2012年8月25日土曜日

La Conseillante 2004

今宵は恒例ワイン会@ベビトーレ8月。前回の痛いBRGグランクリュの失敗を教訓に、今回は失敗の少ないボルドーのグランクリュを。

まだまだ早いのは分かっているが、以前から何度か呑んで比較的VTに関わらず早く呑めるここんちのワイン。かつ、ちょいと難しい04年ということで、更に早く呑めることを期待して、これにした。

抜栓だけしておいて頂いて、白ワインをボトルで頂く。その前に肴盛たちと共にカールスバーグ。


右上端のラタトゥイユが素晴らしく美味しく、単品おかわりを頂いた。白はどこの銘醸かを伏せてブラインドで。シャルドネ…新世界系のものとは違うミネラルだな…、フランスやね、でもって南の方、ラングドックかな…。これは珍しく当たっていたのでご機嫌。当たれば、多少美味しく感じてしまうのも単純なもので。


巻貝の和え物と。肝が濃厚でまったりと、この南方シャルドネに合う。
早々にこのシャルドネは無くなってしまったんだけど、コンセイヤントに行くには未だ時間が経ってなさすぎ、ということでペルノ・リッキーを頂く。


抜栓から1時間半経過した時点で、コンセイヤントをボトルから。色調はまだまだ若い紫で思ったほど黒味は強くない。液密度はそれ程粒ぞろいな雰囲気はなく、粘性もそれ程高くなく、ボルドーっぽくないよねといった印象。香りはまだクローズだが、スミレやモカ、若干のスパイス、顕著なミント、ハーブ、すっきり系の香り、黒系果実よりは酸勝ちの苺やプラムといった赤系の果実の方が強い。このワインについてよく言われがちなブルゴーニュ風なニュアンスはこう言った果実の部分からか。
口に含むと、酸がやや前面に出ており果実実、甘味、タンニン、樽のニュアンスが弱い。


マスター、カラフェ貸してください。ということで、その場でデキャンタージュして。
デキャンタすると、果実実が酸に拮抗してきて、その他諸々のニュアンスが良い感じに上ってきてバランス感が向上。特にフィニッシュのミント香は口蓋に残る余韻にアクセントを添えてくれて素晴らしい。


ロースト・ビーフのサラダ。

アサリのパスタに、

〆のリゾットまで。いやあ、間に赤のカラフェを挟んだりしてるので、最後の方はかなり酩酊怪しく、マスタに合掌しながら店を後にしたのであった。

ワインは大成功ではなかったものの、中々の良いワインといつも期待を裏切らない素晴らしき皿たちを作ってくださったマスターに今宵も感謝。

2012年8月24日金曜日

居酒屋@西宮

実働一週間の半分を山梨で過ごすと、その週末の金曜は半端ない仕事の山に会議にてんてこ舞。それでも今宵は、西宮での飲みにゲストとして呼ばれており、オフィスをPC畳みながら走り出た次第。

西宮の居酒屋さんに時間ぎりぎりで到着。

まず、SUのモルツ(プレモルでない!)で乾杯。その後は、ひたすら薄めの角ハイレモン抜きを。10杯位ジョッキで呑んだのかな。なんせ、ご存知の通り居酒屋の角ハイはジョッキと言えど、氷がギシギシに詰まっており、一口呑むと液が殆ど無くなってしまうのである。

いちいちオーダー呼んでもらうのが申し訳ないので、一度にジョッキを2杯ずつ運んでもらっての呑みと相成った。

仕事やらその他諸々久しぶりに会う面々と、日が変わる時間まで呑んだのであった。

何とか、梅田まで帰る終電には間に合った。

2012年8月23日木曜日

CELLAR NO. 8 CHARDONNAY 2010

すっかりStars and Stripeの虜。になってる訳では決して無い。



カリシャル2010。何だかセラーにあるストック開けるには時間も遅いよね。ということで、家人のテーブル白を。昨日のお残りなんかとあり合わせで適当に作ってくれた肴たちと。

さて、このシャルドネ。色は若い緑黄、香りはまったりどよんと、口に含めば…、何の情感も湧いてこないではないか。カリフォルニアやし、安くともそれなりに楽しましてくれるんではないかとの期待があったのだが。
家人に至っては「これ呑めないわね」、と一口呑んで止めてしまった。私も同じ感想であったが、勿体無いし家人の分も含め2杯分呑む。

不完全燃焼のまま、今宵は遅いし呑みあがり。素晴らしき少酒量。

2012年8月22日水曜日

Freiherr Heyl zu Herrnsheim Weissburgunder ROTSCHIEFER 2005

帰阪。いやぁ、やっぱ甲府は遠いよ。
前回の車中呑みでペースを崩してしまったのを教訓に、新幹線でたった1缶のSA黒ラベルを呑むだけで帰ってまいった。

何呑もうかなと。酒庫から引っ張ってきたのは、これ。


フライヘア・ハイル・ツー・ヘルンスハイム・・ヴァイスブルグンダー・ロートシーファー2005。
ちょいと赤みを帯びた黄色に見えるのは、マニアックな先入観故?いやいや単に熟成色か。中々密度の高い美しい色合い。こう言う液色のワインは大体当たりだ。

ユーカリの香りが強い。ハッカやミントなど、全般的にハーブのニュアンスが支配的だが、ロートシーファー赤スレートの名が示すとおり(キャップシールもちゃんと赤スレート色ってのが素敵)、強いミネラルも健在。良い熟成感で、リッチでボリュームの大きい良い白。




濃い口の白や赤に合いそうなこんな肴たちにも良くあった。久しぶりにまともな酒を呑んだ気がした今宵であった。

2012年8月21日火曜日

甲府の居酒屋

石和温泉の花火大会とのこと、県総人口の実に1/6にも相当する15万人の動員を誇る地元の大イベントにかち合ってしまい、今宵は常宿を追放され(予約が取れず)甲府の方に宿泊。

石和温泉の河原を通りすぎる時に、背後で花火を見れたので良し。

宿の近くの若者が好みそうな居酒屋に入る。ビール1杯、角ハイ2杯、その後一刻者ロックを6杯ほど。

これだけ呑んでも、ちょいと呑み足りないのはやはり仕事呑み故か。ただ、もう一軒行って参ります!と宣言したにも関わらず、宿に戻ると眠くなって床についてしまったのである。

2012年8月20日月曜日

お多福@石和温泉

15時に大阪を出て、また山梨へ。
常宿の石和温泉に着いたころには、すっかり日も暮れていたのであった。しかも、真面目な性分故名古屋からの特急の中でパソコン睨みながら仕事していると、すっかり乗り物酔いだ。

気分すぐれぬまま、前回お休みで入れそびれた先輩たちお勧めの「お多福」という居酒屋に。

確かに、周囲の何にもない雰囲気とは対照的に、内装はそれなりに頑張っているし老若男女沢山の酔客たちで賑わっている。

取り合えず山梨きたら食しとけと言う、鳥モツ筆頭に、思ったより味付けの濃すぎない中々乙な肴たち食しているうちにすっかり体調も復調。更にかなり美味しい刺身類にすっかりご機嫌に。そんなこんなで、@居酒屋にしては珍しい位、沢山食し、当然それに併せて、「中々」のロックを相当量呑んで、宴了。

写真はなし。

2012年8月19日日曜日

ピエール・ダモワ ブルゴーニュ赤 2009

練習の成果を発揮する機会を得ないまま、この夏は終わりそうな感満載の遠泳training。今日も夕刻から扇町プールで泳ぐ。

一頻り汗をかいて帰宅すれば、昨日までの酒の渇望の薄さが嘘のよう。いつも使用している薄ハリのタンブラーでは足りないのが、作る前からわかるので、リーデルのシャルドネglassにダブルでカンパリ・レモン・ソーダを。

一気呑みに飲み干し、続けて昨夜は文句たらたらだったルーニー4Bも一杯飲み干して、暫し肴待ち。

これは、きっと葡萄酒復調の予感だと言うことで、暫し腕組みして酒庫の前で佇む。
ただ、まあグランヴァン開けるつもりは端から無いので、色々考えた結果、ピエール・ダモワのリジョナル赤を開ける事とした。
深い理由は無い。

前開けた時同様、タンニン全開で渋さMAX。だが、前回よりもアロマが良く出ており、並ブルとは思えない果実味、タンニン、酸味の三位各々のボリューム感。抜栓から一時間もすると、突出のタンニンが落ち着いて更に好感のもてる、バランスの良い並ブルへと変貌を遂げたのであった。

葡萄酒もさることながら、肴の諸々も中々秀逸で。




きっちり汗を流しさえしていれば、酒は美味しく飲めるということが再確認された。最近確かに体動かしてなかったものね。