2012年6月10日日曜日

Domaine Marc Jomain Puligny Montrachet 09

昼間は淀屋橋ODONAなどに行く。
さて、昨晩は控えめな酒席だったので、今宵は飲むぞと。
今日はこれ。

その前に、バイオレット・フィズを呑んで皿待ち。家人が好きで、パルフェタムールの減りが早いのである。

一皿目、エリンギのバターソテー。角ハイと。


はい、次。標題、マルク・ジョマンのピュリニー・モンラッシェ09。開けたて、冷え冷えのこれは酸不足、ミネラルは比較的冷涼。村名らしい、フレッシュネス。ちょいと冷えすぎとのことで、ゆっくり呑むことに。


すりたてのパルマDOPやら、フロマージュやら。今宵の白に合い。
1時間くらいして、温度も落ちついてくるとこのピュリニー・モンラッシェは良い具合に上位キュヴェの片鱗がパレットの端っこの方に現れてきた。なかなかの満足、美味しいじゃないか。

この後、先日のG様よりミッション仕っていた、Japanese Kome Sho-tyuをテイスティング。結構真面目にモレスキンを2ページフルに埋めるくらい、テイスティング・コメントを書き込み。


さんちゃごコメント:

バニラ・メロン他、吟醸酒特有の吟醸香が特に顕著。酵母の香りも。
アルコールの香りはかなり控えめ。口に含んだ後の揮発香が華やかなので、マールなど葡萄由来の蒸留酒に通ずるものがある。
上質のアクアヴィット(じゃがいもの)とも。和風よりは洋風のニュアンスを多く感じさせる。
国産米焼酎に多くありがちな粗野で雑味が目立つ印象は薄く。一貫して儚い(良い意味で)印象。女酒である。


今回スコッチ・シングルモルト用のテイスティング・グラスを使用したので取ることのできた香りは多かったが、比較で使用したショットグラス(バカラ)では取ることの出来ないニュアンスが多い。
繊細。サーヴには薄いグラスが良いかと。


割烹風の日本料理屋で食前酒・食後酒として供することが出来そう。日本酒の延長にあるこの焼酎なので、欧米人には受けそうである。バックレーベルにあるとおり、マティーニも彷彿とするのが不思議なところ。



と、この後家人が作りすぎたという山盛りのシャーベットもどきを食して本日は呑み上がり。

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