2012年7月27日金曜日

A.CHRISTMANN IDIG riesling GG 2005-2

とても嬉しいことが続いた一日。

さて昨日の続きのクリストマン醸造所のイディック(モノポール)・リースリング特級を。
昨日、不覚にも呑みきれずに置いていた、デキャンタの残を半ば「無理やろな」の心境で呑む。


が、これが凄いんだな。桃のようなニュアンスが出てきており、さながらハルプ・トロッケンばりの糖が。これが、良い!辛口としてこれでよいのかと問われると、疑問符がつくが、なんとも言えない滋味にあふれ、温かい命を感じる。

最近頻出定番の生春巻きなんかと併せても、この甘味がくどくないのが不思議だ。


そんなデキャンタ分はグラス1杯半で終わり、この後は例の如く2晩目ボトルの検証に。



いい色だ。昨晩はパイナップルのフレッシュさが先行したが、今宵は顕著なのがパパイヤだ。どちらも酵素系トロピカルフルーツなんだが、パパイヤの方がグレードが上かな…私の中では(勿論、ワインの表現においてである)。昨日とる事ができなかった、ニュアンスが一晩置いてよい感じにほぐれた隙間からにじみ出ている。良いねぇ。ミネラルが大変強い。残1/3だったため、比較的すぐ呑了してしまった。


このあと、家人が少し呑み足りないわね、と言うのでXYZをオン・ザ・ロックスで。夏の夜にはこう言う柑橘系のフレーヴァーの美しいカクテルが似合う。丁度良い酒量で、本日呑み上がり。

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