2013年4月5日金曜日

近藤亭 きっしゅや のQUICHEと ERNEST PRESS GEWURTZTRAMINER 2011

大阪に帰ってくる。家人が諸々準備してくれていたのでそれを肴に家人のワインを。


神戸北野まで家人はスパイスを買いに行っていたらしく、その帰りがてらにきっしゅやのキッシュを買ってきたとのこと。これに、アルザスのゲヴュルツ・トラミナーを併せたかったんだとか。
ということなので、まず一本目はERNEST PREISS GEWURZTRAMINER 2011を。ソムリエ教本ばりのマリアージュお題目だな。


うーん、よい!特徴的なライチ、桃に始まり、少々トロピカルなパイナップルまでいかないものの、パパイヤ系の酵素含みな南国果実も含まれ、華やか。2000円UDでこれは、良い。
やはりアルザス然り、ドイツ含む北限区域の白は余り外れがないね。
でもって、キッシュとのマリアージュは言わずもがな。特にホウレンソウのキッシュは、ゲヴュルツの含む酵素ニュアンスが相乗効果で大変丸。

これで〆ても良かったんだが、家人がもう一本呑みましょうよと言うことなので、引き続きお相伴にあずかる。MONEFERRATOのBARBERA。


カルドゥッチの「美酒バルベーラ、飲むほどに、嵐に立ち向い、海に独りさまよう思い」の詩にもうたわれるバルベラは、私の好きなイタリアの葡萄品種の一つでもあるのだが、、、このバルベラは嵐に立ち向かうのが、かなり困難なくらい荒々しいタンニン。
家人は好きなタイプの赤の様で、かつかつと一人呑み進めていた。

やはり、美味しい食事にはワインが良いし、美味しいワインには食事が必要なのであった。
家人殿御中、ほとんど大阪に居ず作り甲斐が無いとは存じますが、
めげずに何卒よろしくお願い申し上げます。ということで、家人に合掌しながら就寝。

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