連結器の隙間に立って帰ることとした。

連結器で角ハイ1本。前も書いたが私は角ハイに入っている檸檬を好まない。サントリーさん、檸檬抜きの角ハイ出してくれないかな?あと、もう少し薄めの。濃いめの角ハイが世間ではトレンドらしいが、杯数飲む私はこれもあまり受け付けない。
まあ、ひとりそんなこと考えながら数十分もしたら到着。短くなったよな。

駅まで迎えに来てくれていた父と共に、酒を買出しに酒屋さんへ。

地方の酒屋に似つかわしくない程の、ワインの品ぞろえ。ボトルコンディションが健全かどうかは不明だが、かなり安い。マニア垂涎のブルゴーニュたちが結構ゴロゴロ雑多に置かれている。

ヴォギエのボンヌ・マール99が25000円?!他結構もろもろ面白いものが目白押し。

洋酒数本と、表題オー・ボン・クリマ・イザベル2005、ABCにおいて2005は結構な了年。安かったし、ここで出会ったのも縁でしょうと購入帰宅。

帰宅後は、のっけからビール。両親の親友夫妻がA社の役員ということもあって、いつも通りA-SD、通常販売なしのA-プレミアム・ビールとAビールが続く。

取り敢えずのビールが終わった後は、酒宴と。


イタリアのスプマンテと共に、魚達。


その他、色々食して表題ABCも抜栓。久しぶりのカリピノだ。樽香が強すぎて他のニュアンスが分からない。重たい黒系果実、腐葉土、麝香、牛乳、黒胡椒、丁子。酸が樽と果実味の要素で覆われてしまっており、エレガントさとはかけ離れているが、パワフルで少し野暮ったさの残る古き良きアメリカのワインと言った感じ。酸が伸びてきたら、かなり良い線になるのではなかろうか。ということで、半分は明日に取っておくことに。

この後は、父に合わせてウィスキーを生のまま半BTL。眠気勝ちで今日は珍しくこれだけの呑みで済んだ。