2013年2月1日金曜日

大和葡萄酒 大和葡萄園(白) 中口 1800ml


本日もなんやと忙しい月初であったが、なんとか早めに仕事を終えて
いつも行かないスーパーへ買い出し。冷蔵庫ストックを一掃せよとの寮長のお達しで、焼きそばの材料を購入。
そういうわけで、通常に比して気合の入らない買物であったが、
ここのスーパーはやたらとワインの品ぞろえがよくて、私的にはテンションが上がるのである。

高い酒を買って帰ると、ブルジョワジーと揶揄されるので
プライベートなら目もくれない、1升ワインを購入することとした。
大和葡萄酒のデリアンワインだ。他の隊員も1000円程度の酒を思い思い各々が購入。

1升1181円とは大変安い。のには理由があり、これはいわゆるマストワインつうやつである。
全量マストでは無いかと思われるが、要するに発酵前濃縮葡萄果汁をチリやアルゼンチンから購入し
これを発酵、ジェネリックワインとブレンドして作るワイン。実は葡萄品種の選定・指定から
アッサンブラージュの割合まで、大変奥の深い世界なのであるが
超高級グランバンしか呑んでいない、日本のラウド・マイノリティの方たちからは
ワインの文化レベルを下げる諸悪の根源みたいなカテゴライズをされがちだが、
いやいや、むしろワインと接点の乏しい日本人にワインの良さをデイリーに楽しんでもらえる
ことを布教しに来た、フランシスコ・ザビエル的な位置づけのワインなのであるよ。
と、熱くなってしまったが、この大和葡萄酒のはどうでしょう。

ジェネリック特有の中庸なぼんやりした輪郭の香だが、悪い香りではない。
白パイス、セミヨン、ソービニヨン・ブラン、シャルドネ?といったところかしら。
中口とあるが、思った以上にドライに仕上がっており好感がもてる。
下手な舶来の安物バラエタルの白なんかよりも美味しい、気がする。
臭味少なく、えぐみや変な甘さもないので、すいすい薄い日本酒呑んでいる感覚で
気づけば、1升の半分以上を一人で吞んでいた。

少々呑み疲れしたので、自室に戻り家人に電話したところまで覚えているのだが、
気づけば寝ていた様である。

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