2012年5月7日月曜日

LES GEMARELLES Chateauneuf-du-Pape blanc 08

ここ数日の失敗を踏襲せず、今宵は薬服用せずに夜餐に臨む。てか、まだ風邪治らんのかい。


先ず、家人の買ってきたファルツのリースリング トロッケン2010をウェイティングに呑む。しばらくご無沙汰していたリースリングだけあって、こんな安ワインでも大変美味しい気がする。


ボチボチ出てくる肴と併せ水のように呑む。お、酔わない。やはり、風邪薬が悪かったのだ。当たり前か。


サーモンとケーパー。シンプルに美味しい。


肴が揃った時点で、昨晩呑みそびれた標題ヌフ・デュ・パープの白を。久しぶりのヌフパプ・ブラン。
強烈なアルコールと粘性。まだ若く緑がかった黄色だ。
香りは、抜栓直後は?ペトロール?と錯覚するような草をアルコール溶液に抽出したようなモワンとしたものを感じる。その後、この香りは落ち着き、顕著に昇り立ってくるのがハッカの香り。鼻が通りそう。

先に飲んだリースリングとの対比でも、酸は十分。エキス分が濃いだけだともっさりしがちなこの手合いだが、しっかりした酸に支えられ美味しい。肴たちは概ね生魚が多かったので、これに合うものは少なかったが独立性の高い薬草リキュールのような白。
結構満足の内に呑み上がったのであった。

0 件のコメント:

コメントを投稿