2012年12月15日土曜日

そして誰もいなくなった


土曜日。仕事を早々に切り上げた。
隊長は長野に帰られたため、寮長と私の二人が残されるのみとなった。

明日は、久しぶりの休みということで、寮長が食事を作ってくださった。

鶏炒めと、野菜炒めと、パスタ。

これらが、地味な色合いではあったが、大変美味。
安いパックワインを片手に、二人で2リットルの赤ワインを呑み切り。よくディベートした。

特段酔ったわけではないが、やたらと左のこめかみが痛いのは、SO2たっぷりだからか?

2012年12月14日金曜日

角ハイと洋風うどん

1名越冬隊から緊急離脱したので、少々手抜き。
昨日の残りの鍋(チーズ)に、うどん出汁を足して鶏と白菜、うどんを煮込む。

昨日までが中々、美味なる夕飯が続いていたので、今宵のうどん鍋はなんとも微妙。

特段、不味いわけではないが美味しくもない。

角ハイを数杯呑みつつ、ディベートに興じたのであった。

明日も仕事じゃ。

2012年12月13日木曜日

MARCHESATO DEGLI ALERAMICI Brunello d'i Montarcino 2006-2 ~ REICHSRAT VON BUHL SPATBURGUNDER 2009


さて、昨日の残りのブルネロ・ディ・モンタルチーノが少々残っていたので。余り濃すぎない、どちらかというと薄い系のBDMだったので、放置して酸っぱくなるかなと、心配していたのだが。なんの、よろしい。特段深みがましたり、複雑味が増したわけでは決してないが、少々丸みと甘味がましてバランス感は良い。

今宵のこんな、変則鍋にも合う。


一通り、週を通して鍋を続けると週の後半は、スーパーで買い出しをしていても、何食すか悩むところ。で、気づけばチーズ鍋となった。冷蔵庫に残っていた、大根と人参と白菜、鶏をザクザク切って放り込み、できあいのロールキャベツも投入して。


グラス1杯少々のブルネロの後は、ブールのシュペートブルグンダ2009を。少々還元的な匂いで始まるが、しばらくするとその還元香は消える。樽香強し。かなり強いピノだ。
色調も濃いし、何よりアルコールが強い。過抽出?と思うくらいの果実感と凝縮感。カリフォルニアのピノの如し。はかなさとは無縁なり。VTのせいかしら。
過去数度となくこのブログ中でも、呑んできているここのピノの中では特筆すべき力強さ。
樽のマスキングが強いが、結構長命な予感はする。
まあしかし、わかりやすく美味しいので、これは結局他の越冬隊員達にも好評で、明日の2日目を待つことなく呑了したのであった。

2012年12月12日水曜日

JA塩尻市ワイン工場「竜眼」 ~ MARCHESATO DEGLI ALERAMICI Brunello d'i Montarcino 2006

山梨の朝は早い。単身赴任寮(4階)の玄関から西の方角を仰ぐと、見事なモルゲンロート。
つたないカメラワークで伝わりにくく恐縮だが、こうも美しいとどこか厳粛な気持ちにさせられるもの。


まあ、こんなモルゲンロートに始まった1日の〆は、ちょっといつもの鍋から脱却して
すき焼きにしましょうかということになった。隊長の在庫ワインJA塩尻市ワイン工場の「竜眼」から。


竜眼独特のぼんやりした、印象のFOXY FLAVORが「面白い」なかなか「個性的」な味わい。
甘くも辛くもない中庸な白。主張がない分、アペリティフとしては良いのかもしれない。

その後、酒精補給と、これまた何やら怪しげな古いカルヴァドスを隊長から。GMBHとある。ドイツで大昔に購入されたとのこと。瓶底には、酒石か脂肪酸エステルの重合物か何かよくわからない物質が結構な量降り積もっているのであった。ただ、アルコールが適度に抜けており、大変おいしい。


こんな感じでしっかり、すき焼き食して。かなり甘辛のすき焼きで、併せたワインは、上のブルネロ・ディ・モンタルチーノ2006。私の持ち込み。安かったし、わかりやすい濃い濃いブルネロかと思っていたが、なんのこれが結構薄口醤油的な味わいの、うまいブルネロで、良い。すき焼きの味には負けておったがこれはこれでありな赤なのであった。

2012年12月11日火曜日

角ハイ と 海産鉄板焼

山梨2日目。鍋続くとあきるので、今宵は鉄板焼き。昨日のブリ鍋の残りをヅケにしていたものを焼く。


これがすこぶるうまくて良い。酒は山梨定番の角ハイ。


牡蠣なんかも焼いたり。


越冬隊員の一人が、明太マヨネーズを作ってくれたので、これときゅうりにセロリをひたすら食す。
きゅうり3本ほど食したところで、今宵の宴は散会となった。

2012年12月10日月曜日

山梨出初式 鰤鍋

さて、今日から山梨。今回はほぼ年末まで。2週間の越冬隊である。
昼大阪を出発して、すっかり慣れてしまった長時間移動。乗り物酔いすることもなく、
ひたすらPCのキーボードをたたいて、5時間経てば山梨。18時過ぎに山梨市駅に到着して、
そのままお迎えの車で、スーパーへ。

鰤が美味しそうだったので、それをメインに諸々具材を購入して、単身赴任寮へ。


4人で鍋開始。例のごとく、定番酒の角ハイを幾杯となく呑みつ、鰤を食す。
移動疲れもあり、初日の出初式は早々に離脱して、22時過ぎには就寝したのであった。

2012年12月9日日曜日

LUGNY CREMAN DE BOURGOGNE BLAN DE BLAN ~ CHANTI CLASSICO RIECINE 2010

1日休みを、買い物に費やす。冬用の服を一通り買おうと阪急MEN'S館をうろうろしていると、館のスタッフの方に写真を撮らせてくださいと、声をかけられる。そんな奇抜な恰好してたわけではないんだけれど…


すっかり、金目好いてしまった家人のリクエストで晩は金目鯛の鍋をすることとした。
本来はトマト鍋をしましょうということで、酒なんかもイタリアのキャンティを家人が準備していたのではあったが、KOHYOでショーケースみてると、やはり金目が食べたくなったみたい。
まあ、美味しいし何度でてきても、私としても異論はないわけである。
さらに、明日からまた長期出張なので、多少良いもの喰っても罰はあたらんでしょう。

金目を食し終わった後に、トマトホールを数缶投入して、当初の予定通りトマト鍋に方向転換。
鍋が電気式で色気がないので、こちらは映さず割愛。


一緒に飲んだのは、私のリクエストもあり家人のキャンティクラシコ。トマト鍋に投入した、水牛乳ではないモツァレラも一緒にフレームイン。
このキャンティは、エチケット通りのシンプルな構成のキャンディではあったが、やや樽のマスキングが強すぎ、薄口ワイン嗜好が進行している、我々からは少々厳しめの評価と相成った。

ただ分かりやすいので、素人さん受けは良さそう。