2013年2月7日木曜日

4 VIN? VINO? ~ Domaine Georges Noellat Bourgogne rouge 10


今日もハードだったが、無理やりではあるものの帰阪の目途がついた。という訳と、出張酒庫を何としても空にして帰るんだという、大変卑しい根性とで、のっけからワインをしっかり呑む気満々で、夕宴開始。

先ず今回持ち込みの中では、中々な部類に属するDomaine Georges Noellat BRG R2010、ジョルジュ・ノエラのブルゴーニュ・ルージュ2010から。

おぉっと、ヴォーヌ・ロマネの香がしてるじゃないの。ここのリジョナルはデクラッセだったかしら?これはかなりいい線行っているリジョナル赤だわい。たかだか並ブルなんだけれども、ちゃんとコアがあって、あのヴォーヌ・ロマネ特有の野性味ある香が乗っているのが素晴らしい。了年ヴィンテージで若いこともあって、並ブルにはないくらいタンニンが荒々しいのと、ちょっと私的には甘味が足りなかったのが惜しいところだが、他のワイン組からはすこぶる好評。

呑み終わったころにボチボチ、鮭のバター焼きが出来上がってくる。

つまみながら、あまり合わなさそうな次のボトルを抜栓。この記しでも過去数度報告している、イタリアのトスカーナ赤 イルブルキーノを。


これは、先のボトルなんかと同じくらいの値段(2-3千円)だが、かなり対照的。美味しいのは美味しいけど、チェイサーグラス片手に吞むくらいじゃないと、濃すぎて呑み疲れしてしまう感じ。それでも、合わない鮭と一緒にガンガン呑んでいきます。
2本目が空くころには、中々火の通らなかったじゃが芋がバターを伴って、皿に移動。

それに伴い、2本目より更に濃くないと割に合わんよなということで、チリのアキタニアを抜栓。3本目ですね。このアキタニアも過去この記で何度か登場しているボルドーのスーパーセカンド、コスデス・トゥルネルのプラッツ氏がチリで手掛けているジョイント・ベンチャー・ワイン。コスト・パフォーマンス高く裏切らないワインだ。

ただ、見込み違いだったようで、アキタニアよりも2本目のトスカーナの方が濃く、カベソにも関わらずかなり酸を感じる。まあ、それでもバランスと言う部分においては、2本目よりも洗練された印象で、やはり美味しい。

で、3本目も空いてしまったので、次はオマケの一本といった感じで抜栓の、ルシアン・ボワイヨのこれもリジョナル、並ブル。うーん、シャバシャバである。ビンテージのせいと、呑んだ順番もあるのかもしれないが、1本目のジョルジュ・ノエラとの差が歴然で痛い。
などと文句言いつつも、しっかりこれも呑み切って、ワイン4本空瓶だ。

こうして改めて空瓶並べてみると、えらく沢山呑んだような気がしなくもないが、なんの宅で家人と吞むときは2人で3本は開けてるんだものなぁ。全然呑み足りないので、この後はカツカツとフィンランディアのソーダ割りを呑み続けたのであった。

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