2012年8月30日木曜日

WITTMANN Blauer Spatburgunder Rotwein trocken 2004-4

広島より帰阪。やはり大阪は暑い。


あれ?先日酷評だった、カリシャルでは??そう。貧乏性なので、捨てられずにセラーに栓して放りこんでいた訳。何日前よ?のカリシャルである。まあ、ワインよりもビールと合いそうなパッタイなんで、良いやろののりで呑む。と、このシャルドネがなんと、化粧落ちのまったり美人になっているではないか。酸も程よく効いて、何より先の不釣合いな樽とねっとりするような果実実がすっかり落ちて、なんとも良い素地を見せている。
パッタイには確かに合わないけれど、お酒としては中々よろしいんじゃないかな?まあ、いったい誰がこの手の白を後生大事に、置いておくのかという話なんだが。


カリシャルの後に、これも広島いく前に開けたヴィットマンのブラウア・シュペートブルグンダ2004年4晩目を。リッチに千成亭の「かのこちまきコンビーフ」と。ヴィットマンのピノはグラスに注いで20分くらいは、古酒様の妖艶な芳香を発し、良き夢を見させて頂いたのだが、1時間もするとポートの様相を呈し、最終的には萎れて逝ってしまった。コンビーフは、ええ勿論美味しかったですよ。先日よりも、口どけ柔らかく、口に入れてしばらくすると熔けていく絶妙さ。


ヴィットマンに併せて、家人に切り分けてもらったフロマージュ。ミモレット22ヶ月、アヴォンダンス、トム・クライユース3種盛り。クライユーズの熟成が非常に良好で、酸と濃厚な脂肪分の絶妙の調和を見せて素晴らしい。

さて、久しぶりに文化的な酒と食を堪能したので、今日はこれにて呑みあがり。

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