2012年2月22日水曜日

DOMAINE PERROT-MINOT GEVREY-CHAMBERTIN 2009

昼は西天満の名店Pizzeria Va Boooより石釜焼きのマルゲリータとマリナーラをテイクアウト。
これ幾らでしょう?
なんと500円!Va Boooの特にマルゲリータは絶品です。トマトにこだわり、モツァレラにこだわり、そして薪にこだわり(おじいさんが軽トラに薪を大量に載せて納品にくる)。なにより、本来ナポリpizzaは気軽に食べる庶民フードという強い信念でやっておられます。
そんな信条に共感し?いや単に美味しくて安いからか…結構な頻度でランチをテイクアウトしに行きます。BOX台は別途100円。何せ毎度大満足で、休日の昼に彩りを添えてくれてます。今回もご多聞に漏れず、昨日の残りのローヌと好相性。その前に、ハートランドも呑む。

本日さんちゃごコレクションperrot minotのジュブレシャンベルタンを開けるということで、昼から晩飯どうするかで討議。

まあ、すぐ呑めるもんでもないし、抜栓してデキャンタせなあかんので、グラステイスティングしてから決めよか、と言うことで抜栓。すごい芳香。デキャンタして読み取ったノートがこれ。
真剣にRODHIAに書き連ねましたよ。バター・トリュフ・大地香・腐葉土・牛乳(牛舎・牧場)・獣香・すみれ・キャラメル・塩。テイスティングは香の余りの余韻からはやや馬力の弱さを感じたものの、良質なG-CHのお手本のようなフィネス。

家人は作るもの決めたようなので、一緒に天満橋の「フロマージュ天満橋店」にチーズを仕入れに。
世界チーズ商会株式会社http://www.sekai-cheese.co.jp/
店員さんがチーズに愛情を注いでいるのがよくわかる素敵な方で、結構長居してかなりの種類試食させていただきました。合掌。
結局、G-CHと言えば、同じ村で作られているエポワスかなぁなどと物色最中、たまたま店長さんがカットされているエポワスを試食させていただき、先ほどのG-CHテイスティングの大地香と同じものを嗅ぎ取り即決でこれを購入。

早速夕食。メインは鶏肉のレーズン・オレンジ・赤ワインソース和え。きりっと効いたオレンジの酸とレーズンの葡萄由来の甘みと、まさしくブルゴーニュのジュブレ・シャンベルタンの為のような一皿。
いと素晴らし。

ペロミノG-CHのバックレーベル。ボトリングがたったの8532本ですか(ハーフ36本)。貴重です。

余りに美味しいので、G-CHは2回に分けて。間にスペインのリベラデルドゥエロを挟みます。これはこれでポテンシャルの高いワインですが、G-CHの圧倒的な存在感の前にやや存在感薄し。
鱈腹になってしまったので、エポワス食べる前にちょいと消化助けましょう、ということで愛用のマキネッタでエスプレッソを沸かす。
この後小休止で、勿体の付いたエポワスを。多くは語るまい。「同郷の男と女が出会った」そんなしっくりくるマリアージュ。良い時間でした。下衆な話ですが、1/4ポーション(約65グラム)1800円て高いよね。安いワイン2本は買えちまう。

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