2011年12月10日土曜日

丸三つ

もともと、拉麺は好きでなかったんですが…気付けばここも昨日のカリー屋さんと同じくらいお世話になってます。
一種の麻薬作用ですよね。
そもそも、拉麺と言うカテゴリーがあるのが得心いかず、拉麺はb級食品ゆえ日清さんのカップヌードルこそが正しき佇まい!と誰に何と言われようと一杯700円~も拉麺にお代払うのは赦しがたし!だったんですが。いや、勿論不味いから嫌い云々やないんですよ、ただの偏屈…?700円払うなら、美味しいパスタ出す店あるがな。位の考えでしょかね。
それが、微妙に職場の周囲に、すぐ入って食べて出て出来る店がなくて気付けば、半強制的にこの店abuse と。
麺道探究等の心持は今も相変わらずありませんが、美味しい拉麺なら食べてみたい今日この頃。


reichsrat von buhl phaltz spatburgunder trocken 2004

 劣悪な環境で放置されていた、ドイツ・ファルツのシュペートブルグンダー。いざ抜栓。

乾燥しきっていたコルクは途中で折れるわ、で早くも嫌な予感。しかして、コルクにはピノには珍しいくらい酒石酸の結晶が。ちょっと期待も半分。

うーん、ブショネだ。でも僅かなので、デキャンタに移してかなり振り回すと呑めなくもない、そんなレベルで勿体無いので呑みます。多少鼻をつくこの臭いを除けば、ピノ特有(特に寒冷で日照の短いドイツの)の優しく控えめなタンニンとキャンディーっぽいPOPな味わいを楽しめます。
30分もたつと、古酒にありがちな甘みも立ち昇り。うん、捨てなくて正解。

あてのデリス・ダルジョンタルも少し酸が回っていて、ピノに合いました。

合掌。

2011年12月9日金曜日

インド

週3回ペースでお昼お世話になってる近所のカリー屋さん。
安くて美味しいんです。焼き立てのナンがまた。
セットのチャイも濃く煮出してあって丸。


2011年12月8日木曜日

ベビトーレ

案の定、なんやら訳のわからん酒席でしたが。ベビにて、wineを5献ほど。ベビで横に座った御一人様が、いつもいく酒屋さん知ってるとのことで、一緒にハシゴです。
中々、珍しいパターンで意気投合しましたが…御仁の名前が思い出せぬ。
一人でデキャンタ一個にグラス2杯、日本酒2合?ちょっと外呑みにしたら呑みすぎましたかね。
「神の雫」の高尚なwineには程遠い、しかして楽しいwineでした。



神の雫

いやあ、面白い。
酒好き故、「神の雫」は若干胡散臭さを感じるくらいに頻繁に耳にする漫画で、
天邪鬼の私は今まで横目でチラチラ見るだけで読む機会がございませんでした(というより避けてきたのかな)。

本日家人と天六方面に出向く用があったので、ふらりと立ち寄ったTSUTAYAさん。
借りちゃいましたよ。1~5巻。

早々に読みきってしまいました。ワインに纏わるエトセトラで、泣けるし何せワイン呑みたくなります。酒販業界(つとワイン業界)への大いなる功労ですね。

ということで、今から天満のベビにワイン呑みに行ってきます。6巻~も至急借りないと。

ああ、一緒に借りたASAの2ndアルバムも良かった。たまにレンタルもよろしゅうござんすね。

七本槍 中取 しぼりたてH24

例の如く、酩酊UPならず。で翌日に。

酒屋さんのあと、早速酒粕鍋開始です。家人の持ち帰った野菜たちを切り刻みながら、「インドの青鬼」を賞味します。ヤッホーのビールで鍋食べるときには我が家では必須?です。という訳で6缶購入(結局、今朝起き駆け1缶呑んだので、残り3缶)。大航海時代、変性を防ぐためアルコール度数を高めて船に積んでたんだとか。7度で苦味・アロマともに呑み応え満点。

そうこうしてるうちに、準備も整い鍋開始。佐々木さんの今年絞りたての酒粕ですから、香がスバラシ(1.5キロ買い込みました。これ焼いて食べても美味いんですが)。大量にぶっこんで、白味噌加えてグラグラ煮立てて行きます。株とか鮭とか豚とか、美食家の方に言わせると邪道な位、各々食べたいもの放り込んで。
うーん、美味しかったです。やっぱりこの季節は鍋が良いですね。温かくて、美味しくて、で安上がりで。酒も美味しくいただけると。

適当な頃合で、主役の七本槍しぼりたても参戦。
相変わらず、センスないのと酩酊で肝心のしぼりたての表記がフレームアウトしてます…。まあでも、この薄にごり具合を見ていただければ、しぼりたてと分かるかな。

メロンのような吟醸香が印象的な七本槍。無難に山田錦の好きな私には、パンチが効いてましたが。家人に言わせると、「非常に美味しくて酒粕のお鍋とアウ」とのこと。

まあ、品評している時間もわずか、後はひたすら呑んで食して、気づけば寝床で朝でございました。

2011年12月7日水曜日

龍力ドラゴン

鍋会待ち合わせまで、多少時間狭間ありで(確信犯やろ)、いつもの酒家さんへ。
珍しく私が二人目の客です。それをネタに一番乗りのお客さんとぼちぼちやってるうちに、あれよあれよと満席に。気の流れですね。商売の根幹です。
さて、家人迎えに駅に向かいます。待っておれ七本槍。

女を待つ男のカクテル

ジントニック。女性を待ってる訳でなく、カットの予約待ちです。
2cs出来合いのジントニックを頂いたので、普段余りこの手合いは家では飲まんのですが、氷入れて飲んでみる。
スッキリ。
今晩は、入手した佐々木酒蔵の酒粕で、粕汁ならぬ粕鍋です。これにあわせて、横の酒屋さんで、七本槍の絞りたても入手。
さて、そろそろ出掛けねば。


ballantine's 17yo ウィスキーの完成型

今宵酒は良いかなと思っていたんですが…これは、酒というより百薬の長たる「薬」に近いかな。
相棒バランタイン17年をon the rocksで。拙宅の冷蔵庫は酒飲み仕様で、自動製氷皿ビルドインと日本酒の一升瓶を入れられる作りになっており、給水タンクに水さえ入れ忘れなければ年がら年中純度の高いice cubeに事欠かない。しかして、今晩はあろうことか氷が在庫切れではないか…。給水タンクに水を補給するのを失念しておりました。
仕方ないので、別途冷凍室の端に追いやられている市販のブロックアイス2キロの塊をピックで5CM角のcubicに削りだします。流石に丸に削る元気はないので、完全な立方体のアイスを愛用バカラに放り込みます。当然入りきりませんが、この立方体の壁面にゆっくりゆっくり沿わせながら、17年を注いでまいります。なのでステアはしません。
やはり、秘めて思わせぶりな「薫り」ですね。
流石に高純度の売り物アイスだけあって、全然解けませんが良い感じにオールドファッションのグラスに沈み込みました。
一種の神々しさまで感じてしまう、ウィスキーの完成型。

カメラワーク、センスないためこの今手元で輝いている液体を伝えられないのはいと口惜し。

ウィスキー飲む時の常で、呑めば呑むほどに、酔えば酔うほどに頭が冴え渡ってくるのは不思議です。
醸造酒ではこうはならないのにね。

2011年12月6日火曜日

grape ビネガー

同僚に進められるがまま、近所のカフェに昼を取りに。
「ホワイトソースに溺れたオムライス」とこれまた穏やかでないネーミングのをorder。オムライス、パスタ屋のよう。近隣のママ友の溜まり場の模様。またしても、先日のgarb宜しく浮いてます。
しかし…撮影に成功!成長しました。
可もなく不可もなく、やたらと前菜のサラダの水菜とオムライスの卵焼きの食感が歯応え満点だったのが印象深いそんなランチでした。
〆の酢ドリンクは午後への活力となるか。やはり、昼ビールが良いですな。


その酒、美酒につき

~美酒バルベーラ、飲むほどに、嵐に立ち向い、海に独りさまよう思い~ カルドゥッチ
いまいちこのセンセーショナルな詩が釈然と来ない今宵なんですが…。なんせ終電で寝過ごして(呑みやなく仕事ですよ!)梅田からタクシーで帰ってきてますから。
まあワンメーターなんですが、昼粗食だったため浮いた小金を深夜食堂の「軽く一杯」にあてようという目論みは破砕されてしまいました。色気なし。
色気ない上に、天神さんの正門まえでタクシーから降りたら、いつもの酒屋さんでよくご一緒するほろ酔い艶やかご尊顔のD氏と鉢合わせるは、店じまい中の女将に鉢合わせるは、なんとはなし口惜し。

最近贔屓にしていた、PAOLO MANZONEのbarbera d'albaが今晩の一本。
nebioro呑みなれし過ぎのためか、カルドゥッチの詩から連想されるような荒々しい味ではなく
素朴に酸が自己主張して、アタックの軽いワインでした。バルベーラも生産者で随分個性が変わりますね。
好物のCOMTEと一緒に。6monthes熟成なんで、ややナッティさ弱し。

それにしても寒いです。こういう日はホットウィスキー呑んで寝るに限る。

2011年12月5日月曜日

domaine pech l'estagnere magdolena

本日は家人と酒席。T島さんの鶏やら、Fマートのおでんやら、果ては下ろしたてのハモン・イベリコまで総勢入り乱れてのよう分からん酒席で。
主役は前々段から、引っ張り気味の南仏カルカッソンヌの、parker jrさんをして「南仏のcheval blanc」と言わしめた、レスタニエール。
とその前に飲んだ、Aビールの「初号アサヒビール 復刻版」は甘やかで、super dryのアサヒさんのイメージからはやや外れた感。好きな人は好きと。先日のやじろべえ推薦(してない)サッポロラガー復刻とイイ、年末は復刻がキーでしょうか。マーケットは。

そんな品評はよいとして、レスタニエールのマグドレナな味は期待値に対して、及第。特筆すべきはそのタンニンのシルキーさ。
Jrが「cheval blanc」と評するのも頷ける、まさしくヴェルヴェットの如きタンニンです。これが1590円は大いに買いです。カヴェルネ・フランの効能でしょうか。

家人は就寝準備でやや、不完全燃焼の私ですが。連日、睡眠不足が募っていますので、今日こそは今晩こそは、あとウィスキー一杯で寝るのであります(もうビール2缶、ワイン1本開けてますがな)。お休みなさい。

2011年12月4日日曜日

六代目百合 VS crown royal

帰りの地下鉄。圧倒的睡眠不足故、今日こそは帰ってballantine17yo一杯呑んだら就寝。との揺ぎ無い決意を胸に半睡状態で電車に揺られてたのですが、何故か「北新地」の駅名を聞いた途端ムクムクと酒に対する渇望が頭をもたげて参りまして…
結局考えた末、家の横のたまに家人と呑みに行く焼き鳥屋さんに久方振り参ることに致しました。
最初はカウンターにお客が私一人ということも手伝って、大人しく黒霧島のお湯割りを呑んでいましたが、目の前で美味しそうな鶏どんぶりができていくじゃないですか。思わず、「めちゃ旨そうですね・・・」とこぼしてしまいました。「あ、まかないですけど、できますよ」とか言われて気づけばconversation peaceの始まりです。だって、奥田民雄ちゃんのイージュー・ライダーとかBGMで流れてるんですもの。
気づけば、がっちり奈良出身マスターのJちゃんと握手なんか交わしてみたり。
なんしか、自分と同姓でなおかつ同世代ということがびっくり、ダ。

鶏は(Jちゃんの)地場の奈良の地鶏、しかも指定養鶏農家からbuyらしい。そりゃ旨いわけで。

結局、Jちゃんと仲良くなった辺りから加速度的に杯が進んでしまい、結局相当呑みました。
博多明太入りおにぎりまで食べちゃいましたから。それはそれは。

でも、同日晩中にUPできてるのでまだ健全か。






12月11日日曜の忘年会に誘われてしまいました。いやあ、かなり楽しかったので是非とも顔だしたいもののしっかり仕事です。こればっかりは、残念。
さて、今からタイムトンネル突貫して、ballantine's一杯呑んで寝ます。
酔い晩酌でした。