昨日の続き

なかなか忙しく深夜帰宅と相成った。
家人が色々と作ってくれていたので、それと併せて昨日のDOURO を呑む。
先のAmaroneの様に良い方向には変貌しておらず、酸がやや回ってしまったようだ。文句言いつ、これを呑了す。
cheeseをあれやこれや引っ張り出してきて食す。 ついで足らずのVDTも2杯ほど呑む。

PRAZO de RORIZ 09

昨晩のAmarone から始める。いやぁ凄いね。やはりタフなワインだけあって一昼夜放置したくらいでは酢になるどころか、酸化熟成ここに極まれりの如し完熟感。

家人の作ってくれたキハダのカルパッチョが近日稀にみる、抜群のできで。酒が進む進む。

買い足しの、コスのB.PRATSが手掛けるポルトガルのDOURO。Amarone のあとに呑んでも負けないこの芯と果実味。何よりこの美味しそうなヨーグルトの如し乳製品香は秀逸。
遅馳せでしたが良い時間でした。

Campagnola Amarone della Valpolicella 07

夕方法要で寺に行く。
折角のうるう日やし記憶に残る食事を。と言うわけでは無いけれど、しばし眠っておったAmarone を開けることに決めていたので、併せて泡も白もヴェネトのワインを取り揃え。

プロセッコ。微かに甘味を感じる辛口微発泡。いつ呑んでも良い出来です。青リンゴの香り。

ソアベ。すっきり、主張せず日本酒の上善如水を彷彿とするそんな白ワイン。サラダに合いました。

家人があれやこれやと作ってくれた中でも、豚肉で葱を巻いて蒸し焼きにしたこれは全ワインのあてとして秀逸でした。
そんな流れで、少々前に抜栓しておいたAmarone を。

甘い。干し葡萄味です。そのままですが。周知の通り、Amarone は収穫した葡萄を3ヶ月以上陰干しにした後、糖度の上がりきったそれを限界までアルコール発酵させた辛口の濃厚ワイン。

ヴェルベットの如きタンニンが心地よい余韻を残します。それにしてもなんちゅう粘性。とろんとしてるのがグラスごしにもよくわかります。
この後「日向牧場」のカチョカバロなども食す。

最近香りのワインが多かっただけに、呑みごたえ満点のワインでした。合掌。

Flor de Pingus 2008 Ribera del Duero

久方外呑み。

西天満のワイン屋さんへ。角ハイ一杯いただいて。スロベニアのピノグリージョを。まったりして、結構旨い。4杯いただきました。

いつも酒先行で食が不足、呑みすぎ、となるのでちゃんとお願いしてアテを盛ってもらう。これ以外にもホタテのアヒージョも。パンと一緒に。
程よく酔いが回ってきたので、ボトルは多いし、ということですっきりした赤をボトル半分でもらうことに。何本か出してもらって、その中から一番ライトそうなダイアモンド醸造のマスカットベリーAを選ぶ。

正直国産ワインには余り期待していなかったが、これ結構おいしいです。まあ酔いが回っていたから、呑み疲れしないワインが気分に合ったからかもしれませんが。
こんこんと呑んでいると、横に座った常連の紳士が持ち込みのワインを分けてくださった。
それが、標題。昔、これのファーストを呑んだがそれを彷彿とするカカオやバニラ香、しかしながらファーストより上品な仕上がりを感じる、良いワイン。
流石にもらい酒を撮影も失礼なので、写真が無いのは悪しからず。
この後、また顔馴染みのY氏いらっしゃって一緒にジンライム呑んだ辺りから記憶が不確か。
気づけば床でした。

豚肉とジャガイモのカリカリ焼

スペインの安いクリアンサを。

今夜の夜食はグラナ・パダーノを奮断に削りかけてオーブンで焼いたタイトルのそれ。気付けば宅の食物庫に1キロ超えるグラナ・パダーノの塊が入庫していたのは、これだったのね。
因みにグラナ・パダーノはイタリア語で別名kitchenのhusband、イタリアのハードチーズと言えば、パルミジャーノ・レッジャーノが有名だが、イタリアでは専ら料理にはより廉価で十分に美味しいグラナ・パダーノを使うのよ、などとちと蘊蓄入れてみたり。
味付けは塩コショウのみだが、圧倒的にグラナ・パダーノの旨味がワインを誘います。撮り忘れましたが、よい一皿でした。

で、その後、子鯵のエスカベチェを肴にTio pepe と。とてもよいマリアージュでした。

Cheppaiano chianti 10

ちょいと前に呑んだCheppaiano のigt toscana violetta と対のchanti 。
サーモンのグリルとの相性はさておいて、軽いタッチで最近よく呑むリゼルヴァよりスムーズに呑めて疲れない。
そんなわけでこんこんと呑み、気付けば呑了。

fakeとbarbarescoと

今宵もMontieroのbarbaresco。

今宵の夜食は中々面白かった。グラタンはグラタンでもホワイトソースを使わない、カロリー意識のそれ。
ホワイトソースの代わりに長芋を下ろしたものを使うのだとか。確かに通常のグラタンと味や食感は異なるのだが、まったり優しい食感で美味。何より具材の鶏肉とつなぎの卵が長芋と好相性で、これがバルバレスコの酸とタンニンのバランスとよく合い、まるだ。

かなりの睡眠不足だったが、結局一本呑了し、この後ラスティー・ネイルも一杯。これも先日のgloire で教えていただいた通り、オーバー ステアせずに。大変まる。