2012年3月13日火曜日

ROCCA DI FRASSINELLO POGGIO ALLA GUARDIA 05

ラフィットとカステラーレのジョイントベンチャーで2000年に始まった、ロッカ・ディ・フラッシネッロの3rdラベルのポッジオ・アッラ・グアルディアの2005年VT。
そろそろ飲み頃迎えつつあるやろ、と抜栓。
デキャンタージュの最後の方は酒石酸の透明な結晶がサラサラと。
芳香も落ち着き、熟成感が感じられるブーケ。色合いも、いつも呑んでる若いワイン達と違い、煉瓦色がエッジに見え隠れ。
ちと白ワイン向けな皿たちですが、「さんちゃご君、イタリアでは赤も白もない、美味いと思うものが正解なんだよ」とは先日ご一緒した海外が商売のフィールドの社長の言、これ然り。

やっぱ古酒(というには若いですが)の熟成感は何にも代えがたい、そして得がたい至福です。
タンニンが旨味に変わり、この独特の甘い味わい。
色んなことをひと時忘れて、この幸せな一本と寄り添った一夜。
そして真剣にロングフレッシュを新調せねば…と感じた、「危険」な一夜でもありました。
合掌。

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