2012年11月7日水曜日

G様とLUCE 2007

日本に久しぶりに帰っていらっしゃったG様ご夫妻と天満呑み。心斎橋でご夫妻とは合流させていただき、いつものワイン屋さんで、マニア店員氏と相談しながら晩に天満で呑むワインを選定。

本当は最近選り好みしている、鶏屋の山根に行こうと考えていたが、お付き合いの多いG様は昨晩が鶏だったらしく、そしたら私の行きつけにしましょうということで、いつものベビに行くこととした。

ティオペペを少々いただいた後、葡萄酒。
イタリアでもワイナリー踏破していらっしゃるG様に選んでいただいた白はこれ。マンゾーニのピエモンテ・ランゲ・シャルドネ(!)。ご存じバローロ・ボーイズのマンゾーニの白。


流石、良い。モンラッシャお好きなG様(況や私)もご満足のご様子。良い熟成感が出てきており、丸みを持った優しさと温もりは、モンラッシェより、ムルソーに近い気がしなくもない。いずれにせよ、むせ返るような樽香に負けず劣らず、重心の低い安定した液質で濃厚で重厚、そして余韻も長大な良い白。出だし好調也。

半会食につき、ぱしゃぱしゃ写真も憚られ、食事の写真はなし。で、2本目は超久しぶりの、、、
ルーチェ。ワイン屋さんでは、ピエモンテ以外で行きましょうと、諸々物色して最終的に、やっぱりルーチェ美味しいですものね、、、ということで。


まだまだ、若く力強い粗さが残るルーチェではあったが、やはり美味い。あまり気難しい顔をして呑む手のものではなく、ひたすらそのエチケットのごとく明るいワインである。
濃いガーネット、強い粘性、黒系果実、やや酸高、少々粗いタンニン。

世界中のミシュラン星付を回られて、「食傷」と言ってのけられるG様にもベビの味は気に入っていただけたよう。ベビの後は最近私のお決まりのソースによって、ロンサカパ23YO・バカルディ8YO・モルガン船長を呑み比べつ、お好み焼きミックス玉をつついて中〆。

その後、止せばよいのに満足の呑みNIGHTだったからと、半ば強引に天五屋の2階にお二人引っ張って、マティーニに白焼きに。



目当てのオールド・ボトル・マスターは下に出ていらっしゃるらしく、最後の最後で少々肩すかしを感じつつ本日は〆と相成った。


G様いつもお忙しい中、お付き合い頂戴してありがとうございます。そして美酒に合掌。

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