2012年11月6日火曜日

CHATEAU DU TRIGNON PLAN DE DIEU CONTES-DU-RHONE VILLAGES 2006

今宵の酒はこれ。たまにぼちぼち呑んでる、キヨ・ファミリーのローヌ丘村名。


良いローヌの古酒にありがちな、黒糖香が心地よく立ち上る。
ローヌは個人的には非常に好き。だが、なかなか呑む時期が難しいワインな気がする。
というのも、確かに良酒を造るとされる生産者のものを20-30年ほどおいて置けば、10中8、9美味しく呑めるのであろうが、ご存知私は、イラチの損気短気で典型的な早呑み。短気以上にそんな財力がないだけなんだけれど。
ローヌの3000円クラス未満の赤ワインを早呑みに開けて呑むと、抜栓直後はそれなりに甘くて美味しいのだが、ローヌ特有?の熟成香たる黒糖香がなく少々物足りない、そして往々にして直ぐにクローズして、アフターが滅茶苦茶渋い。ことが多い。
が、このキヨのトリニョンは裾もの安物ということも相まって2006年で中々に良い熟成感を出してきているのである。2009はフレッシュでよかったが、2006は落ち着いていて尚のこと良い。


こういう、和風の醤油甘辛の肴にも会うのが、ローヌの裾ものの良いところ。


もちろんこの手のローストビーフにも。
1本空いた後は、モルガン船長のライム・チョイソを1杯。

中々お安く満足の晩酌になったのであった。

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