2012年5月19日土曜日

CANNETO VENDEMMIA TARDIVA VINO BIANCO DI TOSCANA 2001

今日は動けば汗、とまっても汗な暑い一日であった。絶対仕事終わりはブラン ド ブランの泡をと心に決めていたが、疲れが勝ったようで久々ノーヴルワイン。
レイト・ハーヴェストのモンプル白。


白ワインというか、はっきり言ってピノのアイスワイン並みの紅茶色。

抜栓即ブション兼老ね香。あれ?シェリー買ったっけ?てな具合で。まあしかし糖が滅法高く、またALCも高いため、完全に呑めない系ではないのが何とも。高級アモロッソ(シェリー)風だ。シェリーは大好きなので、良しとしようか。

どちらにせよ、食中呑むには甘・重なので、氷浮かべたりスプリッツァーに供したり。最終的にはいつもの角ハイを。

やっぱこのワインに合うのは食後のフロマッジでしょ。と言うわけで、アフィナー(チーズの熟成士)・フロマッジを2種類。ドライフルーツを添えて。


奥がオッソー・イラティ、手前がゴーダチーズWITHブラック・トリュフ。
このブラック・トリュフのゴーダがめちゃ、めちゃんこ美味い。普段ゴーダなんぞ見向きもしないのだが、ブラック・トリュフにやられ申した。INGREには表記無いものの、ガーリックも含有。素晴らしい香りと食感に完全にノックアウトである。まあ、今日のワインがセール購入で1000円半ば。方やチーズも合わせ100gで1000円半ば。そりゃチーズ美味くないと許せませんわな。

明日こそは泡を呑むはず。

2012年5月18日金曜日

OTTES Lorcher kapellenberg riesling trocken EG 2007

夜は嵐であった。土砂降りの大雨に濡れることなく帰宅。
今宵もワインが押し気味のため、新たに抜栓。ここのところ、抜栓頻度高いオッテス ロルヒ カペレンベルクのエアステス ゲヴェクス ガウ特級。
その前に角ハイも二杯。ホタテの貝柱のジェノベーゼ ソースが秀逸。
抜栓即は微発砲、過冷却も相まって特級とは思えない、少々上等なリースリング、と言った様相であった。が20分もすると適温になり尚且つ、バタースコッチの香りやら、スプリング ダージリンの香りやら高貴な香りが。egにしては、やや小ぶりではあるものの3000円そこいらで買える白と言うこと勘案すると、圧倒的充足感。
先のシルヴァーナggのような強靭な要素は見受けられず、美人薄命の予感故、一本呑みきり。否、旨かったから気付けば無くなっていた、が正解。
この後昨晩の残り半分、シャンドラベイのコートシャロネーゼ06を。うーん、これは果実味が減退してタンニン全開、かなりのアンバランス。長命なワインであることが再確認分出来たので良し。
文句言いつも、呑了して1本半にして呑み上がり。





2012年5月17日木曜日

Les champs de l'abbaye le clos de roches 2006

今宵は盛りだくさん。

先ずモヒートから。薄ハリ・タンブラーがステアで凍ってきて良い感じ。此は大変美味しくできた。手間以上の満足だ。

その後、皿皿皿につられて、3日前のシュミッツキンダーのシルヴァーナGGから。果実味、ミネラルがパワーアップして、酸だけが後退。いや、単にそれ以外の要素が強くなって、酸が分かりにくくなっただけか??これはちょいと感動するくらい美味しい。

シルヴァーナはglass一杯しかとれず、続けてこれもデストック買いのたまに呑んでる、シャンドラベイのAC コートシャロネーゼを。

4時間前抜栓で、限りなく惜しい所で開いてない。何か一本足りない要素が、ネクタイピンつけ忘れた感じ。して、まだ還元香が。

定価の4000円超えは無しにして、半額なら安かろう。明日に持越だ。

饒舌な酒にやられて、食べ過ぎたな。






2012年5月16日水曜日

Castello dei Rampolla Sammarco Vino da Tavola 2003

半会食ということで、UPするかしないか微妙なところ。まあ仕事の話ゼロのプライヴェート色が強いので良いでしょうと。

30で会社を立ち上げ、40で時価数十億でそれを売り抜け、今はリタイアライフを送っておられるGご夫妻と園田のイタリアンで。久しぶりに日本に帰ってこられたので、食事行きましょうとなった次第。


テーブルワインがテーマだったので、私はこれを持参。18時間前に抜栓しておいたので、これはかなり良い感じ。
甘く、甘く、甘い。これが酷暑の2003年産カベルネ・ソーヴィニヨン90%とはなかなか思えない上品な酸も伴い、タンニンの角が取れてきており飲み頃序盤を迎えつつある。香りも秀逸だ。一昔前は10000円超えのワインだったが、今は結構安くで出回っているようだ。2007年は驚異のWA97点のカステッロ・ディ・ランポッラ・サンマルコ2003。

ホストのGご夫妻にも、シェフにも絶賛いただいたが、明らかにテーブルワインじゃないじゃあないかということでお叱りを受けたものの、食事ご馳走になってるのでこれくらいのワインで丁度良いのである。


G様が持ってこられたのは、本当に1000円台で買える正真正銘pay d'ocのシャルドネ。毎日モンラッシェを呑まれているのかと思いきや、リーマンショックで資産が目減りしたのでとのこと(嘘)。このシャルドネがかなり美味い。店からもヴェルデッキオ1本と写真のネロダーヴォラ1本、あとトスカーナIGT1本を。


私の持参ワインに併せて料理も変えていただいて恐縮。


結構呑むも、比較的意識明瞭にお開きと。G様ご馳走様でございました。今度は天満で日本酒と参りましょう。

2012年5月15日火曜日

WEINGUT SCHEMITT'S KINDER RANDERSACKERER PFULBEN Silvaner Spatlese trocken GG 05er

あれ?あれあれ?確か禁葡萄酒1週間じゃ??



1日目 暗闇がある中、神は光を作り、昼と夜が出来た。
2日目 神は空(天)を作った。
3日目 神は大地を作り、海が生まれ、植物が出来た。
4日目 神は太陽と月と星を作った。
5日目 神は魚と鳥を作った。
6日目 神は獣と家畜と、神に似せた人を作った。
7日目 神は休んだ。
※旧約聖書より引用

そうである。7日目は安息日だ。飲適年齢になってから10年間1日の休みもなく酒を呑んできている酔いどれの肝臓に安息日はない!そうだ私にとって1週間は6日間も同然だ!安息日を削って何が悪い!さて言い訳はおいて、実は明日火曜にイタリアンで半会食の予定が入っているので必然ワイン呑むことになるのだ。そういう事なら、一応火曜の零時を待って標題シュミッツ・キンダー・ランダースアッカー・プフリューベン・シルヴァーナー・シュペトレーゼ・トロッケン・GG05を。

まあ、その前に角ハイで零時までの3時間時間潰しをしたので結構酩酊は進行しているわけである。

待ちに待った、解禁日!取りあえず、酒庫の手前に置いてあったボックスボイテル・スライムBTLを引っつかんで抜栓した次第。GG特級だがスクリューキャップ。開花時期をやや外した感で、抜栓と同時に立ち昇るあのトロピカルな香りはやや控えめ。しかし、デキャンタに移し変えてゆすっていると。おぉぉ、キタキタキタ。メロン・マンゴー・パッションフルーツ・青林檎。



謀らずの1日早いラマダン明けだが、もうテンション上がりまくりである。禁断症状の震える手で引っつかんだ(嘘)このボトルで正解であった。喉の渇きを感じるくらいのエキス分。まるで純米吟醸の新酒を呑んでいるかの如しメロン味。ミネラルまだまだ固め、酸はかなり高い、しかし強烈な果実味でバランスが保たれている感。久しぶりのワインということを差し引いても美味い。

これはまだまだ熟成を待つ感。良い時機に開けるともっと素晴らしいものを得られるのかなと。あと数本あるので宅に引き上げてくるのはもっと先か。

2/3程呑んで呑了、明日の半会食に持参するイタリアの赤がかなり堅牢なので、就寝前に抜栓。
こりゃ完全なボルドーだわい。ちょいとだけテイスティングも。ふむ、中々。明日が楽しみだ。

2012年5月14日月曜日

天満三丁目おでん屋台

角ハイから始める。昨日までの寒さは無くなり、角ハイが旨い気候だ。

ワイン呑まずの生活が続くと、その解離(何との解離だ)を埋めるための行動を取ってしまう物なのかも知れない。
義務感?強迫観念?に駆られてまたワインを買ってしまった。今回は函買いではないので、一本其なりの価額のものをアソートで。

さて、それでもワインは呑まずに。

角ハイを数杯呑んで後、昨日のパスタ鍋おでんを皿によそって、兼八オン・ザ・ロックスと。久し振りの焼酎で。

此は二杯に止め、健康的に呑了す。もうすぐラマダン明けだ。



2012年5月13日日曜日

Martini

今宵は寒かったから、おでんだ。


肴・皿の決定なんぞその位短絡的で潔いのが良いのである。
侮る無かれ、このおでん私の学生時代から愛用しているフランス製のホウロウのパスタ鍋で作った代物だが、滅茶苦茶旨い。昨日に引き続き、森田酒造場の頂き物日本酒封切仕掛けておったが、アペリティフの角ハイで火付いて、日本酒呑んでる場合で無いと、延々角ハイを呑み続ける。

鱈腹食べたので、ここからはbar time。


禁断のマティーニだ。さんちゃごの一番好きなカクテルはマティーニである。ただ、これ呑むと即昇天してしまうのが難儀する。

ピテットのグリーン・オリーブで待ち構えつ、タンカレーとノイリー・プラットの私的ベストコンビネーションで113回ステア。美味い。私が知っている酒の中で唯一、ワインを越える可能性を有する酒である。一般的にマティーニのステア回数は80回前後との記述が多い。しかし、私は昔から113回。昨今原料も器具も全て冷凍庫か冷蔵庫だ。80回そこらでは、アイスが溶けないなのである。マティーニは氷が溶けて微妙な按配で水っぽくなってナンボと私は思っている。でないと、ヴェルモットがジンと親和しないのである。少なくとも私には。プラス、ミキシング・グラスを使わない私故という部分もある。実際、ステア70回を超えた時点で、タンカレーの香りが昇ってくる。これがゴードンだと又違うんだが。

さて、多弁。マティーニ(しかもリーデルのマティーニグラスはでかいから通常の2杯分)5杯で、すっかりご機嫌酩酊で呑みあがり。

今日もワイン呑まなかったぞ。