2012年7月17日火曜日

LES ALLEES DE CANTEMERLE HAUT-MEDOC 2002-2 ~ HUDELOT NOELLAT Chambolle - Musigny 2007

暑い。。。


の一言で記しを終えてしまいたいくらい、暑い。

家人がローストビーフ完成と知らせるので、昨晩のレザレ・ド・カントメルルを合わせるのは良いとして、その後は何呑もうかなと今宵の一本に想いを馳せながら帰宅したのであった。

先ずは昨晩のボトル達の2晩目。いつものクレマン4B各1杯取り。シャンパン・ストッパーしただけだが、泡も活き活きと。若干糖が目立って、ベタッとした後味にはなっていたが、それでもこの暑さを差し引けば美味しいってものだ。


肉尽くし。

レザレ・ド・カントメルルに関して、液色が昨晩のそれより磨きがかかり、宛ら命を吹き込まれた液体の如し。色んな意味でアクア・ヴィーテとはよく言ったものだ。


昨日のフレーヴァーから更に、甘味が増し、タンニンは丸みを帯びて口蓋に心地よい、香りには昨晩感じられなかった、ミルク・チョコレートの香りが顕著でやさしい心持にさせられる。ピメントは健在だが、甘味が乗った分奥に引っ込んだ感じ。美味しい、美味しいと2杯弱ずつBORグラスで呑了し、半端なワインを次に抜栓するのもいやなので、ストック、ノエラのシャンボール・ミュズィニー07を開けることする。


普段のボトルより、やや酸が強くは感じるものの(BORの後だから?)、期待を裏切らない儚い色白美人像。
02のボルドー村名、07のブルゴーニュ村名、年齢的には同年齢くらいの熟成レベルではないかなと思うのだが、美人性は各々全く別の方向性を示す。ボルドーのは豊満な美人、ブルゴーニュのは痩身な美人。

値差を鑑みれば、豊満美人の方の圧勝なのだが、人間の趣味趣向は色々だから…

さて、上の写真の通り、シャンボール呑みながらシャンプノワ、アヴォンダンス、ゴーダとドライフルーツの盛り合わせを食す。至福の時。

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