2012年7月13日金曜日

CAVE DE LUGNY Cremant de Bourgogne Rose BRUT

日本は亜熱帯気候の夏の筈だが…、これはもう明らかにタイとかインドネシアとか、その辺りの熱帯気候のそれである。蒸し風呂の中を平泳ぎで泳いでいるような、そんな錯覚に陥ること暫しの本日であった。


そんな熱帯夜に相応しく、今日は生春巻きと聞いており、私の中では生春巻き>ベトナム>アジア>混沌>ロゼと拡大解釈され、聞いたその時より今宵は是が非でもロゼを呑むのだ!と心に決めて酒席に挑んだのであった。



最近贔屓と言うか、宅の泡と白の定番ハウスワイン化しているカーヴ・ド・ルーニーの醸すロゼ。前にも書いたがロゼと言う半端で軟派な位置づけのワインで未だかつて心より満足させられた記憶が無いのだが、遠い前回プロヴァンスのロゼ(スティル)でそれなりに満足した経験もあり、ルーニー程の優良生産者ならもしかして、私にまた別次元の酒の愉しみを教えてくれるかも、なんて助平心で手を出したわけである。

惨敗…。やはりロゼはどこまで行っても、視覚で楽しむが8割なのか。これはガメもアッサンブラージュされておるね。下卑た匂いが鼻につく。

呑み雑食のさんちゃごには珍しく、半分残す。ルーニーの名誉のために脚注入れておくと、決してクオリティーの低いロゼ泡なのではなく、私個人がロゼが好きでないというだけのこと。


今宵はこのロゼ泡のあと、シュペートブルグンダに移行する予定だったが、余りにも泡不完全燃焼につき、パーフェクトに近い泡である角ハイで口直しして、今宵は呑みあがり。計らずも比較的少ない飲酒量。

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