2012年7月21日土曜日

CAMPARI Bitter Milanoで修行3日目

ワインがいかにバカ高い嗜好品かということが常々身に染みる葡萄酒ラマダン3日目。

要するに下の写真のようにカンパリのリッター瓶なんか1本と、安いワインが同じくらいの値段なわけである。カンパリなんぞ、どんな気合入れようとも一晩で一本呑み干すことなどできないし、したいとも、又しようとも思わない。


久しぶりに、カンパリ(・レモン・ソーダ)呑んだが美味いね。もとよりビター系リキュールは大好物の私で、特にフェルネット・ブランカやウンダーベルグなどもっと苦い系が好きなのだが、自宅でチマチマ、ウンダー呑んだり、フェルネット・ブランカ呑んで渋い顔しているのも、あまり絵にならないなので派手なカンパリで。


クルード他酒用の皿をいただき、カクテル・ナイトは続く。角ハイ飲んでみたり、雑多で一貫性の無い酒筋で蛇行しながら、ラストはスミノフ・ブルー(50度)とダブル・クレーム・ド・カシス、ベースにレモンやシャルトリューズやその他諸々シェイクして。中々複雑な味わいのへんなカクテルが出来上がり。色調は血色の悪い静脈血みたいな色調だが、まぁぼちぼち創作にしては美味しかったので、良し。


Captain Morgan と タコで 修行2日目


後から考えれば、熱中症だったのか。突如として胃が重く、頭痛も。常々結構多量の水を飲む私なので、水飲み過ぎかな…程度に考えていたが。

そんな体長不良もあって、今宵は小呑小食。
久し振りのタコ。トルティアも自家製で。


暑気払いで、モルガンのsoda割。レモン切らしており、やや切れに乏しい。酒における酸の重要性を再確認する。でも、角ハイにレモンが入ってるのだけは嫌なんだけど。


いつも、おおよそかなりの確率で何らかの失敗の付きまとうタコ。今宵に限ってはトルティアの焼き加減も、トッピングの諸々も、万事申し分なく、酒庫の葡萄酒を一瞥するも特に特段の感が沸いてくるでもなく、楽しく呑み上がったのであった。


ラマダン二日目も、特に問題なし。

2012年7月19日木曜日

修行一日目

またも、葡萄酒食傷気味になってきたので、葡萄酒ラマダン週間。

昨日までの1週間振り返って電卓たたいて見ると、凡そ一日3000円近い酒代を使っており、そのうちの9割を占めているのがワインだ。なので、1週間で2700円×7日で18900円の飲み代削減、とはならないんだよな…。

まあ、そんなことは考えても見なかったが、ふと手近にamadanaの電卓が置いてあったので。意外に安くついているんだなと思った私が、普通なのか普通でないのか。

さて、雑記は置いて。今宵は帰宅も遅かったので、特に大いに呑んで食ってはせず、角ハイを3杯ほど。


まだまだ、禁断症状て何のこと?ってな具合に。角ハイ大いに上等、これだけあればこの夏は乗り越えられる!と豪語できてしまうラマダン初日なのであった。

2012年7月18日水曜日

HUDELOT-NOELLAT Chambolle - Musigny 2007-2

今宵は昨晩の続き、ノエラのシャンボール・ミュズィニー2007の二晩目。その前に角ハイは3杯ほど。


最近のカメラは凄いな。上記灯りを灯さずに撮影したのだが、きちんと写るんだから。


液色は昨晩と余り変わらず。赤系果実の諸々と、森林浴様のすがすがしい香り。ただ、昨晩普段のここのボトルより強く感じた酸が、更に今晩前面に出てきており、お子様な味覚の私にはちと酸い。まあでもやはり美味しい訳で、家人の作ってくれたチャンチャン焼きと一緒に。


久方ぶりにドイツのピルスナー・タイプも呑んだりで。やはり暑い夏にはビールかな。


2012年7月17日火曜日

LES ALLEES DE CANTEMERLE HAUT-MEDOC 2002-2 ~ HUDELOT NOELLAT Chambolle - Musigny 2007

暑い。。。


の一言で記しを終えてしまいたいくらい、暑い。

家人がローストビーフ完成と知らせるので、昨晩のレザレ・ド・カントメルルを合わせるのは良いとして、その後は何呑もうかなと今宵の一本に想いを馳せながら帰宅したのであった。

先ずは昨晩のボトル達の2晩目。いつものクレマン4B各1杯取り。シャンパン・ストッパーしただけだが、泡も活き活きと。若干糖が目立って、ベタッとした後味にはなっていたが、それでもこの暑さを差し引けば美味しいってものだ。


肉尽くし。

レザレ・ド・カントメルルに関して、液色が昨晩のそれより磨きがかかり、宛ら命を吹き込まれた液体の如し。色んな意味でアクア・ヴィーテとはよく言ったものだ。


昨日のフレーヴァーから更に、甘味が増し、タンニンは丸みを帯びて口蓋に心地よい、香りには昨晩感じられなかった、ミルク・チョコレートの香りが顕著でやさしい心持にさせられる。ピメントは健在だが、甘味が乗った分奥に引っ込んだ感じ。美味しい、美味しいと2杯弱ずつBORグラスで呑了し、半端なワインを次に抜栓するのもいやなので、ストック、ノエラのシャンボール・ミュズィニー07を開けることする。


普段のボトルより、やや酸が強くは感じるものの(BORの後だから?)、期待を裏切らない儚い色白美人像。
02のボルドー村名、07のブルゴーニュ村名、年齢的には同年齢くらいの熟成レベルではないかなと思うのだが、美人性は各々全く別の方向性を示す。ボルドーのは豊満な美人、ブルゴーニュのは痩身な美人。

値差を鑑みれば、豊満美人の方の圧勝なのだが、人間の趣味趣向は色々だから…

さて、上の写真の通り、シャンボール呑みながらシャンプノワ、アヴォンダンス、ゴーダとドライフルーツの盛り合わせを食す。至福の時。

2012年7月16日月曜日

LES ALLEES DE CANTEMERLE HAUT-MEDOC 2002

これだけ暑い訳だが、たまにはボルドーが呑みたくなるのは、やはり性根はボルドーが好きだから、酒人生の中で最も多く呑んでいるワインがボルドーだから。


今宵は、メドック格付5級シャトーのカントメルルのセカンド・ワイン。否、早飲みワイン、レザレ・ド・カントメルル。

注ぐとボルドー・グラスの中で良い色加減。まだ、抜栓間もなく発色してこずとも、この色なので、これは期待大。まだ若さも感じさせるが、エッジは煉瓦色がかってきている。

クレマン等で、開花待ち。夏定番の苦瓜のピカタ。

レザレに戻して、先ず香りは最近のピノぶれのせいと、02と言う年柄で、ボルドー品種特有の青いピメントが気になる。ただ、その奥の香りは黒系果実の諸々と、若干の黒胡椒、少しのトリュフのニュアンス、腐葉土までは行かないが、畑の土の香りも。総じて良いボルドーである。やはり、こう言うのを呑むとBRGと違ってBORは費用対効果が高いよなぁ、と思わずには居られない。

日本がもう少しカラットしてたら、やっぱり宅の酒庫はBordeaux で一杯になっていることだろうに。

日本の夏には、A-SDと言うことになるのかな。





2012年7月15日日曜日

昨日の続き

何とも右のわき腹辺りが疼痛を訴える嫌な一日であった。右のわき腹辺りと言えば…沈黙の臓器では…、近々健康診断あるのでその時のジャッジに任せるとしよう。例年体重が少なすぎる事を除いては、指摘事項なき健康診断ではあるが、今年辺り何かありそうな、なさそうな。

今宵は昨晩抜栓した銘酒の続き。


各々、昨晩より向上の一杯。盛り付けリベンジの態の肴たち。




各々よく、とくにリベンジ生春巻きにナンプラーを付けて食したのは格別なのであった。