2012年4月16日月曜日

Ottes Lorcher Kapellenberg Spatburgunder trocken 08

部下の中国人の日本語教育をどうしたら円滑に進めいくかを、日がな一日考えて気づけば夜餐の時間だ。


このセンスの無い写真だが、頗る旨かった。真烏賊素麺のジェノベーゼソース和え。素晴らしい。ろくな白ワインが無く、また明日検証予定のモーゼルのリースリングを開ける蛮勇も無く、結局料理酒兼用のチリの白ワインと一緒に。ワインとの相性は兎も角として、肴は素晴らしい。ドイツ特級のリースリングか、NZ辺りの派手なシャルドネが欲しくなるそんなアテで御座い。

続いてホタテと大葉のヨーグルトソース和え。残念ながら、これしきの酒量に因る酔いでたがが外れることなく先ほどのチリSBを引きずる。肴に失礼な様相。


家人がキッチンで仕込している間、こんこん呑むのも忍びなく「アインシュタインの150の言葉」なる怪しげな傑作格言集もどきの書を読みながら。速読できる私なので、120頁程度の格言集、一皿待つ20分ほどの間に読了。なかなか面白く読む。



でその後抜栓だけしておいた、最近生産者贔屓のOttesのシュペートブルグンダーを。destockのワインで、えらく安く購入できた。元の販売価格なら一本3000円近いワインだ。して、お味は。
…旨い!!!ステンレス・マセレーション故、化粧云々無しの直球勝負。なんて甘美な。
ダースのBITを入れていたが、買い決定で。
このピノと併せて、絶妙の焼き加減の手羽先。敢えてのオーブンでなくフライパン使用なのだとか。確かに香ばしさが郷愁を誘う美味しさである。独ピノの儚く繊細な鉛筆の削り節のニュアンスと相まって、あぁ、すっかり満足のピノナイトで夜が更けて行く。

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