2013年3月8日金曜日

LOUIS REMY CLOS DE LA ROCHE GRAND CRU 1986

思い立って、ベビで家人とワイン会。今日も天満は人で溢れていた。
ストール巻いていると汗ばむ陽気だ。
いつも通りまず、カールスバーグを3人前。+1はマスターへの「宜しくお願いします」である。
ビール呑みながら、オードブルの盛り合わせを。
新玉葱のスープが甘くて印象的。


調子が出てきたので、トリンバッハのアルザス・コキヤージュを店から。派手さを落としたシルヴァーナ?あとピノグリかピノブランがアッサンブラージュされてるのかしら。すっきりさっぱり、それでいて適当な香と酸が乗っていて、巧い事作られている。主張がほとんどないだけに、食事との相性も丸。
 トリンバッハは直ぐなくなり、今宵のワインを。仕事帰りに毎度のワイン屋さんで、安くで売っていたので、多分ダメやろなぁと、半ばネタとして買ってそのまま持ち込んだ。ルイ・レミのクロ・ド・ラ・ロシュ特級1986年。マスターが「さんちゃごさん抜栓してください」とのことなので、誰がやっても同じよ、と抜栓。リコルクらしく割合危なげなく抜栓完了。ブショネではなかったので、一安心。


まぁ、しかし見ての通り液色は不健全な混濁が。香りは、焼き菓子の甘い香りが支配的、少々ヒートの気配も。一口含んで、うーーーん、完全ピークアウトだな。もともと弱いヴィンテージだけあって、クロ・ド・ラ・ロシュとは思えない淡い色調からもわかる通り、ポテンシャルが余り高くないのだろう。随分前にピークアウトして時間がたっている様子。併せて、アルコールが飛んでいる印象。天使の涙もないわな。

ただ、これはこれで面白いワインで、目を引くワインということもあり、お隣に座った別口のお客さんお二人と会話も弾む。また、マスターもこれに合うのを作ってみましょう。と、しっとり甘い肉料理を作ってくださり、これまた美味しかったのでよしとしましょう。


最終は、フロマージュで〆。

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