2013年1月29日火曜日

振舞飯とピノノワール


本日、大阪より送り込みのワインがダースで届く。また隊員1号美食家が参戦。本記ではただのグルメ扱いだが、実は歴とした重役高給取りにつき、
給料日明けということで、いつもより豪勢な食材を供給頂いた。ただ飯だ。ご馳走様です。

鮟鱇と牡蠣を種に、味噌鍋。刺身もいつになく綺麗である。


まあそんな魚な食卓には全くもってマリッジしないのだが、前ブルゴーニュ赤が好評だったので、今回はピノノワール主体だ。
ワイン勉強中のドイチャー隊員にピノノワールの特性や、代表的なアペラシオンのコート・ドールの説明なんかをしながら。
まあ、見ての通り呑んだのは本場BRGではなく、ドックのピノなんだけど。ラングドックのピノねぇ…

私に言わせれば「カシスジャム」の一言で終わりそうな、単調な味わいも、中々の好評をはくし、
やはり口の肥えた年配の皆様には若い濃い系のワインよりもこの手合いの薄甘ワインの方が良いようだ。
こりゃあ、これから高くつきそうな。

鍋をつつき始める前に、これは呑み終わり。続けて、私はフィンランディアのアイスド・ボトルをオン・ザ・ロックスにして。
やはりこのフィンランディア、甘トロで美味し。

フィンランディアの次は、尽忠見舞いの熨斗紙つきの頂き物、ハイランドの珍酒(と言えば叱られそうだが)グレンゴイン10YOを。ピンボケ失礼。


これまた、オン・ザ・ロックスで。以前も書いたが、これはノン・ピートの主張の強くない部類のシングル・モルトである。
要は、ピート焚いてモルトを乾かさないので、スコッチと言うよりは、カナディアンウィスキーみたいにさらっとした、
ピート(沃土)香のしないウィスキー。ピート香を愛する、アイラLOVERの私には物足りなく、
拙宅では冷凍庫に突っ込んで雑穀スピリッツ扱い、ストレートで吞んでいる(モルトファンにはしばき倒されそうな扱いだ)。

ただこのグレンゴイン、他の隊員からはすこぶる好評でいかに日本人の舌が繊細かを再確認させられたという訳。
つうことは、私が味音痴ということか…いやいや。

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