2011年12月10日土曜日

reichsrat von buhl phaltz spatburgunder trocken 2004

 劣悪な環境で放置されていた、ドイツ・ファルツのシュペートブルグンダー。いざ抜栓。

乾燥しきっていたコルクは途中で折れるわ、で早くも嫌な予感。しかして、コルクにはピノには珍しいくらい酒石酸の結晶が。ちょっと期待も半分。

うーん、ブショネだ。でも僅かなので、デキャンタに移してかなり振り回すと呑めなくもない、そんなレベルで勿体無いので呑みます。多少鼻をつくこの臭いを除けば、ピノ特有(特に寒冷で日照の短いドイツの)の優しく控えめなタンニンとキャンディーっぽいPOPな味わいを楽しめます。
30分もたつと、古酒にありがちな甘みも立ち昇り。うん、捨てなくて正解。

あてのデリス・ダルジョンタルも少し酸が回っていて、ピノに合いました。

合掌。

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