2012年12月12日水曜日

JA塩尻市ワイン工場「竜眼」 ~ MARCHESATO DEGLI ALERAMICI Brunello d'i Montarcino 2006

山梨の朝は早い。単身赴任寮(4階)の玄関から西の方角を仰ぐと、見事なモルゲンロート。
つたないカメラワークで伝わりにくく恐縮だが、こうも美しいとどこか厳粛な気持ちにさせられるもの。


まあ、こんなモルゲンロートに始まった1日の〆は、ちょっといつもの鍋から脱却して
すき焼きにしましょうかということになった。隊長の在庫ワインJA塩尻市ワイン工場の「竜眼」から。


竜眼独特のぼんやりした、印象のFOXY FLAVORが「面白い」なかなか「個性的」な味わい。
甘くも辛くもない中庸な白。主張がない分、アペリティフとしては良いのかもしれない。

その後、酒精補給と、これまた何やら怪しげな古いカルヴァドスを隊長から。GMBHとある。ドイツで大昔に購入されたとのこと。瓶底には、酒石か脂肪酸エステルの重合物か何かよくわからない物質が結構な量降り積もっているのであった。ただ、アルコールが適度に抜けており、大変おいしい。


こんな感じでしっかり、すき焼き食して。かなり甘辛のすき焼きで、併せたワインは、上のブルネロ・ディ・モンタルチーノ2006。私の持ち込み。安かったし、わかりやすい濃い濃いブルネロかと思っていたが、なんのこれが結構薄口醤油的な味わいの、うまいブルネロで、良い。すき焼きの味には負けておったがこれはこれでありな赤なのであった。

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