2012年6月25日月曜日

Pay homage to Mr.Taikomochi ~ HUDELOT NOELLAT VOUGEOT 1er CRU LES PETITS VOUGEOT 09

今日は翼を授けられた一日。そりゃ、5年越しのファンレター出して当人から返礼のお便り頂いたら誰でも嬉しいでしょうが。そう、巨匠taikomochi先生より、お返事いただいたのだ。

私がBLOGを始めたのは、右記「敬服」のtaikomochi先生のBLOGがきっかけである。もともと今から遡ること5年以上前、事ある毎呑んだ酒(特に20代前半の当時は焼酎が多かった)、その他調べるにつけ出てくるのが先生のBLOG。

そして、美麗な綴りと画像で見る者を魅了する。

小生アナログでは中学生の頃より、かれこれ20年弱日記は付けてきているのだが、デジタルのその手のツールに余り魅力を感じられず、世間がブログだSNSだと騒ぎ立てるのを横目に、鉛筆で日記を綴ってきた手合いだ。

そんな私が、「あ、素敵」と見入られ、観察者として毎日upされるblogを拝読し続け、終いには備忘という建前を後ろ盾にblogを始められたのは、すべてはこのtaikomochi先生のblogが由縁なのである。

そんな先生が昨日誕生日ということで、本来昨年11月に手前勝手始めたblogが、何とか一年続けばご報告をと思っていたのを半年近くフライングでコメント差し上げた次第。

当然、お忙しい御身である事はblogの端々から汲み取れるわけで、お返事など露ほども期待していなかったのだが…頂いてしまいました。嬉しくて、朝から小躍りだ。

さて、珍しく前置きが超長くなったが、そんな凡人には特別な日。ちょっとお祝い?に良いもの呑まなきゃ。と言う訳で。これ。



家人はオバンザイと言ってるにも拘らず…

その前にまず、いつものハウス泡4Bから始め。


流石に飽きてきたねと家人と話す。まあ、でも不味い発泡酒呑む事考えれば丸でしょ?一本の価格が発泡酒のケース価格であること考えると?だが。

さてその泡の後、勝手に祝杯。お気に入り生産者のアラン・ユドロ・ノエラのヴージョ1級プティ・ヴージョ2009を。

抜栓即のグラスは、やや堅さとタンニン、ホコリっぽさを前面に感じるものであったが、20分もするとグラスの中で開いてくる。まずは小振りな薔薇、大きく開花したニオイ・スミレ、カシス、ダークチェリー、プラム、苔桃。赤系果実と黒系果実の微妙なバランスでの共存。スワーリングすると、バニラ、紙巻タバコや腐葉土、若干のラムネ様のミネラル香も。下生えの青い匂いが、「全く」しないのは、2009年の大いなるヴィンテージ・アドヴァンテージか。


例の如く、短気損気の私はデキャンタ使用してしまう。ドーピング的に香・色・味共に良くなった。良い色でしょ。今年に入って呑んだピノの中ではドイツのマイヤー・ネーケルに迫る。




甘味、酸味、渋味。ワインに求められる肝要な点が「バランス」の4文字に集約されることを強く再認識させられながら、この1級ヴージョが皿のゴーヤ(苦味)と熟成の若いゴーダ(フレッシュネスと麝香)によく合うことを実地で意識させられる。マリアージュね。

何せ、発泡酒ケース価格の>クレマンのケース価格の>ブルゴーニュ赤1本を零時すぎから開け呑みするのは、やはり明らかに賢明ではないよう。

今宵は「お祝い」なので、許してたもれ。

結局、2本。呑みすぎ也。おぉい、明日も早いぞ。はよ、寝よ。

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