2013年4月1日月曜日

麻布にて HOSPICES DE BEAUNE POMMARD CUVEE DAMES DE LA CHARITE 2003

今日は東京。海外からの客人と新橋で食事した後、麻布へ移動してワインを。
ローノワ・ブラン・ド・ブラン・スペシャル・クラブ2004で仕切り直し。
これに至るまでに既に、ビールやらハイボールやら日本酒やら、ごちゃ混ぜで吞んで結構な酩酊だが、この美しき泡を頂けば、しっかり目が覚めた。

但しVTは拙宅セラー定番の2002に比べるとやや若いこともあってか、酸が際立っていた。
やはり2年差だが、ここには大きな差があるのね。


で、客人が自国以外ならブルゴーニュの赤が好きということだったので、オスピス・ド・ボーヌのポマール・キュベ・ダム・ド・ラ・シャリテ2003を。
凄い色味だな。濃いなぁ。糖度、粘度共に高そうなのが、サーブされてる風景だけでもよくわかる。
もともとポマールは、ワインのテイスティング余興などで、意地悪問題で供されることがよくある、アペラシオンだが、そんなことを差し引いても濃いねぇ。
香りも暴力的なまでに力強い黒系果実3色程、ペイント・ブラック。甘いチョコレートの香までしてしまってます。

一口吞めば、予測の範囲を超えてはいかないものの、強烈な甘味とタンニンと、そこに埋没してしまっているが決して少なくはない酸と、そこにフィネスがあるので辛うじてブルゴーニュと判るものの、この微妙なニュアンスが分からなければ、ニューワールドの高額ピノと変わらないかもしれない。

美味いが、これは3日目くらいに飲むべき赤。そんな麻布の夜であった。

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