2013年1月1日火曜日

元旦 特級

謹賀新年。本年も当記を宜しくお願い申し上げます。

さて、元旦。一年の計は元旦にありと言うことで、午前中は優等生らしく向こう3ヶ月の仕事の計画をoutputしてみたり。

まあ、その後はと言えば、新聞を隅からすみ迄読んでみたり、書庫に置いてあるテルマエロマエを読んでみたり。

気付けば、夕食の時間に。


我が家は、関西には珍しく青海鼠。青を食べなれているので、赤は柔らかすぎて私にはあわない。


新年の乾杯にと、ファルツ ブールのリースリング ゼクトb,A 2006。飴色の熟成色。06にしては行きすぎの様相なので、ヒートを危ぶむが、何のなんの。
やや、コアが落ちぎみではあったが低空飛行のグライダーの如く、シュッと空を切っていくような鋭い酸と、グレープフルーツ様のミネラルと、悪くない。

ここで、次のwineも開けておこう、と抜栓したのがよくなかった、、、

抜いたのは、同じくブールのシュペートブルグンダー2009、これは問題なかったんだ。問題はもう一本の方。カミュのシャルム シャンベルタン1999。コルクにスクリューを打ち込む瞬間、嫌な予感が。硬い。

先日クリスマスの時に、開けてフクイクたる時間を提供してくれた、例のシャルムで、cellarに残っていた1本をひっつかんで持ってきたのだが。


引っ張りすぎって?そう、ブショネ。
ぐ、、、年始早々幸先悪いぞ。悪すぎる。去年一年は、wineの連れ合いにも感心されるくらい、ブショネ遭遇率が低い私だったのだが。よりにもよって、BRG特級のグレイトVTで、ブションとはね。トホホ。

ここで、私の異常な落胆ぶりに親兄弟には、心配迄された程だが、wine偏愛者以外には、ほぼ理解されない反応なのであろう。

まあ、程なく平静を取戻し、ブールのシュペートブルグンダーを楽しんだんだが。

そうよ、年始の御神籤で、大凶ひいてしまったと思えば良いのである。今年ここからwineに関しては下がる余地なしと。

この後口直しに、レミーマルタンのXO 1erクリュを。ほら、早速向上だ。

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