2012年5月5日土曜日

カーヴ・ド・ルーニー・クレマン・ド・ブルゴーニュ ブラン・ド・ブラン

また風邪が悪化したか、はたまた快方の兆しか一段と咳が酷くなり、声も出なくなってしまった。

今宵は、そんなわけで喉が渇いて呑み気はあるものの、風邪薬との兼ね合いもあって、余り呑めない。

こう言う場合は泡に限る。

先日も開けた標題ルーニーのクレマンドBRG BB を。
酵母の香りもするし、白い花系のニュアンスもあり。残糖も私の好みの加減、酸とのバランスがよく美味しい。

色んな要素がコンパクトでスケール感には欠けるものの、1000円台半ばで買えること勘案すると、大変好感が持てるクレマンだ。

house泡をいつもの豪泡から此にshiftするべきか、迷い中。たかだか数百円差とて、呑み赤貧さんちゃごには、此れからのseasonのバジェットに関わる重要案件なのである。


2012年5月4日金曜日

角ハイrevival、旨いっ!!

切れていた黄角を、4Lのpetで購入。
いやぁ、旨い。これがあれば、ロマネコンティもドン・ペリニョンも要りまへん。嘘。

世の酒飲たちは、最期の一杯と言えば何を所望するのだろう。私なら角ハイはアペリティフに3杯位はorderするかな、last oneの前に。え?最期の一杯じゃないって?


一日寝かした自家製鶏肉ハム・胡麻ソース和えやら、ちょいと捻りの蛍烏賊とエリンギのアヒージョやら、角ハイにはもってこいの皿たちにすっかりテンション上げ気味で。
気づけば4Lbtlが結構目減りしてたり。



そのまま通しても良い感じだったが、この白ハムがすこぶる美味しかったので白が欲しくなって、この前の呑みさし南仏の青~い白を。はい、青い。対費用の観点では箸にも棒にも懸からない。けど、磨り硝子のbtlが斬新なのでスルーするとしよう。

この後も渇望するまま角ハイを何杯と無く、作り呑み。辛うじての正気を保ちつ、呑みあがり也。

2012年5月3日木曜日

Rene CACHEUX et Fils Vosne-Romanee 1er cru - les Suchots 04-2

本当はモルガンのソーダ割りをタイトルにしかけていた今宵。
辛うじて、昨晩からのスショに軍配が上がったので、却下した次第。

飲適年齢になって依頼、長らく愛飲しているモルガン。これはライム・チョイソが私の中ではベストである。が、生憎ライムはなかったのでレモンで代用。ちと本筋とは違うが、ビックリマンチョコ的なケミカルでいて魅了される旨さがあるので良し。


チヌ(黒鯛)の刺身と。久々「和」テイストも良いもので。
その後、この他にも鰹のたたきやら何やら海産物を沢山食す。健康的。

魚たちの後にチキンと共に、昨晩残りの標題ルネ・カシュー・ヴォーヌ・ロマネ・レ・スショ04を。
お…昨日より旨くなってるやないの。


やや脆弱さを感じた昨日だったが、見事に予想を裏切ってくれて喜ばしい限り。終始ヴォーヌらしさを感じながらあっという間に呑了したのであった。相変わらず、咳が止まらないので今宵はこれにて就寝。

2012年5月2日水曜日

ルネ・カシュー ヴォーヌ・ロマネ レ・スショ 1er

どうも風邪だったようだ。夕方には悪寒がして、かたかたと震えておった。

まあでも呑むのだが。

トスカーナの白を皮切りに、クレマン ド brg、南仏の白を経由して、標題久し振りのスショを。

呑む6時間前に開けた時は、酸っぱい香りに、外したかな…と不安が過ったが、6時間後の其れは、スショらしい芳しいものに変貌を遂げていたのであった。

自分でも熱を発してるのが解る位の発熱と酔いに、倒れるように寝たのであった。





2012年5月1日火曜日

Casina Corte Dolcetto di Dogliani 06-2

花粉だか黄砂だか、今日はつと酷い。アレルギー錠剤を服まずにいたのが悪かった。
一日くしゃみが止まらず、帰宅した頃にはくしゃみではなく咳が喘息の発作の如く止まらない。
そんな訳で、酒を呑むのもままならない。そんな今宵。


先ずコアントロー・リッキーから。呑んどるがな。
一口呑んでは咳をしてな感じ。そういう訳だから、中々食べ進まぬし呑み進まぬ。


今日は早めに切り上げるべしと、昨晩のカッシーナ・コルテのドリアーニのドルチェットの残りを呑む。昨晩の様子ではシラーグラスが相性が良かったようなので、今宵はシラーグラスで。
流石にドルチェット用グラスは持っていない。

昨晩の甘味はなりを潜めたものの、酸が出てくるわけでもなく、2晩目に開花する雰囲気もない。ややミナミ的な喧騒が過ぎ去って静かになった。そんな印象。

咳して手元が狂って、最後の一杯は澱まみれ。

こういう日は呑まずに寝るのが正解だ。わかっちゃいるけど…。
明日も酒が押しているので、早くこの咳を何とかせねば。

2012年4月30日月曜日

Cascina Corte Dolcetto di Dogliani

甘いものがほしかったので、コアントロー・リッキーから始める。檸檬も搾ってね、と。

その後、久方ぶりのドルチェット。カッシーナ・コルテ。これも例のdestockワイン。安くで購入。マンゾーネのもの以来か。

澱上醸しを行っているからか、非常に収斂性が強い。きゅっとすぼまる感じだ。そして酸も果実味も多い。大鉈振り回されてる感が強い。が各々のベクトルが太く長く分かりやすい、美味しい赤ではある。

何より価格考えれば十分満足だ。

今宵の皿の内容とは合わなかったものの、ご機嫌に半分呑んで呑み上がり。




2012年4月29日日曜日

深夜 四ッ谷酒造 兼八

GWが始まった。
休日の終電にはよく妙なものが落ちている。今宵の其れは、女性のショートソックス一対。しかも替えの綺麗なもの、といった雰囲気は微塵もない。人もまばらな電車のなかで、何故?どういったシチュエーションで?と凝視してしまった。

さて雑記はこれ程にして。

今宵は、家人も寝ていたので一人でコンコン呑む気も起こらず。それでも卓には皿を準備してくれていたので、酒庫に残っていたhouse泡を二杯。ちょっと酸が回っている感じだ。

和風な皿の諸々に、そや焼酎のもかと思い立ち、酒庫に戻って兼八を掴んで帰る。

オン・ザ・ロックスで。よく麦チョコと形容されるこの酒。日頃chocolateのアロマの強い赤を好んで呑みがちな私には、余りピンと来ない表現だが、甘みが強いのは確か。疲れを蒸留酒に癒してもらって、Baccaratのオールド ファッションにすりきり二杯で呑み上がり。一人で呑んだらこんなもんだ。

案外、性根は呑み助ではないのやもしれぬ。んな訳ないか。