2013年1月20日日曜日

CHATEAU BEL-AIR-OUY 1999

今宵、土曜晩ということもあり、端から呑む気である。また、新人のMOC氏の調理レベル試験ということもあり、MOC氏を除けば誰も調理の必要もなし。


ということで、まず私の出張酒庫からモンペラのデスパーニュが醸す、リオン・ボーリュー2009から。
久しぶりのBOR白。このワインは若かりし頃の仕事で因縁深い、個人的にも思い出深いワイン。
随分久方に呑んだが、幻滅させられることなく、このデイリー価格帯にしてこの厚みは○だろう。


ワインに合うかは別として、こんな感じのや味噌汁や鰤を焼いていただいたり。久しぶりに家庭的なちゃんとした食事を食べさせていただいた感強し。


この後、MOC氏より持ち込みのベル・エールウィーの1999年!をご提供いただく。山梨に来て初めての特級ワイン。GRAND CRU。しかも99年ですよ。ボルドーにおいては、特段強くも弱くもない年だが、逆にそれを以て熟成感は良かろうと。

して、抜栓するとうーん良い。早熟メルロの良い香り。やはりこの熟成香は何者にも代えがたく、嗅いでいるだけでシアワセな心持にさせられるのである。

以前これの一つ上のCUVEEを山梨で呑んだ時は、若いこともあり超が付くくらい渋いもので、皆を閉口させたものだが、今回のこれは皆否応なし一応に納得させられる。

カシス、プラム、ダークチェリー、丁子、甘草、ブラック・ペッパーに、ブーケはバニラ、モカ、そして熟成の甘やかな香。合う肴があれば尚の事良かったが、この熟成BORは濃く甘く当然の様に、単体で一つの簡潔ワインとなっているのである。

夢見心地でカツカツ呑んで、気付けばボトルが1本空いている。


饗も乗って、結局この後本日スーパーで買ったばかりの角瓶が1本なくなり、気づけば午前4時前。明日は休みといえど、中々しんどそうだぞ、これ。

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